伝説の大学院生の女。猫を引き受け袋小路。自分への怒りが他者に向く

テレフォン人生相談 2012年7月23日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者:  マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女22歳 猫に餌付けしている近所の女70歳

今日の一言: 憎しみは、変装が上手い。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもしい?

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
もしもし?

相談者:
お世話になりますう。

加藤諦三:
はい、最初に年齢を教えてください。

相談者:
22歳ですう。

加藤諦三:
22歳?

相談者:
はい

加藤諦三:
まだ独身ですね?

相談者:
勿論です。

加藤諦三:
それで、えーと、今あ、お父さんお母さんと一緒に住んでんの?

相談者:
いえ、えーと、シングルライフです。

加藤諦三:
一人で?

相談者:
はーい

加藤諦三:
でえ、働いてんですか?
学生ですか?

相談者:
大学院生です。

加藤諦三:
大学に、通ってる・・

相談者:
(ムッとして)
大学、院生!

加藤諦三:
はい、分かりました。
え、兄弟は?

相談者:
いません。

加藤諦三:
一人っ子?

相談者:
はあい。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どういった、相談ですか?

相談者:
あのお、ちょっと、皆さんと比較して、あのお、軽い、悩みかもしれないんですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
私い、今、えっと、大学院生だから、あの、時間があ、比較的、あるんですねえ?

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、あのお、アルバイトとかも特にしてないのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
自由な時間が、あるので、悠々自適に、まあ、比較的、一般の方と比べて、生活、してるんですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
ご近所の独居老人の方が、70歳、で、

加藤諦三:
はい

相談者:
過ぎぐらいの、独居老人の方が、近くにお住まいなんですね。
お一人暮らしで。

加藤諦三:
70歳?

相談者:
(ムッとして)
70歳!
・・でえ、その方が、えっとお、猫を、大変、愛猫家の方で、猫が好きな方でえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、あのお、野良猫ちゃんたちが、あのお、身寄りのない猫たちが、不憫だっていうことで、餌付けをお、もう20年近く前から、されてらっしゃる方なんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
で、その方が、えっとお、お身体を悪くして、でえ、長期入院が必要だということで、
「1か月半ぐらい、あのお、即、入院が決定されて、迷惑だったら断ってくれてもいいんだよ、けど、良かったら、引き受けてくれるかしら?」
みたいな、相談を、やんわりされたんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あたしい、そんなに、あの、深く、考えないで、あのお、軽い気持ちで、「あ、じゃあ、猫ちゃんのためになるなら」っていう、ことで、飼い猫も、その中に2匹、含まれてるみたいなんですけれども。
でえ、その、歩いて5分と、歩いて10分のところにも、点々と、あの、合計3か所、その人のお家(おうち)の付近も含めて、お食事を運ぶことに、今、なってて、毎日欠かさず、ほぼ毎日やってるんですけれどもお。

加藤諦三:
はい

相談者:
あ、毎日、あのお、自宅で、あの、お粥を作って、人肌に冷まして持って、子猫ちゃんも含まれてるので、なんか、えっと、袋に、大きい袋に入って、市販されてるあの、ドライタイプのキャットフードとか、あったりするじゃないですか?

加藤諦三:
はい

相談者:
で、そのお、ふた、2袋分、大きな2袋分、預かってて、私がそれを、あの、ご近所の方にもあんまり、評判が、猫に、餌付けしてって、野良猫に餌付けしてるという、状態で、あの、あんまり評判が悪くなる、人目を忍ぶようなかたちでえ、夜中に、あのお、人が寝静まった、時を見計らって毎日、お食事を運んでるんですけどお、それがなんか、ちょっと、あの、3週間目、4週間目になってくると、ちょっと負担になって、きてしまって、昼夜逆転の生活に、に、なってしまって、最初のほうは、あのお、んん、軽い気持ちで引き受けて、難なくやってたんですけど、彼女との電話で、1週間に何回も1時間とか30分とか、お話(はなし)してるうちに、彼女のなんか、その、今後の、も、年齢も年齢ですし、あの、猫ちゃんたちも毎年毎年、数匹生まれてるような状態で、まあ、死んでいく猫ちゃんとか、行方不明になっていく猫ちゃんとかもいっぱいいるんですけど、合計、彼女が餌付けしてる、猫が、合計、20匹以上に達してるみたいでえ。
それで、
「じゃ彼女が、あのお、身体が自由が利か、利かなくなったときに、その猫ちゃんたちどうするんですか?」
って聞いたときに、
「それはもう、路頭に迷うしかないですね」
みたいな、そんな、投げやりな言い方で、あたし、その、彼女の、なんか計画性の無さとかに、軽い気持ちで私もお食事、係を引き受けてしまったんですけど、彼女のなんか、そういう、性格とか人格とかあ、一切、し、存じ上げなくて、引き受けてしまって、でえ、なんかご近所との、トラブルもほとんど、その、野良猫が死んだとか野良猫が、なんか、その糞尿と、の始末とか、それが、すごく精神的、体力的に負担になって、一旦引き受けて、も、あのお、今季節も季節で、脱水症状とかの、んと、野良猫とはいえ、命に関わる問題なので、ちょっと途中で、放棄するわけにもいかなくって。
ちょっと、彼女に対する、なんか、ん~、不誠実さも感じるんですけど、かと言って、あのお、殺処分だけは、私も避けたい、そこだけは、い、彼女とは一致してるんですけど、これからどんな風に、彼女に、説得するべきか?
で、野良猫に餌付けを、し続けて、私はなんか、良いことをしてるのか?慈善活動をしてるのかあ?反社会的行動なのか?ちょっと迷ってしまって、あの、ご相談さしていただきたかったんですけど。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、今日はスタジオにですねえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


「伝説の大学院生の女。猫を引き受け袋小路。自分への怒りが他者に向く」への2件のフィードバック

  1. ものすごく嫌な女!!

    理解者がいなかった…  ???

    でしょうねぇ。。。。

    自分のことばっかじゃ、誰もこいつを理解しないよ。

    こいつ、ぜってーデブだな。

  2. 「22歳の大学院生」は誕生日が訪れていないとしてあり得るが…。
    「時間があるから」はどうなん?博士号取得と教授の信認得る為に研究にあくせくしてるはずなんだが。
    初対面の加藤&マド愛先生にすら牙を向いてる。喋り方も拙い。そもそも行動が直情径行。
    「自分のことを大学院生と思い込んでる」の方がしっくりくる。
    年齢が本当なら今は33歳だけど、どうしてるのだろう。ただえさえ院生は企業から拒まれ易いのに、この気性では尚更厳しいのでは。
    「動物愛護団体に電話しなかったのは何故」って一番気になった。他人に頭下げたくないのか、そもそも猫すら架空の存在だったのか。

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