老々介護。いつまで生きるの?、早く死んでよ

テレフォン人生相談
2015年4月2日 木曜日

パーソナリティ: 勝野洋
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女73歳 夫78歳 息子52歳(妻と息子と別居中)の3人暮らし。

勝野洋:
今日は、どんなご相談ですかあ?

相談者:
はい。
私、70・・3歳で、

勝野洋:
はい。

相談者:
主人が78歳なんですけど。

勝野洋:
はい。

相談者:
16年間介護しておりまして、主人の。

勝野洋:
はい。

相談者:
どう言うんかな、自分のお・・思い通りにならないと、ストレスが(笑)溜まりまして、

勝野洋:
はい。

相談者:
主人にい、辛く当たるう・・というのが、悩みの種でして、

勝野洋:
はい。

相談者:
あの、大声で怒鳴ったり、自分の思い通りにさせれないと、イライラして、主人を怒ってしまいますので、

勝野洋:
ええ。

相談者:
そういう自分を、どうしたらあ、上手くコントロールできるのかなあ、という相談です。

勝野洋:
あのお、家族構成を、

相談者:
はい。

勝野洋:
教えてください。

相談者:
あたくし、と、主人と、

勝野洋:
はい。

相談者:
息子52歳です。

勝野洋:
3人で暮らしてらっしゃる・・

相談者:
はい。

勝野洋:
息子さんは、ご結婚は?

相談者:
あ、しておりますけどね、今ねえ、孫の、

勝野洋:
はい。

相談者:
就職で、ちょっと、遠くに行きましたもので、

勝野洋:
はい。

相談者:
お嫁さんがそちらへ、行っとりますもんで、

勝野洋:
あ、奥さんは、離れてらっしゃるんですね?、じゃあ。

相談者:
はい、離れております。
ほんで、息子は私たちと同居しとります。

勝野洋:
あ、なるほど。

相談者:
はい。

勝野洋:
それで、今日のご相談内容ですが、

相談者:
はい、私の、介護疲れですね、

勝野洋:
はい。

相談者:
結局は、16年間。
主人は、脳出血で、2回、右も左も切れてまして、

勝野洋:
はい。

相談者:
1回目で、左半身不随。

勝野洋:
はい。

相談者:
2回目で失語症・・という、あの、重度の身体障害者なりまして、

勝野洋:
はい。

相談者:
わたし、一人で、自宅介護しておりました。

勝野洋:
はい。

相談者:
病院も行ってましたけどね。
でもう・・もう、とにかく早く、家帰って、人間らしい生活がさせてやりたかったもんで、

勝野洋:
はい。

相談者:
とにかく、早く家へ、連れて帰って、

勝野洋:
はい。

相談者:
とにかく、わたしは一生懸命、介護しとりましたけどお、

勝野洋:
はい。

相談者:
去年・・くらいから、わたしの体重が激変しまして、

勝野洋:
はい。

相談者:
54キロあったのが、40・・今、1キロになりまして、やっぱり疲れるんですね。

勝野洋:
はい。

相談者:
体が。
すごくその、介護によって。

勝野洋:
はい。

相談者:
ほいでえ、あの、股関節の手術も、5年前にしました。
私自身の。

勝野洋:
はい。

相談者:
骨盤が減りまして。

勝野洋:
はい。

相談者:
あの、どうしても、主人、大きい人ですもんですから、服の着せ替えとか、なんか、そういう、ベッドの移し変えとか、そういう、力仕事ですので、

勝野洋:
はい。

相談者:
自分と・・自分に・・自分の体が、悲鳴上げてるわけですよね。

勝野洋:
はい。

相談者:
だからあ・・そのお・・どういうのかなあ、その・・分ってもらえないかも分んないんですけど、介護によるストレスが、もう、主人に対して、いっちゃうわけですよね。

勝野洋:
はい。

相談者:
「どうしてこんなこと、何遍も何遍もおんなじこと言ってるのに分からないのお!」、
とか言って、すごく声が大きくなったり、

勝野洋:
ええ。

相談者:
怒鳴ったり。
それがねえ、もう、わたし自身、彼のことが、よく分るのに、

勝野洋:
はい。

相談者:
なんで、こんな、辛い病気を持った人に、何で自分はこういう酷いことを言うんだろう?と思って、自分を責めちゃうんですよ。

勝野洋:
はい。

相談者:
はい。
ほんで、もう、そういうのが情けなくって、もう、自分、もう、死にたいなあ、って思う・・ことも度々ありました。

勝野洋:
はい。

相談者:
で、あたくしの性格は、潔癖症で、とにかく、完全な介護が、してやりたいという、性格なもんですから、

勝野洋:
はい。

相談者:
ヘルパーさんとか、介護士さんのやることが、気に入らないっていう感じなんですよ。

勝野洋:
はい。

相談者:
だからわたし、家で・・デイサービスに行ってますけど、

勝野洋:
うん。

相談者:
帰って来ましたら、もう、徹底した介護するんですよ。

勝野洋:
ええ。

相談者:
だから、もう、自分の体を、酷使してるっていうのは分るんですけど、ケアマネージャさんも、

勝野洋:
はい。

相談者:
あなた、少し、手え抜いたら?って言われるんですけど、それが出来ないから(笑)苦労してるんです。

勝野洋:
はい。

相談者:
だから、なんとかそれを、上手く乗り越えれる・・アドバイスを頂けたらあ、と思います。

勝野洋:
それは今日のご相談内容ですね?

相談者:
はい、そうです。

勝野洋:
分りました。

(回答者に交代)


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