再婚した妻からのちょっかいに怯える63歳

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは。

相談者:
こんにちは。
よろしくお願いいたします。

大原敬子:
いいえ。
あのね、

相談者:
はい。

大原敬子:
ええと、こう言ったらいいですかね・・
母なるものを求めていたあなたが、4年前に結婚なさいました。

相談者:
はい。

大原敬子:
そうですよね?
そのときの彼女は、母なるものがあったとすると、あなたは彼女の、もう一つの面を見たくなかったということなんです。
つまりですね、母なるもの・・女としの部分は、あなたは彼女を受け入れていた。
もう一つ、僕の・・今まで、ほんとに考えもしなかったことは、彼女の後ろに付いていた、持っていたもの・・要するに4人の子どもですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
この子どもの重さを、見たときに、彼女の女の部分の面と、も一つは、彼女が4人の子どもを持っていたという面ですね。
その面を見たときに、あなたは、だんだん、だんだん、重くなってきた、ということになるんですね。

相談者:
うーん。

大原敬子:
つまり、相手の女性が強か(したたか)だったということだと思うんですよ、わたしは。

相談者:
うーん。

大原敬子:
そうすると、3回離婚なさった方が、離婚に・・恐いはずはないんですね。
ではなくって・・初めて、初めてですね・・蛇に巻かれたような女性に出会ってしまって、別れることも出来なければ、自分の自由も無くなってきた。
つまり、彼女が始終、僕の周りに、とぐろを巻いているという・・女のほんとの知らない恐さですね、強(したたか)かな。

相談者:
うーん。

大原敬子:
それが、あなたの中に、どうにもならない恐れになったんではなかったかと思ってたんですけども、どうですか?

相談者:
うーん、そこの部分は、あるかも分んないですねえ。

大原敬子:
つまり、相手が、あなたを求めて、求めて、あなたをすごく大事にして。
で、僕はこうしてね、ああしてね、たら(と言ったら)、相手が尽くしてくれる。
そういう女性を求めていたんだと、わたしは思うんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
そうすると、この、今になって、恐いと思ったのは、永遠に・・先ほど、ポロっと仰ったんですよ。
僕が、退職金とか、なに、給料か知りませんけど、8万円を払っているんです・・仰ってましたね?

相談者:
まあ、退職金で払ってますね。

大原敬子:
それを、永遠に僕は払わなくちゃいけないんですね、いる間、彼女の。

相談者:
はい、はい。

大原敬子:
と、僕のお金は無くなってきますよね?

相談者:
無くなりました。

大原敬子:
無くなりましたね?

相談者:
はい。

大原敬子:
その怒りがですね、彼女のその、女性として求めるときに、これで全部の自分のお金を取られたんだ、と思ったときには、性的に嫌になりますよね?
しかも、さらにですね、この息子の8万円はあなたが払わなくちゃいけない。
で、夜な夜な、彼女が自分を、求めてくる。
恐いと思うのは、どうにもならない・・僕はこの彼女から、一刻も早く逃げたいけれども、逃げ出せる手段が無かったっていうことが、今日の相談ではないでしょうか?

相談者:
うーん。

大原敬子:
今回の場合ですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
この、ローンです、これが。
ローンの一番最初に、僕が払おうか?、と言った、最初の動機です。

相談者:
はい。

大原敬子:
本当は・・僕が8万円払うけれども、この彼女は、2倍にも、3倍にも僕に尽くしてくれるだろうということは、頭に無かったですか?

相談者:
あります。

大原敬子:
それが見事に違ったので、許せないんでしょ?、これは。

相談者:
あ、そこは大きいかも分かんないですねえ。

大原敬子:
そうですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
で、僕の8万円が、今になると、感謝ではなくって、当たり前になってきたこともあなたは許せないんです。

相談者:
そうです。

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
も、完全に当たり前になってますね。

大原敬子:
でも、そのやってしまった自分を・・あなた、すごいですね、自分で認めていますもんね?

