妻の言葉にいちいち反応するな。 褒めて育てろ。必ずいい女になる

(回答者に交代)

三石由起子:
あのね、まずあのお、分かってないといけないのはね、奥さんは、別れるとか、離婚とか、言葉を言うかもしれないけど・・別れる気ない。

相談者:
はい。

三石由起子:
それをあなたがちゃんと分かってないとだめなのね。
つまり、言われる・・度にオロオロしたりさ、そりゃあ困るよ、みたいな反応しなくていいと思うのね。

相談者:
はい。

三石由起子:
この奥さんさ、あなたより8歳年下じゃない?

相談者:
はい。

三石由起子:
でね、かまってもらいたいんですよ、あなたに。

相談者:
はい。

三石由起子:
うん、それをね、夫婦って・・男の人って特にそうなんだけど、どんなに歳が離れてても、夫婦になった途端、妻は対等のような気がするのよね。

相談者:
・・はい。

三石由起子:
してしまうのね、だから、子供の父であり、母であるっていうことで、もう対等であったりとか・・でもやっぱりね、8歳も年下だったり・・して、そういうことをしたり、しょっちゅう口にする奥さんていうのはね、かまってもらいたいし、庇ってもらいたいんですよ。

相談者:
・・はい。

三石由起子:
うん。
それで、その浮気云々のこともですね、奥さんは、やっぱり不安でね、

相談者:
はい。

三石由起子:
何が不安かというと、何か、自分には足りない所があるんじゃないか?、みたいな、不安がある。
その不安は・・どうして不安になっちゃうか、と言うとね、

相談者:
はい。

三石由起子:
あなたがね、褒めるのが足りない。

相談者:
褒めるのが足りない・・。

三石由起子:
うん。うん。
子供だってさあ、嘘でも褒めてると、ちょっと、スクスク伸びたりするんだよ。
それはね、女房だって同じなんですよ。
だからね、何を褒めるかって言ったら・・あなた(相談者)がやってることは、もちろん悪いことじゃないし、そのお、子供の・・面倒を、少し早く帰って看るとかね、なんかこう、・・自分も手伝ってやりたいって、思って、何かすることはすごくいいことなんだけど、それをね、奥さんの方から見るとね、なんか、足りない所を補われているっていうことがね、露骨に伝わるわけですよ。

相談者:
ああ、はい、はい。

三石由起子:
それで、自分に不安になるのね。
自分の力量が足りないじゃないか?、とか。

相談者:
はあ・・い。

三石由起子:
いい妻じゃないんじゃないか?、とか。
それ、何でかって言うと、あなたが、褒め方が足りないの。

だからね、無理なこと言いますけど・・あの、奥さんに対してね、お前はいい母親なんだって言わないとだめなの。

相談者:
はい。

三石由起子:
うん。
子供のことにストレスを感じるっていうのはね、当たり前のことなんだ。
誰でもそう感じるしね、子供のことを真剣に考えてたり、真面目に思ってたりすれば、お前のようになるのは当たり前なんだと。
それでこそ、いい母親なんだっていうことを、あなた、褒めないとだめだったのね。

相談者:
・・はい。

三石由起子:
それで、なんかちょっと、奥さんも奇(く)しくも言ったけど、病気扱い、しちゃったところがね、自分の不安と一緒になって、カチンときちゃったのね。

相談者:
・・なるほど・・

三石由起子:
うん、やってることはいいことだったんだけど・・あの・・とにかく、あのお・・褒めまくって手伝うんだったら、上出来だったんだけどね。

相談者:
(笑)

三石由起子:
うん。
それ、難しいことだよ。
でもね、やっぱ、8つ違うんだからさ、そこは、ちょっと、奥さんも育てなくちゃ。
31歳って、まだあ・・なんか、まだあ・・ね、若いお姉さんじゃない。

相談者:
(笑)

三石由起子:
そうよ。
人から見ればそうでしょう?

