（再びパーソナリティ）

今井通子：
お分かりいただけましたか？

相談者：
はい

今井通子：
はい

相談者：
ありがとうございます。

今井通子：
あのお、わたしの感想で言うと、

相談者：
はい

今井通子：
あなた強い人だわ。
一人で生きていける。

相談者：
（笑）そうですかあ。

今井通子：
うん
だけどお、息子さんはもしかしたら、そのあなたに、取りつく島も無かったのでえ、

相談者：
はい

今井通子：
弟さんと仲良くなっちゃったんじゃないかな。

相談者：
ああ、ああ、はい

今井通子：
うん
ま、いずれにしてもお、お互いがお互いのことを考えながら、

相談者：
はい

今井通子：
えー、穏便に、っていうか、平和裏に、

相談者：
はい

今井通子：
事を解決して欲しいなって、

相談者：
はい

今井通子：
思うばかりです。

相談者：
はい、ありがとうございます。

今井通子：
よろしくお願いします。

相談者：
はい、はい、ありがとうございます。

今井通子：
はあい

相談者：
はい

今井通子：
じゃ、失礼しまあす。

相談者：
はい、ありがとうございますう。

（内容ここまで）

こういうやりとりってワクワクする（笑）

ま、期待するほどのトンデモ発言は無かったけどね。

だけど、話の噛み合わなさは十分楽しめた。
大迫女史が途方に暮れるなんて、なかなか見られないよ。

 

ただ、ウツ思考っていうのは自分を過剰に責めたり、自分を無価値と捉えたりして、最悪は自殺に向かう、みたいなもんだと思ってたけど、この人の思考って、それとは対極にある。

ああ、それが治ったという意味か・・

そうなん？

 

相談者、淡々と話していたけど、

ローン地獄
夫の自殺
弟の服役
ウツ発症
副腎腫瘍（がん？）
親子断絶
自宅が占拠
：

短期間に、これだけ、身の上に起こってるわけだ。
今井さんが、「あなた強いわ」というのも分る。

わたしが思ったのは、この人、強運の持ち主だということ。

一つは
家の取得によって、家庭の収支は一旦、大きなマイナスとなり、しばらくはそれに苦しむんだけど、夫の死亡と、団信(*1)のおかげで、ローンは消え、自宅という資産がそのまま残った。

(*1)　団信：
団体信用生命保険の略。
民間の住宅ローンを組む場合、半ば強制的に加入させられる。
本人が死亡、高度障害になった場合、保険会社からローンの残高が支払われる。
今日の相談で分るとおり自殺でも支払われるが、一定の経過年数が必要。（概ね１年）

 

加えて、生命保険のおかげで、一気に収支は大きなプラスとなり、さらに遺族年金という定常収入も生まれている。

このおかげで生活保護も受けずに１年７ヶ月も入院できたわけだ。

 

２つ目は
その入院だけど、ウツで入院したら腫瘍が見つかって助かっている。

命と金。
これを運で引き寄せたわけだ。

人に感謝したり、
早起きしたり、
便所掃除なんかしなくても、運はやってくる。

世に蔓延る成功本なんて眉唾なんだよ。

[ＡはＢをやった]　≠　[ ＢをやったらＡになれる]
って中学数学で習ってるでしょ。

なんか、話が脱線しちゃったな。（笑）

 

今日のお前が言うな；

「息子にはいつも、『お金は空から降って来ないよ』、っていうふうに、教えてたからあ・・『だから、働くしかないんだよ』って、『働かなきゃ、お金はないんだよ』、って」