9歳年下の夫が振り向いてくれなくて離婚を口にする65歳

(再びパーソナリティ)

勝野洋:
(笑)いや、いや。
あの、よろしいでしょうか?

相談者:
はい。

勝野洋:
実は・・あなた65歳?

相談者:
はい。

勝野洋:
(笑)わたしとおんなじ歳です。

相談者:
ああ。

勝野洋:
はい。

相談者:
はい。

勝野洋:
あのお、

相談者:
はい。

勝野洋:
自分に優しくない、ってずっと言われてましたね?

相談者:
はい。

勝野洋:
でも、あなた、ご主人に優しく・・しないと、自分が優しくされるわけないじゃないですか。

相談者:
はい。

勝野洋:
人を変えようと思ってもね、自分が変わらなきゃ変わらないすよ。

相談者:
はい。

勝野洋:
だから、先生言われたように、やっぱり・・9つ下どうのこうの、僕は、

大原敬子:
(笑)

勝野洋:
別として。

大原敬子:
九つですよお・・

勝野洋:
やっぱり、あの、

大原敬子:
うらやましい。

相談者:
(笑)

勝野洋:
感謝の気持ちをね、

相談者:
はい。

大原敬子:
うん。

勝野洋:
すべてにやっぱり・・
で、笑うことですよ。

相談者:
ああ、はい。

勝野洋:
で、喜ぶことですよ

相談者:
はい。

勝野洋:
ご主人と一緒にこうやって健康でいられる・・健康なんでしょう?、お二人とも。

相談者:
あ、2人とも、はい、はい。

勝野洋:
こおんな、幸せなことないですよ。

相談者:
ああ、悩んで、悩んで、悩んで

勝野洋:
悩む必要ない。

相談者:
たんですけど、

勝野洋:
あの、そういうことは、悩まないでえ、

相談者:
はい。

勝野洋:
楽しく、前向きに、いかないと。

相談者:
はい。

勝野洋:
今日1日楽しいでしょう?、今。

相談者:
はい。

勝野洋:
もっと明日から楽しくなる・・はずですよ。

相談者:
ああ、はい。

勝野洋:
あなたがご主人に感謝して、

相談者:
はい。

勝野洋:
ね。

相談者:
はい。

勝野洋:
35年。
僕も結婚36年ですけども。

相談者:
ああ、一緒くらいですね。

勝野洋:
はい。

相談者:
はい。

勝野洋:
うちは、もう・・気持ちはバリバリですよ。

大原敬子:
(笑)

相談者:
えー、仲がいいんでしょ?

勝野洋:
ええ、いいですよ。

大原敬子:
(笑)

勝野洋:
もう、ほんとに。
だから、それは、基本は、

相談者:
はい。

勝野洋:
お互いが思いやって、そうやって、

相談者:
はい。

勝野洋:
優しくしてるからでしょうね。

相談者:
そうですよねえ。

大原敬子:
うん。

勝野洋:
そこにもってってくださいよ、それ出来ますから。

相談者:
はい。

勝野洋:
はい。

相談者:
分りました。

勝野洋:
これでよろしいでしょうか?

相談者:
はい。

勝野洋:
はあい。

相談者:
分りました。

勝野洋:
じゃあ。

相談者:
どうも、

勝野洋:
益々、お幸せに。

相談者:
はい、ありがとうございましたあ。

勝野洋:
失礼いたしまあす。

相談者:
失礼しまあす。

(内容ここまで)

結婚したのが、30歳で、そのとき夫はなんと21歳。

この人、この当時と比べて、今を憂いている気がすんだよね。
んな、ばかな?
でもね、無意識でも、当人はそう。

そりゃあ、老いは自覚してるし、頭じゃ理解してるさ。
だけど、相談者が悩んでいるののは、自然に湧き上ってくる感情の処理だからね。

逆に言うと、この夫婦に限らず、世の夫が、こういう女心を理解できれば、女房を機嫌良くしとくのは、簡単なことなんだけどね。

 

離婚話に乗ってこない夫の心の内は、大原さんの見立てで合っていると思う。

だってね、
旦那は相談者と違って、今も電車に乗って会社に行ってるわけだよ。
それこそ、毎日、大勢の女性とすれ違い、会社では会話もする。
それ、全員、相談者よりずっと若いんだよ。

おっ、なんて心動かされるときだってあるはず。
たまには、目が合ったり、なんて勘違い(笑)もあろう。
少し、様子がおかしい日は、そんなことがあったんだと思えばいい。

後悔なんて大げさなもんじゃなくったって、
たら、れば、の妄想はしょっちゅう。

だから、どんな夫婦でも、良好な関係を続けるための努力を忘れちゃいかんということだ。
友人とやらの、「我慢すれば」、っていうアドバイスも違う。

今日、相談してほんとに良かったと思う。

相変わらず、大原先生のアドバイスは細かい。

夫がこう言うから、こう言う、
そこで、一旦奥に引っ込むう、
2、3分待って、ドアを空けるう、

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旦那、一滴も飲めないのかな?、料理好きのクセして。
これは、ちょっと寂しいねえ。
食事だけだと、もって30分だが、酒の力を借りれば、1、2時間は楽勝で延長できるのに。

体質なら仕方ないが、夫婦で味見ぐらいから始めてはいかがでしょう。


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