夫が会話しなくなってきて・・そらそうですよ、と加藤諦三氏

テレフォン人生相談 2014年12月6日 土曜日

相談者: 女46歳 夫45歳 長女17歳(高2) 長男13歳(中1)

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 森田浩一郎(医学博士)

今日の一言:
アメリカの離婚原因の第一位は、女の側からも男の側からも同じです。
コミュニケーションが出来ない。

相談者:
夫との、えっと、コミュニケーション・・を、どうやって、とる・・べきなのかという、ことで(笑)、ご相談したいと思います。

加藤諦三:
夫とのコミュニケーションをどうとる・・ちょっと難しい話なんだけども、

相談者:
はい。

加藤諦三:
具体的に言うと、どういう・・ことですか?
気持ちが通じ合わないとか、話があんまり・・

相談者:
そうですね、ちょっと気持ちが通じ合わない・・といいますか、

加藤諦三:
はい。

相談者:
夫が・・なんか、言葉が、あまり出てこないので・・
やはり、年数が経ってきて、子供が大きくなってきますと、

加藤諦三:
はい。

相談者:
受験ですとかあ、

加藤諦三:
はい。

相談者:
大事な進路を、子供と一緒に考えてあげなくてはいけないところとかも出てきますし。
大きなお金が動くことだって、話合わないと、決められないこととかが、出てきますよね?

加藤諦三:
はい。

相談者:
そういうときに、あんまり、ちゃんと話せないといいますか、

加藤諦三:
ああ、

相談者:
長男の、

加藤諦三:
はい。

相談者:
中学受験・・のときに、

加藤諦三:
はい。

相談者:
やっぱり、大喧嘩になったんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
どこを受験するかとかあ、

加藤諦三:
はい。

相談者:
そういったところでも、

加藤諦三:
うん。

相談者:
あんまり話は出来ないっていうか・・どちらかというと、
「僕は、君がやりたいって言ってるんだから、君が、責任を持つんだよ」、
みたいな・・そういうプレッシャーみたいな感じがありまして、

加藤諦三:
うん、うん。

相談者:
中学受験の、ま、直前期に、

加藤諦三:
はい。

相談者:
夫が、その・・息子に、

加藤諦三:
はい。

相談者:
すごい怒鳴ったことがあったんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
その理由が・・なんか直前期で・・やはりその・・息子も精神的にも不安になりますし、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
私に、そのお・・不安なところをグジュグジュ、グジュグジュ言ってたんですね。

加藤諦三:
ええ。

相談者:
で、それを、私が・・こう・・慰めてあげてたりとかしてたんですが、

加藤諦三:
はい。

相談者:
そういうことが、ちょっと、気に入らなかったようで、ものすごい、感情的に、怒鳴りまして、

加藤諦三:
うん、うん、うん。

相談者:
でも、ものすごく大事な時期だったんで、もう、そこで、私はすぐ間に入って、

加藤諦三:
はい。

相談者:
もう、あの、引き離して、夫とは陰で話し合って、大喧嘩になってしまったんですけど、

加藤諦三:
はい。

相談者:
そのまま、受験に突入しまして、

加藤諦三:
はい。

相談者:
結果はすごく・・あの、これ以上ないくらい、いい結果を頑張って出してくれたんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そうしましたら、夫も、

加藤諦三:
はい。

相談者:
そのお、子供の能力があることを認めざるを得ない状況になったといいますか・・自分よりも、もしかしたら能力も、上、っていうか、

加藤諦三:
はい。

相談者:
あとお、メンタル面でも、そのお、突破する・・そのお、最後まで突破する・・受け続けて、

加藤諦三:
はい。

相談者:
突破するメンタル面の強さも、

加藤諦三:
はい。

相談者:
やはり、夫としても、認めざるを得ないということが、あったようで。
あんまり、その後は・・あんまりこう、子供に対して、

加藤諦三:
はい。

相談者:
理不尽なことを言わなくはなってきたんですけれども、

加藤諦三:
はい。

相談者:
なんか、ちょっと、上の女の子と比べても、ちょっとこう理不尽な態度を男の子に対して、

加藤諦三:
うん、うん。

相談者:
とるところもありまして、

加藤諦三:
うん。

相談者:
それを、あるとき私は指摘したんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
やっぱり、ちょっといじわるだよね、って言って。

加藤諦三:
ええ。

相談者:
そしたら、ハッとしたみたいで、

加藤諦三:
はい。

相談者:
で、それ以降、いじわるなことは、言わなくはなってきたんですけども、

加藤諦三:
はい。

相談者:
そうすると、話すことが、なくなってしまったみたいで、

加藤諦三:
はい、はい、はい。

相談者:
夫は、最近、子供も大きくなってきたので、大学受験のこととか、

加藤諦三:
はい。

相談者:
あの、将来のことについて、

加藤諦三:
はい。

相談者:
相談して欲しいのに、

加藤諦三:
はい。

相談者:
(笑)誰も相談に来ないっていう・・風な感じで、ちょっと寂しいみたいなことを、

加藤諦三:
はい。

相談者:
ちょっと、1回言ってまして、

加藤諦三:
あ、寂しいといった、趣旨のことを、あなたに話していたということですね?

