家事ハラで別れた妻からの娘ブロックが酷い


2014年10月4日 土曜日

相談者: 男47歳 一人暮らし

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者:  志賀こず江(弁護士)

今日の一言: 過去から解放されるためには、過去と正面から向き合うしかありません。

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相談者:
8、9年前に離婚しまして、高1の娘が一人いて、別れた妻と一緒に暮らしているですが、妻が、娘には離婚したことを隠し続けていて、自分は単身赴任というようなことにされている。

小さい頃はそれでも、良かったんですが、たぶん娘も気付いていて、気付いていながら、気づかないフリをしてると思うんです。

そのために、娘と、電話とか、メールとか、手紙でも、直接にやりとりすることができず、全部、妻を介さないといけなくて・・。
会うことは拒んでなくて、会わせてはくれるんですけど・・。

加藤諦三:
すると、家で会うんじゃなくて、外で会うと・・。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
(娘と)2人でね。

相談者:
いえ、必ずついて来るんですね、元妻も。

加藤諦三:
すると、普通の家庭のお嬢さんのような感じ・・。
例えば、レストレンで食事をする・・。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
元奥さんは、なんで、そこまで離婚を隠さねばならないんですか?

相談者:
元妻も両親が離別してしいて、父方に育てられたんですけど、そのときの悲しさや、寂しさがあって、と言うんですけど・・。
私は、ちゃんと事実を言うべきだ、と言って議論はするんですけど、この前もしたんですけど、拒絶されまして。

加藤諦三:
んー。
だけど、いずれは分かると、奥さんも思っているわけですよね?

相談者:
そうだと思います。

加藤諦三:
高1だと、まだ早いと思っているんですかね・・。

相談者:
どうなんでしょう、だんだん言いづらくなってるだけもしれません。
分かりませんけど。

加藤諦三:
自分が味わった悲しみをお嬢さんに味合わせたくないと・・。

相談者:
おそらく、そうだと思います。

加藤諦三:
すると、この子のために離婚したくないという気持ちは、分かるんですが、にも関わらず離婚した・・。
離婚の理由は何ですか?

相談者:
性格の不一致ですね。

加藤諦三:
つまり、決定的な何か問題、借金とか、ギャンブル依存症とかの具体的な何かがあるのではないと・・。

相談者:
そうですね。
細かいことを言えば色々ありましたけど。

加藤諦三:
具体的なことは無かったということですが、あなたが耐えられなかったことは何ですか?、この奥さんに。

相談者:
金銭感覚とか・・。
あと、娘の育て方に関する考え方が、私と全く違って・・。
常にそのことでぶつかって・・一度大喧嘩になって・・。
そしたら、専業主婦だったんですが、半年間、一言も口を利かず、家事も一切放棄されまして・・。
それを仲直りするために、カウンセリングみたいなところに、無理やり連れて行って、仲直りするように努力して・・・。

加藤諦三:
2人一緒に行ったわけですね?

相談者:
そうです。
そういうことがあって、私もしんどかったんで、それからは、ぶつかったときに、折れるようになったんです。

加藤諦三:
あなたの方がね。

相談者:
はい、もう、もう・・。
喧嘩してしまうと、また話もしない、家事もしない、一切口も利かないということが一度ありましたから、ならば、自分が折れればいいと・・。
ですから、考えが違うときにも、自分が、折れて、折れて、・・。
それが、家族仲良くやっていく方法だと思って折れてたんですけど・・。

加藤諦三:
んーむ。

相談者:
それが、ある日、もう、耐えられなくなって・・。

加藤諦三:
堪えられないというのは、嫌いになったということですね?

相談者:
そうですね、はい。

加藤諦三:
折れれば折れるほど、元の奥さんに対する憎しみが増してきたという・・

相談者:
ええ、そうですね。

加藤諦三:
そうでしょうね。

分かりましlた。
そういう状態で、直接、お嬢さんと連絡を取るにはどうしたらいいかと、いうことですね?

相談者:
はい。

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(回答者に交代)

志賀こず江:
最初に仰っていた、この状況を娘さんに説明したいと。
それが第一で、それによって、娘さんと直接に連絡が取れるようになるんじゃないかと、いうことでしょうか?

相談者:
そうです。

志賀こず江:
3人が同席しているときに、「実は・・」、と切り出すこともできると思うんですが、あなたとしては、キチンと了解してから、話したいということなんですね?

