契約書無しの部屋の賃貸。 用心すべき人たち、コンシリエータ

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい。

加藤諦三:
今ねえ、中川先生とあなたの話聞いたんだけど、僕も、ほんとに中川先生の、仰るとおりね、

相談者:
はい。

加藤諦三:
僕も聞いててねえ、腑に落ちないんですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
だから、なんか、中川先生が仰ったようにね、

相談者:
はい。

加藤諦三:
重要な情報が、今、我々の前に、あなた、話してないんじゃないですか?

相談者:
ああ。

加藤諦三:
え!、こんなことがあったの?、ていう、

相談者:
はい。

加藤諦三:
極めて重要な情報があるはずですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
こんな話って・・あるはず無いよねっていう話ですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
だって、あなたもそう思わない?

相談者:
ええ、わたしも・・思います。

加藤諦三:
お嬢さんに、何、隠してんの?って聞いてみたら?

相談者:
はい。

加藤諦三:
腑に落ちないときってのはね、

相談者:
はい。

加藤諦三:
重要な情報が隠されているときなんです。

相談者:
はい。

加藤諦三:
で、心理的なことで、唯一、解釈出来るとすればね、

相談者:
はい。

加藤諦三:
この大家さんも、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
あなたの娘さんの友人も、とにかく、人間関係を極めて重視するタイプなんですよね。

相談者:
はい。

加藤諦三:
で・・極めて、早とちりで、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
考える前に、決断しちゃうタイプってのがいるんです。

相談者:
はい。

加藤諦三:
だから、あなたの友・・お嬢さんの友人も、このタイプ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
大家さんもこのタイプ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
だから、2人とも、人間関係を重視しながら、考える前に決断しちゃうんですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
リフォームしようっていうね。

相談者:
はい。

加藤諦三:
で、これは、人間関係重視ですから、感情がものすごく溜まってんです。

相談者:
はい。

相談者:
嫌なことは、嫌って言えないから。

相談者:
はい。

相談者:
で、このタイプはものすごく、心に色んな感情溜め込んでるタイプなんです。

相談者:
はい。

加藤諦三:
従って、予想したとおりに、ものごとがいかないときに、

相談者:
はい。

加藤諦三:
噴き出してきた感情がすごいから、

相談者:
はい。

加藤諦三:
その、ことに相応しい反応のし方をしないんですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
だから、訴えてやるう!、になるんですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
で、非常に、非常識な、行動します、このタイプは。

相談者:
はい。

加藤諦三:
溜め込んだ感情で動きますから。

相談者:
はい。

加藤諦三:
ですから、ま、お嬢さんに聞いてみたら、なんか、重要なことを隠してる・・と考えるのが一番・・ノーマルですけどね。

相談者:
はい。

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい、分りました、すいませえん。

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
はい、どうも、失礼しました。

加藤諦三:
人間関係を重視する早とちりタイプ、コンシリエータと言います。

(内容ここまで)

契約に合意したとみなされる娘たちの不用意な行動

 

シェアハウスと知ってたのに引越したのはなぜ?

シェアする相手を見てから決めようとでも思っていた、
としか考えられない。

ということは、シェアハウスの形態そのものには、一度は納得したじゃないか、と言われてもし方がない。

家主だけではなく、第三者からもそう見られる。

民事紛争において、契約書がなければ、こうした行動実績によって、思わぬ判断をされてしまうことがある。

いわゆる既成事実だ。
ぼったくり店や、悪徳リフォーム会社なんかは意図的にこれを使う。

 

シェアハウスに残った住人2人は目が点になってんじゃないか。
早く立ち直って欲しい(笑)

 

変な奴・・42歳の家主・・と関わっちゃったねえ。
法的に は払わなくたっていいって言うんだけどさ。
請求詐欺なんかと違って、まったく無視っていうわけにはいかないんじゃない?

だって、恨み買ったのは事実だし、こっちにも負い目はあるし、身元だって押えられてんだよ。

中川氏も、相談者からの「払う必要はないですよね?」、の確認には、お茶を濁した。

相談者も少し勘違いしてるようだけど、
払わなくていいというのは、あくまで、請求どおりには、ということ。

仮に民事調停にでもなれば、いくらかの弁済は提示されると思うよ。

・・やだねえ、こういうの。

加藤先生も脅かすしさ。

 

「知り合いに頼んでやってもらった」ってよく聞くセリフだけど、
”知り合い”っていうのは、ほんと曲者なんだよ。

不満があっても、知り合いだけにドライな対応ができない。
好意によるものだったりすると、余計にやっかい。

好意が仇(アダ)になるっての。

好意で知り合いの子どもを預かったり、
それに甘えて預かってもらったり、

好意で知り合いを車で送ったり、
それに甘えて送ってもらったり、

何も無ければ、なんでもない日常なんだけど、

預かった子どもが物を壊したとか、逆に怪我したとか、
車で送る途中で事故ったとか、

どうする?

事前に契約書、交わす?(笑)

 

コンシリエータ

たまに、こういう専門用語を加藤先生が紹介するのって好き。
一語ですべてを表すっての。

原語の意味を調べると、辞書には、「なだめる人」、とか、「調停者」、とかしかなく、何かしっくりこない。

ま、専門用語なんてそんなもんか。

と、動詞のconciliateには、

「怒りを静めるとか」、とかの意味に加えて、
(人の気にいる行為などによって)機嫌をとる、歓心を買う、
というニュアンスもあるらしい。

これだ。

つまり、
コンシリエータの好意には、何某かの期待が紐づいているわけだ。
フリーハンドの好意だと思って受取っていると、トラブルとなる。


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