私が寂しい。娘婿へ抱く複雑な思い

(回答者に交代)

中川 潤:
あのお、お母さんの気持・・はね、無論分かるんですけどね。

相談者:
はい。

中川 潤:
要は、お嬢さんが、あの、どうするか決めること・・それも、お分かりだと思うんだけども。

相談者:
はい。

中川 潤:
だから、あの、正直言って、その、今日のご相談というか・・趣旨がね、今一つ、私には、飲み込めないんですけども。

相談者:
ああ・・ほんとは、相手の旦那さんに・・ほんとは改心してもらって・・浮気もやめてもらって・・借金もしないような状態に・・どうか、なる・・なったら、いいんだけど、という気持ちだったんですけど。

中川 潤:
ううん。
ただ、そればっかりはね・・

相談者:
ああ。

中川 潤:
ご本人が・・あれでしょう?、もう36歳なんでしょう?

相談者:
はい。

中川 潤:
でえ、それなりに・・お嬢さんがそこまでの話をされるくらいだから、

相談者:
はい。

中川 潤:
ご夫婦の間・・っていうのは、かなりシビアな状況になってるんでしょう?

相談者:
はい。

中川 潤:
うん。
そうすると、そのお、婿さんの方がね・・あの、お嬢さんのためにね、

相談者:
はい。

中川 潤:
というか、子供のことも含めてだけど、自分たちの家族のためにね、

相談者:
はい。

中川 潤:
ま、悔い改めるという・・のも変な言い方だけど、

相談者:
はい。

中川 潤:
その、別の女性の方とのお付き合いだとか、借金のことだとか、お嬢さんに対してね、

相談者:
はい。

中川 潤:
申し訳ない、今後は改める、こうすると。
いうことをご自信が仰らない限り・・如何ともしがたいことですよねえ。

相談者:
はい。

中川 潤:
だから、・・お母さんが、義理の息子さんにね、

相談者:
はい。

中川 潤:
直接・・仰ってもね、

相談者:
はい。

中川 潤:
却って・・それって、プラスになるかどうか・・ていうのは、逆効果になる・・方が、・・多いでしょうね。

相談者:
はい。

中川 潤:
だから、親御さんであるあなたとしてはね、

相談者:
はい。

中川 潤:
もうお嬢さんも立派な大人なんですから、

相談者:
はい。

中川 潤:
で、自分たちの子供のこともあるわけだから、

相談者:
はい。

中川 潤:
母親として、自分がどう生きていくかってのはね、

相談者:
はい。

中川 潤:
ご自身で、納得がいくように、

相談者:
はい。

中川 潤:
自分で決めていかないと、しょうがないことだし、

相談者:
はい。

中川 潤:
それを、強いてね、周りからね、押さえ込んでも、難しいことでしょ?

相談者:
はい。

中川 潤:
どうなんですか?
お母さん、今日、電話してこられたってのは、

相談者:
はい。

中川 潤:
お嬢さんは、そう言ってる。
それは、お母さんに対して、愚痴を言ってるだけで、ほんとのところはそうじゃないとか、そういう感じではないの?

相談者:
ううん、では無いですね。
もう、そんなに、しょっちゅうは話しないんですけど。

中川 潤:
んん?

相談者:
時々そういう話が・・話すときに、ちょっともう、口から、出てくるみたいな感じで。

中川 潤:
うん、時々っていうのは?
別に暮らしておられるんでしょう?

相談者:
いや、離れに、暮らしています。

中川 潤:
あ、同じ敷地なんですか?

相談者:
はい、そうです。

中川 潤:
ああ。
そうすると、なんとなく、雰囲気なんか、様子なんかもお分かりでしょう。

相談者:
はい。

中川 潤:
ご覧になってて・・それから、お嬢さん自身のね、

相談者:
はい。

中川 潤:
仰ってる話の様子もね、

相談者:
はい。

中川 潤:
もし、本気で・・別れるつもりだと、

相談者:
はい。

中川 潤:
いうんであれば、むしろ、お母さんの立場としてはね、

相談者:
はい。

中川 潤:
ほんとにそこまで決心されたら、

相談者:
はい。

中川 潤:
あとご両親としては、その娘さんの・・子供さん、小さい子供さん抱えてね、

相談者:
はい。

中川 潤:
自活していくっていうのは、これはこれで大変なことですから、

相談者:
そうですね、はい。

中川 潤:
それをサポートしてあげると。

相談者:
はい。

中川 潤:
それが、やってあげる精一杯のことなんじゃないの?

相談者:
そうですねえ。
やっぱ私が・・こう、相手の人に色々・・こう聞いたり・・意味がないですね?

中川 潤:
ううん、それは、あんまり・・いい・・お勧めできることじゃないと、思いますよお。

相談者:
そうですねえ。

中川 潤:
あの、

相談者:
そこが、多少分からなかったんで、

中川 潤:
うん?