相談者:
・・はい。

三石由起子:
だって、そういう歳なのよ、あなたの妻はね。
だから、やっぱり、褒めてもらいたいしさ。

相談者:
はい。

三石由起子:
その褒め方もね、こう、妻としても褒められたいけども、母親としても褒めてもらいたいわけ。
でも、若い母親って、完全な母親じゃないんじゃないか?、だとか、母親として失格じゃないか?、とか、こんな母親でいいんじゃないか?、とか、いつも思っているのよね。

相談者:
はい。

三石由起子:
それを、いや、「俺が補ってやる」、じゃ足りなかったのよね。
それがいい母親なんだ、って、それでいいんだ、みたいな励まし方と、お前がいいんだ、みなたいなね。
この子たちは、お前が母親で良かったんだってことを、あなた口に出して言ってやらないとだめよ。

だからねえ、その、信頼回復とかね、

相談者:
はい、はい。

三石由起子:
そんなケチ臭いこと考えなくていいから。
それよりは、目の前にいる奥さんを、一回でも多く褒める。

相談者:
はい。

三石由起子:
子供たち、お前でよかったな、ってことをさ。
声に出して言ってやるってことだよね。

相談者:
はい。

三石由起子:
で、お前が妻で良かったってことをさ。
声に出して言ってやることですよ。

相談者:
・・はい。

三石由起子:
やっぱり、自信をつけてやらないと。
奥さん不安を抱えたままだったらさ、蚊に食われたって(浮気だって)言われちゃうよ。そりゃ。

相談者:
(笑)

三石由起子:
自分が不安なんだもの。
だからね、不安になったり、子供に対してストレスを感じることこそがね、真面目に真剣に考えてる、それがいい母親なんだよ、っていうことを、言ってやってさ、そりゃ、もう、さりげなく手伝ってやんなくちゃ。

大事なのはね、こどもの目の前で、母親を褒めることですよ。

つまりね、子供たちに対してね、こういうお母さんでね、よかったなあ、って言ってやるんですよ、聞こえるように。
奥さんが居るときにだよ。

相談者:
はい。

三石由起子:
うん。
お前たち良かったなあ、こういうお母さんでって。

相談者:
はい。

三石由起子:
うん。
あのお、嘘言ってもいいよ。
あのお、自分は母親にこんな心配はしてもらえなかったぞ、みたいなことね。

相談者:
はい。

三石由起子:
こんなことまで、心配してもらえなかったんだよ、って。
こんなことまで、心配してもらってね、幸せだなあ、お前たちは、くらいのことをさ、奥さんの耳に入れて安心させて、それが先ですよ。

相談者:
・・そうですね。

三石由起子:
うん、うん。
煙草吸ったの吸わないのって、そんなのケチ臭い・・んなことお、男が考えることじゃないし、あなたみたいなタイプの人って、ほんとに難しいかもしれないけど、おだてててよ、一生懸命。

相談者:
頑張ってみます。

三石由起子:
うん。
だからね、本人に対して難しいかったら、まず、子供。
でも、子供の方が効果あると思う。

相談者:
はい。

三石由起子:
子供に対して、良かったなあ、あんなお母さんで、とかね。
こんなお母さんで良かったな、とかね。
お父さん、こんな風に心配されてないよ、とかね。

相談者:
はい。

三石由起子:
うん。
やっぱ、自身持たせてやんないと、8歳年下なんだから。
育ててくださいよ。
こういう女の人って、40くらいまで、一生懸命、男が育てたらね、

相談者:
はい。

三石由起子:
いい女になるよ。
人が羨ましがるくらい。

相談者:
はい。

三石由起子:
うん。
これをね、不安にして、病気にしておくっていうのは、残念ながら、あなたの責任だった、と私は思う。
出来ますよ。
やろうと思えば出来ますから。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
うん。
頑張ってよ。

相談者:
ありがとうございます。

三石由起子:
うん。
頑張ってください。

相談者:
はい。
頑張ってみます。

(再びパーソナリティ)


「妻の言葉にいちいち反応するな。 褒めて育てろ。必ずいい女になる」への1件のフィードバック

  1. 三石先生のアドバイスとても参考になりました。以前は夫婦喧嘩が絶えませんでしたが、妻を誉めることで夫婦関係が良くなってきて驚いています。

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