400万で自殺未遂? 依存的敵意を自覚せよ。

(回答者に交代)

森田浩一郎:
もしもし。

相談者:
あ、大変申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

森田浩一郎:
どうも。
随分、苦しみだけどね。
あなた、とってもいい人なんですよね、いいですか?

相談者:
はい。

森田浩一郎:
だけど、社会の常識から言うとね、僕は判断するとね、人生って言うのは、すごく思い違いがあるんですよ。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
400万っていうのが・・この原点から、話が続き出したんだけれども、・・

相談者:
はい。

森田浩一郎:
僕は、自分(相談者)が無かったか、どうか知らないけど、お母さんから、金借りて、・・

相談者:
そうですね、ま、そんときは無かったもんですから。

森田浩一郎:
それはあれでしょう?、会社のために使ったってことは、あんたも知ってんでしょう?

相談者:
そうです、はい。

森田浩一郎:
そりゃあ、あなた、もおう、工場長から社長になれば、貸した、って言うけど・・自分の会社に・・大変だから、つぎ込んだって感じに・・僕はとれるんだよな。

相談者:
ああ、はい。

森田浩一郎:
で、そのお、親分である先輩の方は、もう、軽く・・そんなことは・・まあ、思ってないんだよ、あなたに対して。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
で、貯めたものは返してくれったって、返してくれない。
会社で使ったんじゃないか、と、ま、先輩は思ってるし。

相談者:
そうですね。

森田浩一郎:
僕は、普通の社会人として、年寄りとして、今までの人生観から、考えてみると、どうも、この、この原点のストーリーがですね、腑に落ちないんですよ。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
ええ。
だから、そうかと言って、自分(相談者)は、今、イライラして、いわゆる・・ほんとに、人間が嫌になって・・でもう・・もちろん、この先輩も嫌だし、会社の人間も嫌だし、これだけ、会社のことで働いたのに、一体、自分はどうなってんだろう?、ってなったときに、自分の・・精神的に追い詰めちゃったわけだろう?

相談者:
はい。
ま、自分自身では、自分がここまで、作り上げた会社、っていう形なんですね。

森田浩一郎:
そうそう。

相談者:
私がずうっと現場でやってきたもんですから、はい。
で、こういう形が・・自分では、・・なんか、裏切られたっていう、・・

森田浩一郎:
そうそう。

相談者:
気持になってしまって、・・

森田浩一郎:
裏切られたって言うけど、それは自分が、ずっとタッチして、もうこれ、30年以上やってんでしょう?

相談者:
はい。

森田浩一郎:
それで、イライラして、周り、嫌んなっちゃって、自分自身がジレンマに陥っっちゃったんだから、家族とか会社に表現したくって、ちょっと自殺未遂みたいなことしたんでしょう?

相談者:
・・・
ま、そうですね。

森田浩一郎:
いや、大変失礼な言い方で、悪いけど。

相談者:
いえ、いえ。

森田浩一郎:
そんなこと訴えたって、どうにもなんないんだよ。

だから、あんた今ね、これから、やることは、その会社の内容が一体どうなのかということを、もう一回きれいに洗い直して、どのくらい収益があって、どのくらい、どうなって、皆がどのくらいサラリーをもらっているか、っていうことを調べて。

相談者:
はい。
ま、若干調べたんですね。
で、まあ約・・2億円の借金が現在ありまして。

森田浩一郎:
あるの?

相談者:
ええ、はい。

森田浩一郎:
それじゃ、もうこれ、400万は先輩が・・いくら、あなたに個人的だか、会社だとかいったって、これは返ってきませんよ、常識的に。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
で、そうなら、今度は、あなたが自分自身が生きる道を考えるべきですよ。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
2億以上の借金があるなら大変な問題じゃないんでしょうか。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
あんたも、だって、その責任者の・・片一方の責任者じゃないんですか?

相談者:
はい。

森田浩一郎:
僕はまず、その会社からお金が返ってくるとは思いませんど、常識的にね。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
そうかといって、で、どうにもなんなかったら、やっぱり先輩と2人で、腹打ち明けて、話するしかないんじゃないですか?

相談者:
やっぱ、そういうことも、してるんですよ。・・ま、ポイントで。

森田浩一郎:
してるけど・・相手のほうは・・ある程度は赤字でも回転していけば、自分の月給はとって、やって、あなたは居ても、居なくてもいいっていう考えになったってるんじゃないかしら?

相談者:
あ、そうですね。
そういう態度でした。

森田浩一郎:
あなたはいい人で、相手は悪い人なんだよ。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
だけど、悪いってけど、普通の・・あなたより、もっと常識のある人だと思うよ。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
悪い人をそういっちゃいけないけどね。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
あんたの方が、人が良すぎるんだよ。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
この難しいときに、この先輩から言われたときに、お母さんから、借りたというところが、あなたのスタートの間違いだったと思うよ。

相談者:
そうですね、はい。

森田浩一郎:
それを今いくら、悔やんだって、過去を追ったって、どうにも返ってこないんだから。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
これから、どうするかってことは先輩とよく相談をして、どうにもなんないんだったら、やっぱ、身を引いて、新しいことをお考えになった方がいいんじゃないでしょうか。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
そうじゃないと、精神的に参っちゃいますよ。

相談者:
そうですね、もおう・・

森田浩一郎:
このまま、泥沼の中にいたら。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
その間はとにかく少し、心療内科か何か行って。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
先に進むしかないでしょう。
まだ、50だろう?

相談者:
そうですね、はい。

森田浩一郎:
今までのノウハウで、新しい会社を作るなり、勤めるなり、もう一回人生やり直して。
仕事してたって・・400万、400万、何で帰って来ないんだってことが、頭にある以上は、会社行っても、あまり、あなたは一生懸命、あなた仕事が出来ないと思いますよ。

相談者:
はい。
分かりました。

森田浩一郎:
ええ。
まず、家庭を守って、親孝行してください。

相談者:
はい。

森田浩一郎:
もう、この悪い先輩と、くっ付いている以上、僕はあなたの将来は暗いと思いますよ。

相談者:
あ、はい。

森田浩一郎:
大変失礼なこと、申し訳ないけど。

相談者:
いえ、とんでもないです。

森田浩一郎:
ね、そういうアドバイスです。

(再びパーソナリティ)


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