【日曜に読む傑作選】奨学金負債600万もどこ吹く風。大学院生の自分探し

テレフォン人生相談 2014年5月26日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者:  マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 大学院1年の男24歳 一人暮らし 3人兄弟の長男

今日の一言: 現実から目をそむけると悩みが大きくなるだけです。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい。

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
最初に年齢教えてください。

相談者:
24歳です。

加藤諦三:
24歳で、結婚してないですね?

相談者:
はい、してないです。

加藤諦三:
で、一人で暮らしてんの?
それともお父さんお母さんと一緒?

相談者:
え~と、アパートで一人で・・暮らしてます。

加藤諦三:
アパートで一人。

相談者:
はい

加藤諦三:
兄弟は?

相談者:
兄弟は三人兄弟です。

加藤諦三:
三人・・。
長男とか次男とか、何ですか。

相談者:
あ、私が長男です。

加藤諦三:
長男ですか。
はい、わかりました。
で、どんな相談ですか。

相談者:
はい、あの~。
一応、今、大学院の一年生でして、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、大学院に入ったのは、そのお、自分が何がしたいかとかあ、特になかったので、就職活動をして・・いましても・・

加藤諦三:
はい

相談者:
それでえ、自分の大学時代の学部とは違う先生の研究室でちょっと、興味があったものでしたから、

加藤諦三:
はい

相談者:
そちらで勉強してえ、何か、きっかけというか、掴めたらいいなと思ったんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
入ってみてえ、自分の思っていたことと、ちょっとギャップがあってえ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
勉強しててもあまり、楽しいというか、まあ、勉強してて、自分・・、まあ、最終的には就職しないといけないわけで、この勉強してて、なにか役に立つのかなあ?とか・・

加藤諦三:
はい

相談者:
やっぱりその、自分・・が何か目標があって大学院に行った方が、何かやりがいとか、も、持てるのかな~?とか、資格とか取れたりとかするんだったら、思うんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
特にそういうのもないしい、

加藤諦三:
はい

相談者:
それにい、修士取ったからって就職率うが、良くなるっていうわけでもないしい・・

加藤諦三:
はい

相談者:
地位とか、も、そういうものには特に僕自身はそんなに、関心はないわけで、ただ、それで、勉強しててちょっと、身体、がきつくなって、体調が悪くなって、

加藤諦三:
はい、はい、はい、はい

相談者:
勉強してても、結構デスクワークとか、顕微鏡とか使うことも結構多くて、

加藤諦三:
はい

相談者:
目がとっても疲れたものでしたから、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと眼科に行って、で、(大学院の)先生に、「疲れて、もう休学したい」と言いまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、先生が「君は、勉強と、就職活動を両立できるとは思えないから、休学して就職活動一生懸命して就職した方がいいんじゃないか」みたいなこと言われて、

加藤諦三:
はい

相談者:
それでえ、僕自身は、これからあ、自分の進路どうしようかな?ということで・・

加藤諦三:
はいはい。

相談者:
相談した・・

加藤諦三:
分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、体調が悪いというのは、その、目が疲れるいう程度?
それともなんか・・

相談者:
や・・、あ・・

加藤諦三:
なんか、もう・・よく眠れないとか、なんとなくよく疲れやすいとか?

相談者:
いや、あのお、私自身が高校卒業したときに、

加藤諦三:
はい

相談者:
その・・家庭内のストレスとか、両親の仲もあんま良くなかったんものでしたから、甲状腺の疱疹(ほうしん)になったんですよ。

加藤諦三:
あ~はい

相談者:
で、それでまあ、治ったとは思ったんですけど、ちょっと目がすごい疲れたもんでしたから、

加藤諦三:
はい

相談者:
眼科に行って甲状腺眼症じゃないかということで、自分でもちょっと思ったんで・・でえ、ま、まぶたも腫れてたので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「甲状腺の専門の病院行け」って言われてえ、それで行ったら別に、もう治ってるっていうか、ま、「正常値だったから別に問題はないですよ」って言われて、

加藤諦三:
うん

相談者:
今は別に、大丈夫らしいんですけども。

加藤諦三:
今、そのあれですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
体調はもう、良くなってるっていうこと?

相談者:
あ、はい。
もうだいたい良くなってえ、います、はい。

加藤諦三:
それで、学部のときと違う大学院の方へ?

相談者:
や、同じ大・・学なんですけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
学科が違う・・

加藤諦三:
学科がって、同じ学部の中の、学科の違うとこへ行ったわけ?

相談者:
そうですね、違う学科で。

加藤諦三:
学部の方はきちんと卒業は出来てるのね?

相談者:
はい、できてます。

加藤諦三:
ふうん、だけど勉強に関心がなかったわけだよね?

相談者:
そお、のときは、あんまりい、なかったと思います、はい。

加藤諦三:
だってそこでえ、関心があってね、

相談者:
はい

加藤諦三:
もっと自分はこのことをやりたいと思って大学院に行ったんならば、

相談者:
はい

加藤諦三:
それはそれなりの目標もあって、それだけの勉強の姿勢っていうのも出てくると思うんだけども、

相談者:
はい

加藤諦三:
学科が違ってくるっていうことは・・

相談者:
でも、あの、僕が前、大学時代のときだった学科に、昔はいらっしゃった先生だったので・・

加藤諦三:
うん・・要するに、学部のときにもあまり興味がなかった。
で、大学院生になってからも興味が湧いてこないと。
勉強に。

相談者:
あ、最初は興味はあったんですけども、大学時代も月8万奨学金借りてえて、大学院入っても月8万8千円奨学金借りてて、奨学金が今6百万ぐらい借りてることになって・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ちょっとそういうのも考えて働いた方がいいのかな?、とか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
なんか(笑)、いろんなことが頭の中に(笑)、頭ん中で・・

加藤諦三:
要するにあれですよね、

相談者:
はい

加藤諦三:
今やってることに関心がないと。

相談者:

加藤諦三:
興味がないということですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、もう休学したい・・届けはまだ出してないんですね?

相談者:
出してないんです、そうですね、はい

加藤諦三:
だけど指導教授には、休学したいっていうことを、もう言ったと。

相談者:
はい…、はい。
言ってえ、それで三週間以上前から、も、学校には来てない・・

加藤諦三:
学校には行ってないと。
その大学院にこうして行きたいというふうな、

相談者:
はい

加藤諦三:
目標がはっきりしてたんじゃなくて、こういうようになってるということですね?

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
それで、今その、気持ち自身がはっきりしてないわけでしょ?、自分の。

相談者:
そう~ですね。
で、私自身も、とても先生の研究室う、の方に、大学院を行かせてもらった方がいいのかな?とか、休学する勇気も今のところあるような気もしないのでぇ。
その先生の研究室にお願いしたら・・「テーマは異なるけれども、大学院残って、一生懸命◆#$%□」

加藤諦三:
ですから、大学院にもまだ、未練があるということですね?

相談者:
少し、何かあるんですよ・・

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのお、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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