大好きな夫の言葉に傷ついて身体の不調を訴える61歳。本人も気づかない凄い力

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
はい。
あのお、今ね、

相談者:
はい。

加藤諦三:
◆△%&に、そのお、あなた、苦しい、苦しい、夜も眠れない、って言ってましたね?

相談者:
はい。

加藤諦三:
夜、眠れないってのは、どの程度?

相談者:
1、2時間、寝れますが、胸も苦しくなるし、

加藤諦三:
うん。

相談者:
身体もしびれてくるし、

加藤諦三:
うん。
で、それ、どのくらい続きました?

相談者:
4ヶ月。

加藤諦三:
4ヶ月。

相談者:
主人はね、病院行けって言うんですけど、

加藤諦三:
うん。

相談者:
そんなことは、病院では治らないって言うんです、私は。

加藤諦三:
うーん。
ただね、治らないって言うけれども、

相談者:
はい。

加藤諦三:
確かに、そう簡単には治らないかもしれないんですけど、やっぱり、一度・・専門家に診てもらうってのは一つの考え方ですよね?

相談者:
お医者さんに、行ってもね、

加藤諦三:
うん。

相談者:
鬱陶しい(うっとうしい)とか言われて。

加藤諦三:
お医者さんに?

相談者:
はい。

加藤諦三:
うーん。
でもね、

相談者:
え、ちょっと外に出るのが怖いです。

加藤諦三:
うーん。
ただ、こういう風に考えられないの?
それだけ言われても、私(相談者)はここまでね、今日まで、キチンとこうやって、電話で、大原先生と、僕と話をして、キチンと生きてきてるわけですよ。

相談者:
やっとこさ、お電話さして頂いて、

加藤諦三:
うん。
だけど、電話、するまでの・・気力があったんだから。

相談者:
なんとか、立ち直りたいっていう気はあるんですけど。

加藤諦三:
うーん、だから、立ち直れる、力はあるんだけれども、今、ついつい、立ち直れないという風に・・思った方が楽だから。
今まで、その、立ち直れないっていう風な、思い方をして生きてきたと思うんだけども、

相談者:
はい。

加藤諦三:
事実は、立ち直れますよ、あなた。

相談者:
そうですか?

加藤諦三:
そうです。
61歳まできてね、
お子さんは3人いてね、
きちんとした生活してるって、これ、大変なことだよ。

相談者:
その点は、主人に拾って頂きまして、ほんとに、そのときはありがたいと思いましたけど。

加藤諦三:
それで、お医者さん行ったら、鬱陶しいって言われてね。

相談者:
そういうお医者さんもいらっしゃいます。

加藤諦三:
うん。
ですからね、とにかく今まで、キチンと生きてきたんだから、・・

大原敬子:
先生、よろしいですか?

加藤諦三:
ええ。

大原敬子:
私ね、今、不思議なのはね、一見みると、わ、スゴイこと言ってるな、と思うけども、ちゃんと自分の意見も言ってるんです。
それだけ、あなたの話を聞くと、すごく色んなこと言われて、傷ついてるように見えるんですけども、

相談者:
はい。

大原敬子:
ちゃーんと、跳ね・・除けている、返事をしてるんです、あなたは。
こういう言葉は、出てきませんよね?

加藤諦三:
すごい力。

大原敬子:
夫が好きだって言ってるんですもんね、先生。

加藤諦三:
すごい力なの。

大原敬子:
ありますよねえ。

加藤諦三:
ええ、ものすごい力、内的な力。

大原敬子:
あるんです。

加藤諦三:
今度の、色んな、傷ついたって、あなたが言った言葉をきっかけにしてね、

相談者:
はい。

加藤諦三:
人生を・・明るい方にもっていくこと、出来るよね?

相談者:
自分ではそういう力がなかなか出ない。

加藤諦三:
いやあ、あります。
力が無ければ、もう、61まで、くる前に、とっくに、もう、力尽きて、倒れてます。

相談者:
はは。

加藤諦三:
これね、あなたね、立ち直るためには、唯一つ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
自分の力を信じること。

相談者:
ああ。

加藤諦三:
それで、必ず立ち直れます。

相談者:
あ、頑張ります。

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
ありがとうございました。

(内容ここまで)

夫が女性に囲まれて調子に乗ってたので妻が文句を言った。
そしたら、夫に嫌なことを言われた。
でも、夫は謝った。

起きた事はこれ、だけ。

なのに、ここまで身体に変調きたすんだね。
これまでどんだけ順風満帆だったん?

大原さんが最初に相談者を持ち上げるのはお約束みたいなもんなんだけど、今日の「羨ましい」は、同年代の女性を代弁するものかもね。

聞いてて気になったのは、相談者が文脈って言うか、背景を省略することなの。

例えば、言われて傷ついたという夫の、「変な顔」 っていうセリフは、相談者が怒って夫を攻め立ててるときのことでしょ?

人に説明するときに省略するだけならまだいいんだけど、このおばさん、自分に対しても前後の文脈を無視しているのね。
で、「変な顔」 、ここだけが肥大化しちゃってるわけよ。

たぶん、医者から言われたとかいう、
「鬱陶しい(うっとうしい)」
これなんかも、こんな調子で前後の文脈を無視してるんじゃないの?

大原 「ずっと側(そば)にいてくれれば、それだけでいいんじゃない?」

ほんと、その通りなんだけど、これに気づくのが失ったときということにならないようにして欲しいわ。

後半の加藤先生のやり取りで、アルプスの少女ハイジのクララを思い出した。

強がってても心はガラスのような人もいれば、弱そうに見えて強い人はいます。

 


「大好きな夫の言葉に傷ついて身体の不調を訴える61歳。本人も気づかない凄い力」への1件のフィードバック

  1. 心が決まってないのに気軽に別れてもいいとは言わないほうがいいと思います。

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