幼子3人置いて出ていった夫。現実こそが本当の姿

(回答者に交代)

伊藤恵子:
あのおう、あなたとしても、もう、そのお、(夫の)病気が治れば、戻ってくるのを待つ気なのか、あなたの気持の中でね。

相談者:
はい。

伊藤恵子:
それとも、そのお、病気というのは、一つの口実でしかなくて、・・

相談者:
うん。

伊藤恵子:
実は、そのおう、(夫が)実家に戻りたいと、(夫が)あなたともいるのは嫌だと、こういうことなのか、なあと、(相談者が)捉えているのか、どうなのかしら?

相談者:
うーん、でも、主人はもう、帰りたいのかなあ、っていうふうに、もう、なってます。

伊藤恵子:
帰りたいって、どこにですか?

相談者:
あ、あのお、実家の方に。

伊藤恵子:
実家にね。

相談者:
はい。

伊藤恵子:
で、実家・・に・・居たいと。
で、あなたは実家に・・夫の実家に、一緒に暮らすのは嫌だ。

相談者:
うっ、ま、そうですね。

伊藤恵子:
それで、そういった形態の2人・・の、生活の・・相容れない、問題ですよね?
で、そこは譲れないとなると・・やっぱり、なかなか、ご一緒に、やっていくことは難しいわね。

相談者:
んん・・はい。

伊藤恵子:
それで、じゃあ、子供は3人いらっしゃるし、・・

相談者:
はい。

伊藤恵子:
どうやって、生活していくっていうことになるのかな?
もし・・あなたは自分で子供を育てたい?

相談者:
はい。

伊藤恵子:
となると、・・どうやって育てていきますか?

相談者:
3人とも、あの、保育園に、今、通いだして・・これから・・私も・・仕事を探そう・・としていた・・矢先・・の出来事だったんで・・あの、私としては、子どもが保育園に通っているので、・・

伊藤恵子:
はい。

相談者:
あのお、仕事・・を、探していこうと、いう段階にいて、・・

伊藤恵子:
はい。

相談者:
で、主人も実家に・・今、行っていて・・まだ、仕事には就いていなくて、・・

伊藤恵子:
はい。

相談者:
今、探してるっていうような状態・・

伊藤恵子:
なんですか?

相談者:
はい。

伊藤恵子:
とりあえず、あなたも頑張るということで、仕事を見つけて、それで、まあ、やっていこうと・・なら、それはそれで、一つの選択だろうな、って思いますね。

相談者:
あ、はい。

伊藤恵子:
でも、なかなか大変なことよね。

相談者:
そうですねえ。

伊藤恵子:
うん。
お住まいも・・これ、なんか、借りてる、ってことなのかしら。

相談者:
あのお、今の住まいは、主人の名義で・・あのお、持ち家というか、マンション、に今居て、・・

伊藤恵子:
はい。

相談者:
そこに居て・・私たちは、そこに居るんですけど・・ま、主人だけ実家に帰ってしまって、ローンだけが残っていて、っていう状態ですね。

伊藤恵子:
ええ。
じゃ、まあ、どうやって生活していくかって・・一つは、財産は・・そうすると、ご主人名義のマンションがあるわけね?

相談者:
はい、そうです。

伊藤恵子:
それ以外にも預金とか色々ありますか?

相談者:
あの、子どもの・・預金・・

伊藤恵子:
子どもの色々な、名義で、預金をしてらした分があると。

相談者:
はい。

伊藤恵子:
こういうことですね。
でも、まあ、それでぇ、なかなか、生活していくのは、どうなってくるかっていうのは、あると思うんですけれども・・。

相談者:
はい。

伊藤恵子:
ちょっと、財産関係をどうするか、あなたも住まいがあれば、だいぶ違うけれど・・住まいから借りてっていうことになると、相当な負担になりますよね。

相談者:
うーん。

伊藤恵子:
だから、まあ、養育の一旦として・・ご主人に、そのお、家を譲ってもらって、ローンは払ってもらって、ていう形で、住む場所を確保して。

相談者:
はい。

伊藤恵子:
でえ、収入に応じた形で、養育費を貰える形になれれば、一番理想的な形でしょうね。

相談者:
そうですねえ。

伊藤恵子:
うん。
これは、なかなか、双方で話し合いで、決めていかないと、ならないことだろうと思うし・・現に今、ご主人が仕事がない、ということだとね、なかなかやっていくのは大変かもしれない。

相談者:
・・

伊藤恵子:
うん。
で、その次に、離婚、別居、どっちにしても生活というのがありますから、

相談者:
はい。

伊藤恵子:
別居の場合は、婚姻費用という形で、夫から、出してもらうし、離婚してしまえば、今度は、養育費として、渡してもらうと。
こういう形になってくると思いますので、

相談者:
はい。

伊藤恵子:
で、お子さんの親権に問題がね、どうなるかっていう。
これは、彼が譲らない、って形で、あなたも譲らないと、いうことになれば、ま、裁判所で、決めてもらうと、最終的にはね、こともあり得るわけでしょ。

だから、調停をやったり・・その中で、裁判所の方でも、色々と調査官の調査を入れてもらったりしながら、決めていく・・ただ、基本的にはお子さんたちの今の環境を動かすということはしない。
それの方が、子どもにとっては安定的になれると。

相談者:
あ、そう・・

伊藤恵子:
いうことだと・・一般には、思われます。

相談者:
ああ、なるほど。

伊藤恵子:
それと、お子さんが小さいですね。

相談者:
はい。

伊藤恵子:
主に、あなたが、ずっとお子さんたちの面倒看てきてる。

相談者:
はい、そうです。

伊藤恵子:
わけですね。
だから、基本的には、親権はあなたで、という形になる、・・

相談者:
ああ、そうなんですね。

伊藤恵子:
と、思われます。

相談者:
なるほど。

伊藤恵子:
ただ、色々、母子家庭になれば、また、なった形で、色んな援助は受けられるということはあると思いますけどね。

相談者:
あ、はい。

伊藤恵子:
で、そういった要素も考えなくちゃならないけど・・どうも・・出ていっちゃったわあ、ということだけじゃなくって、・・

相談者:
うん。

伊藤恵子:
子どもの将来を含めて、ほんとに、ここで、離婚していいのか、っていうところも、よくお考えになって、決めなくちゃいけない。
で、当座すぐに離婚に至らないんだったら、別居にある条件を、キッチリすると。

相談者:
うんん。

伊藤恵子:
いうことだと思うんですよ。

相談者:
そうですねぇ。
分かりました。

(再びパーソナリティ)


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