相談者:
何度かそう思いましたけど、でもイザ離れてしまうと、毎日一緒に暮らしているのは、むこうなので、むこうの考え方も無視できないなと・・。

私の考え方が正しいのか、向こうが正しいのか分からないんですが、実際に育てているのはむこうなので・・。
なんとか説得したいんですけど、説得できないものですから・・。

志賀こず江:
面会交流について、自由に制限なく合えるのか、取り決めがあるのか、家裁の調停調書にどのように書かれてますか?

相談者:
どう書かれているか分からないんです。

志賀こず江:
お手元に無いですか?

相談者:
ええ、ないです。

志賀こず江:
調停調書というものを作りましたよね?

相談者:
家裁の人と色々話して・・

志賀こず江:
裁判官が立ち会って、書面にした記憶は無いですか?

相談者:
したのか、してないのか、全然覚えてないんですが。

志賀こず江:
んー、結構大事なことだと思うんですけどね。
一応、家庭裁判所で話をして、家庭裁判所の下で、取り決めをしたんであればね、 例えば面会交流がうまくいかなくなっていたりすると、不利益を受けている側が、例えば、会わせてくれないとか、そういうことがあれば、家裁に相談に行って、条件が守られないと。

例えば、一ヶ月に何回と約束したのに全く会えないから、勧告という程度に、非常に強制力があるわけではありませんが、約束を守りなさいと言ってもらえる、そういう制度もあるんですけど。

全く取り決めがされていないとなると、なかなか家庭裁判所も、守るべきことが決められていないということになるので・・。

自由に会っていいということであれば、あなたも頻度について、それほど不満があるわけではないので、このことを娘に話したい、娘と直接に会いたい、だから、なんとか、家庭裁判所に力を貸してくれ、というのは、ちょっと難しい気がします。

相談者:
電話とメールができるだけでも・・
ま、十分じゃないですけど・・。

志賀こず江:
お嬢さんも高校1年生ですから、お嬢さんがお父さんと連絡を取りたいと思っていれば、携帯電話だって持ってますよね?

相談者:
はい、持っています。

志賀こず江:
持っていらっしゃればメールアドレスもあるでしょうから。
例えば3人で食事をされているときに、「メールアドレスを教えてくれない?」、と仰ったとしますよね?
そうすると、展開はどうなるんですか?

相談者:
母親の顔色を伺うと思います。
で、「教えていいの?」、と聞くと思います。

志賀こず江:
そこで、お母さんが、ダメだと言ったら、なぜダメなのかを聞けばいいと思うんです。

離婚はされても、お父さんであることには、全く変わりはないわけで、あなたも、まだ再婚はされてないわけですよね?
あちらも再婚されていないんですよね?

相談者:
はい。

志賀こず江:
そうすると、お父さんと、お母さんと、娘さん、この3人の関係は、全く・・
同居していないというだけで、なにも変わっているわけではないんですから、ちょっと、それで試してみるというのも一つの方法じゃないかと思うんです。

相談者:
そうですか。

志賀こず江:
やっぱりイヤなんですよ。
手元に置いているお母さんであれ、お父さんであれね。
自分の目の届かないところで、別の所に住んでいる親とコミュニケーションをとるというのは。
離婚の説明をしている、していないに関わらず。
決して望ましいとは思わないんです、手元に置いている方はね。

相談者:
なるほど。

志賀こず江:
だから、
「教えて。メールするから、でもお母さんに見せなよ」、と。
そういう形で、一度話をもっていって・・。

で、お嬢さんは、このお歳ですから、絶対に分かってますよ。
昔と違って、離婚が日常茶飯事、いっぱい起きていることなので、お友達の中にだって、そういう子が一杯いるかもしれない。

絶対、このお嬢さん分かっているけど、あえて、言わないのは、親御さんたちに対する思いやりかもしれないから・・。

そこをあえてね、無理にかさぶた剥がすようなことをしなくても、もっと自然体でいいと思うんです。

現実に一緒に住んでいない、いくら単身赴任といっても、外国の、簡単に行けないような所にいらっしゃるでもない、だったら、お嬢さん、絶対に分かってますよ。

ここまで来たら、お嬢さんを目の前にして、「実はね・・」と、言わなくてもいいような気がします。

お嬢さんから聞かれたら、いつでも説明する用意はしておく、でいいような、私は気がするんですけど。

相談者:
そうですか。

志賀こず江:
ただ、直接コミュニケーションをとりたいというお父さんのお気持ちはよく分かりますので、今言ったようなことを、3人で落ち着いて話ができるときに、さりげなく、試してみられてはどうでしょうか。

相談者:
分かりました。

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(再びパーソナリティ)


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