相談者:
ていうか、みんなのいる前で、

加藤諦三:
あ、

相談者:
僕の所には、誰も、

加藤諦三:
家族の中で言った、ということですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい、はい。
それで、先ほど、いじわるなことを息子さんに・・言って・・いじわるだよね、ということをあなたが言って、

相談者:
はい。

加藤諦三:
まあ・・いじわるなことを言わないように、というような話をしたみたいですけど、具体的に言うと、いじわるってのは、例えば、どういう話ですか?

相談者:
すぐに思いつかないんですけれども、上の子には・・女の子なので、すごく優しいんですよ。

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
それを結構、突き放したように・・な感じにするんですね、下の子には、

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
顔の表情とかもすごく違うんです。

加藤諦三:
ふうん。
普通ですとね、会話が無くなったという場合でも、

相談者:
はい。

加藤諦三:
子供の受験のときとか、先ほど言ったように、ま、どこの家買うとか買わないとか、お金が多く動くときには、こういう具体的なことでは話し合うことが多くって、

相談者:
はい。

加藤諦三:
感情的なことになると、まったく話が無くなるってケースが多いんですけども、

相談者:
はい。

加藤諦三:
あなたの場合に、は、具体的なことでも話し合わなくなってるっていう・・

相談者:
そうですね、分業になってる感じ・・ですね。

加藤諦三:
うん。

相談者:
私が、調べて、私がどこの塾に行かせるかとかも・・全部私が考えて、

加藤諦三:
うん。

相談者:
こうなったから、って、報告だけをしてる感じですね。

加藤諦三:
そうすると、あなたの側からすると、一緒に子育てをしてるって感じがなくて、あなたが子育てをして、

相談者:
はい。

加藤諦三:
ご主人は働いて、

相談者:
はい。

加藤諦三:
給料もらって、という、そういう意味での分業ですか?

相談者:
それと、育った環境がかなり違うので・・いいと思う教育観が全然違うので、

加藤諦三:
その育った環境が違うというのは、よろしければ具体的にどういうことですか?

相談者:
あの、私の方は、すごく教育熱心な家庭で、

加藤諦三:
はい。

相談者:
受験とかすごく大事なことで、

加藤諦三:
はい。

相談者:
勉強もたくさん・・とういうような中で育ってきたんですが、

加藤諦三:
はい。

相談者:
夫の方は、

加藤諦三:
はい。

相談者:
どちらかというと、高校も、そんなもの行かなくていい、って言われたり、

加藤諦三:
はい。

相談者:
大学のこととかも、親は大学出てないから、

加藤諦三:
はい。

相談者:
相談してもしょうがない、から、っていうことで、自分で奨学金を貰って、

加藤諦三:
はい。

相談者:
受験して・・その・・文句も言われないような・・レベルの大学に行ったっていうような感じなので。
すごく・・こう・・共働きでしたし、お金の使い方も普段から、ちょっと、もめるといいますか、

加藤諦三:
はい。

相談者:
掛けたいもの・・ところが、

加藤諦三:
夫の方はそうすると、親がそんな・・大学なんて行ったってしょうがないような価値観の中でも、

相談者:
はい。

加藤諦三:
夫は自分で、奨学金を貰いながら、大学を卒業したということですか?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
ふうん。
で、あなたの家庭っていうのは、教育熱心で、勉強は大切なんだという価値観?

相談者:
はい、そうですね。

加藤諦三:
そこら辺の価値観のズレみたいなものは、

相談者:
はい。

加藤諦三:
恋愛期間は感じなかったわけですね?

相談者:
そうですね。
親・・の学歴とかを聞いて、ちょっと私はビックリしたんですが、

加藤諦三:
ええ。
結婚のとき、割と・・あれなんですか?
どうしようか迷った方なんですか?

相談者:
いえ、本人はとても、しっかりしてましたので、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
私の親も、大丈夫なんじゃないか、っていうことで、

加藤諦三:
はい。

相談者:
あの、反対とかは、まったく無くて、

加藤諦三:
結婚して、ま、20年近く経つんですか?

相談者:
そうです。
じゅう・・8年くらい。

加藤諦三:
ああ、そうですか。
分かりました。
今、こういう状態で、会話が、途切れがちだと。
どうしたらいいんだろう?、ということですね?

相談者:
はい。

(回答者に交代)


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