相談者:
うーん。

大原敬子:
そうするとね、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなた自身が、まず、あなたが判断することは、これから、もし、一人でも生きていけるか、どうかなんです。

相談者:
うん、ですね。

大原敬子:
それを、まず、あなたが自分で、考えることですよね。

相談者:
はい。

大原敬子:
このまま、ずうっといって、怯えながら暮らすのか?

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたのその、恐いっていうのは怒りですから。
いいよ、いいよ、4年間、5年間ね、一緒にしたんだから、もういいよ、全部無くなっても・・この妻と行こう、ということで。
その8万円の怒りが・・あなたは、彼女が恐くなってきたんですね。

相談者:
うーん。

大原敬子:
あなたの心が、恐くさしたということが、あなたは、あるんです。
でも、それにも増して、この彼女と、今のまま続けるか?
まずですよ、簡単な方法です、AとBは。
別れるかを、まず決めることですよね。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
で、次に、あ、やっぱり、時間を置いて、これを、しっかり、別れようと、思ったならば、

相談者:
はい。

大原敬子:
最初の突破口は、この8万円のローンを払わない、ってことを言ったときにですね、

相談者:
ええ。

大原敬子:
妻がどう出るかが見えるんですね。

相談者:
えーと、先日、もう、この8万円は払えないよ、ということは1回言いました。

大原敬子:
はい。

相談者:
はい。
それ・・については、あのお、自分(妻)が払うという言い方はしました。

大原敬子:
まず、あなたが今、することは、やっぱり、あなたが最初に、払うよ、と言ったこと。
その一貫性?

相談者:
はい。

大原敬子:
は、通すこと。
ただし、払う必要ないのよ、奥さんも、いいと仰ってんですから。
でも、その一貫性で、あなたは8万円を下ろして、

相談者:
はい。

大原敬子:
何かあったときに、ちゃんと見せられるように、

相談者:
はい。

大原敬子:
ほんとは別の銀行でもいいですけどね。

相談者:
うん、別の銀行に口座を設けて、

大原敬子:
そうです、なさるべきだと思います。

相談者:
はい、はい。

大原敬子:
そして、是非今までね、これだけ、母親を・・苦労した母親をあなた見てるんですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
お母さん絶対あなたを見守ってると思うんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
きっと、今回のこの結婚はですね、あなたに、成熟した大人として、きちっと、一つひとつをですね、整理して生きていって欲しいってことを、お母さんは思ってるんだと思うんです、わたしは。

相談者:
ああ、今の、先生の一言というのは、

大原敬子:
はい?

相談者:
ね、今の先生の、

大原敬子:
はい。

相談者:
成熟した大人いうのがですね、

大原敬子:
はい。

相談者:
なんか、今、すごい、自分の心にですね、

大原敬子:
はい。

相談者:
まだ、63にもなって、まだダメだなという・・今、思いがすごい、してます。

大原敬子:
いえ、いえ、それはあなたばかりじゃなく、わたしもそうです。
他人様(ひとさま)だから言えるんですよ、これは。

相談者:
ふーん、はい。

大原敬子:
わたしの経験から言いますと、是非、今回は、性的に嫌いだ云々ではなくって、まずは、自分の心ん中を整理して、心を軽くすること?
まず、自分の心が軽くない限り、一歩先には進めないんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
ですから、まずは、今回のローンを、整理して、

相談者:
はい。

大原敬子:
そして奥様を静観して見ること。
あの、むこうの子どもたちが払った云々・・。
ローンは、あなたが成熟するために起きた問題点です。

相談者:
はい。

大原敬子:
ですから、あなたが立ち上がるんです。
きっと、お母さまがね、
「お願いだから、お母さん両手で持ってるから、ハイハイしていらっしゃい、一歩でも前に歩んでらっしゃい」
ってお母さまがね、あなたに手を差し出してると思いますよ。

相談者:
分りました。

大原敬子:
分りますか?

相談者:
はい。

大原敬子:
そしたら、お母さんの、手を差し出した・・手をですね、あなたは、必死に掴むようにして、今日一日、心の中を整理していただきたいなと、わたしは切に思いますけども、先生いかがでしょうか?

(再びパーソナリティ)


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