相談者:
そういうことをしてもいいのか?というのもあったんで。

中川 潤:
お母さん自身の中にね、その婿さんが、お母さんたちにとっては、

相談者:
はい。

中川 潤:
ね、あの、ある意味、外面がいい。

相談者:
はい。

中川 潤:
ていう話ですよ。
でもお、一番、・・深刻なのは・・あの・・その人を亭主にしてる・・ねえ、お嬢さんなんだから。

相談者:
そうですね。

中川 潤:
ね。

相談者:
はい。

中川 潤:
お母さんにとっていい婿さん・・だけじゃ、どうしようもないことじゃないですか。

相談者:
そうですね、本人がキツイって言ってるんですからね、娘の方が。

中川 潤:
でしょう?

相談者:
はい。

中川 潤:
で、その・・ま、借金もさることながらね、

相談者:
はい。

中川 潤:
浮気というよりも、特定の人とずうっと続いてるっていうんでしょう?

相談者:
はい、そんな感じですね。

中川 潤:
うん、感じなのかどうか・・感じっていうか・・あの、お嬢さんはね、

相談者:
はい。

中川 潤:
ま、それなりに、・・事態を把握しておられるんでしょう?

相談者:
はい。

中川 潤:
ね、別の女性と付き合いが続いてると。

相談者:
はい。

中川 潤:
で、それはやっぱり耐えられないことじゃないですか?
お母さん、その、逆の立場にね、身を置いて考えてみれば、

相談者:
はい。

中川 潤:
ね、お父さんが同じことをね、

相談者:
はい。

中川 潤:
やったら(笑)、許せます?(笑)

相談者:
◆△%&ダメですね。

中川 潤:
でしょう?

相談者:
はい。

中川 潤:
それは、普通の感覚ですよ。

相談者:
ああ、そうですね。

中川 潤:
でえ、それを、裏切り・・ある意味裏切り続けるわけですから、

相談者:
はい。

中川 潤:
やめようとしないんだから。

相談者:
はい。

中川 潤:
だとしたら、一緒にやっていくこと自体は無理です。

相談者:
ああ、そうですか。

中川 潤:
ま、あのお、先取りするようで・・で、あのお、変な言い方だけども、お母さん、別にそれを仰っているわけじゃないけれども、よく、子供がいるんだからね、子供のために両親がいた方が、

相談者:
はい、はい。

中川 潤:
なんてことを言う人がいるけど、

相談者:
はい。

中川 潤:
そりゃあ、とんでもない間違いでありましてね。

相談者:
はい。

中川 潤:
夫婦仲が悪い両親の下で暮らす方がよっぽど、子供にとっちゃあ、環境悪いですよ、ね。

相談者:
はい。

中川 潤:
だとすると、もう、結論ははっきりしてるじゃないですか。

相談者:
ああ、そうですか。

中川 潤:
ね。

相談者:
そうかなって思って、ほんとに、これ、この道を進んでいいのかって、ちょっと、こちらの・・

中川 潤:
その、いいのかなっていうのは、

相談者:
はい。

中川 潤:
お母さんとして、娘さんがそれで、今後幸せになれるのかどうかっていう、そういう意味でのご心配であるならば、

相談者:
はい。

中川 潤:
それは自分の人生なんだから、娘さん自身が、自分で納得いくように、

相談者:
はい。

中川 潤:
ね。

相談者:
そうですね。

中川 潤:
判断なさることだと思うの。

相談者:
はい。

中川 潤:
ね。
で、仮に別れて、大変な苦労・・生活のですよ。

相談者:
はい。

中川 潤:
背負い込むことになったとしても、

相談者:
はい。

中川 潤:
あのお、そこでえ・・経済的なことだけ・・を優先してね、

相談者:
はい。

中川 潤:
あのお、愛想つかした亭主とね、

相談者:
はい。

中川 潤:
割り切って、形ばかりの、夫婦やってね、自分は、適当に外で遊ぶみたいなね、

相談者:
はい。

中川 潤:
そんなお嬢さんであるよりはよっぽどいいじゃないですか。

相談者:
そら、そうですね。

中川 潤:
そうでしょ?

相談者:
なんか、やっぱり、都合の・・自分の都合のいいように、していくって感じになりますもんね。

中川 潤:
だとしたら、お母さんとしては、娘さんがさ、

相談者:
はい。

中川 潤:
この先、どういう決心・・最終的にされるのか、まあ、分からないけれども、それが、その、明らかにおかしなことであれば・・娘さんにね、何か言ってあげるていうのは、別に、構わないけれども、

相談者:
はい。

中川 潤:
今、お話に出てきてる限度では、、何もおかしなことでも何でもないわけだから、

相談者:
はい。

中川 潤:
お嬢さんが、今後、自分で歩んでいかれる道をね、親として出来るだけサポートしてあげると。

相談者:
はい。

中川 潤:
ね、それが、一番大事じゃない。

相談者:
はい、分かりました。

中川 潤:
うん。
次にいい婿さんが来るかもしれない、ね?

相談者:
・・

中川 潤:
そう思いません?

相談者:
はい、思います。
やっぱ、それですね。
自分でも分かってましたけど、(笑)
はい。

(再びパーソナリティ)


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