ダウン症の娘への暴力が止められない。叩くと気持ちが楽になる


テレフォン人生相談
2015年8月1日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者:田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)

相談者: 女65歳 父86歳 長女41歳の3人暮らし 次女は嫁いでいる

今日の一言: 「あるべき」という暴君に心を支配されないこと。

スポンサードリンク

(年齢、家族構成のやり取りは省略)

加藤諦三:
そうすると、今あ、3人で暮らしてるんですか?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分りました。

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、どんな相談ですか?

相談者:
はい
実は、40歳のこの娘は、ダウン症なんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、あのお、41歳のこの娘に、

加藤諦三:
はい

相談者:
最近・・最近っていっても、半年くらい前に、

加藤諦三:
うん

相談者:
実はその、さっき申し上げました、父が身体・・を壊してしまいまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
入院騒ぎに、なりました。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、入院中は良かったんですけど、退院してから、その父との介護と、

加藤諦三:
はい

相談者:
この、ダウン症の娘との、介護にい、ちょっとあたし、なんか、一杯一杯になってしまいまして、

加藤諦三:
うん、そらそうですね・・うん・・

相談者:
ちょっと、暴力を振るってしまったんですね。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
暴力っていっても、ま、早く、トイレ行ってね、

加藤諦三:
その暴力ってのは、どちらに、振るったんですか?、父親・・

相談者:
あ、失礼しました、娘にです。

加藤諦三:
はい?

相談者:
父はもう、今のところ、ま、あの、介護の、あのお、サービスも受けられるようになって、

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
さしあたっては、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、◆△%安心って感じなんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
ただ問題は、この、娘にい、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、退行が始まりまして、もう・・そうですね、何十年も昔からなんですけれど、

加藤諦三:
はい

相談者:
トイレ・・に、もう、30分くらい、

加藤諦三:
はい

相談者:
ご飯は、もう、一時間、二時間、三時間は、当たり前というような、毎日の生活なんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あたし、一杯一杯になってしまいまして、
「早くしてえ」
ってお尻をペンペンって叩いてしまったんですう。

加藤諦三:
はい、はい、はい、はい

相談者:
そのときにい、

加藤諦三:
うん

相談者:
なんか、すごく、すーっと、その、身体が、てか、なんだろう?、力が抜けたような感じで、ちょっと、あの、ほっとしたっていうか、いい気持ちになったんですね、その、娘を叩くことによって。

加藤諦三:
あ、そらそうですよ。

相談者:
ええ

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、あたし、ビックリしてしまいまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
止めようと思うんですけど、なんか、止められなくて、

加藤諦三:
はい

相談者:
なんで、こうなっちゃったんだろう?って、自分なりに考えたら、

加藤諦三:
ええ

相談者:
たぶん、わたし、歳をとってきたからじゃないかな、ってことに思いついたんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
ていうのは、やっぱり、歳をとってきたら、介護はきついです。

加藤諦三:
はい、そら、そうですね。

相談者:
で、それで、これから、もう、歳をとるだけなのにい、

加藤諦三:
はい

相談者:
今後もまた、そういう暴力を、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、止めたいんですけど、どうやって、止めたらいいのかが

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
分らなくて、

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
ご相談をと思いまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
お電話しました

加藤諦三:
はい、あのお、相談電話くれてありがとうございます。

相談者:
とんでもないです、ありがとうございます。

加藤諦三:
先ほどね、

相談者:
はい

加藤諦三:
お尻を叩いて、ま、暴力を振るって、

相談者:
はい

加藤諦三:
なんか、身体が、力が抜けて、楽になったって、そら、まあ、当然あると思います。

相談者:
あっ

加藤諦三:
感情表現したんですからあ、

相談者:
そうなんですか?

加藤諦三:
うん、そらあ、あの、感情表現すれば、

相談者:
ええ

加藤諦三:
人間はストレスが、あの、軽減しますからあ、

相談者:
あらあ

加藤諦三:
そういうことは、あると思います。

相談者:
ああ、そうなんですか。

加藤諦三:
むしろ、そのときの方が、あの、いつもより、優しい気持ちになってますよね?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
そうですよね?

相談者:
そうですう。

加藤諦三:
はい
お尻を、叩いてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
やったことは悪いんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた自身の感情は楽になった。

相談者:
はい!

加藤諦三:
いう

相談者:
そうです、仰るとおりです。

加藤諦三:
優しい人になってますよね?
ただ、41年間育ててきたけども、もう、ほんっとに、辛いこと我慢してきたんです。

相談者:
はい
はい、いつも明るいわね、って言われて、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのように振舞ってきました。

加藤諦三:
傍から見ると明るいと言われるし、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた自身、明るく

相談者:
はい

加藤諦三:
振舞ってきたけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう一方であなたの中に、あのお、その、明るく振舞う自分と違った自分というのが、居ましたよね?

相談者:
◆△%&■◎(常に居ます)

加藤諦三:
ですから、その、41歳のお嬢さんばっかりでなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
ずうっと、あなた、もう、お父さんとの関係、色んな人間関係で、

相談者:
はい

加藤諦三:
明るく振舞うけれども、実は、違った自分っていうのが、居て当然なんですよね。

相談者:
当然ですかあ・・

加藤諦三:
当然です。
とおぜんです。

相談者:
そう言っていただくと、なんか・・楽になります。

加藤諦三:
だけどね、

相談者:
はい

加藤諦三:
逆に言うと、まあ、食事で3時間も、掛かる、トイレ30分もっていう、ことであればね、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう、叩かない方が不思議なくらいですよ。

相談者:
えー!、ほんとですかあ?

加藤諦三:
はい

相談者:
まああ・・

加藤諦三:
そら、暴力止めようと思っても止められませんよ。

相談者:
えー

加藤諦三:
暴力は悪いと思ってます、あなたは。

相談者:
えー
でも・・

加藤諦三:
だけど、そして、暴力は悪いと思って、そして暴力を止めようと思ってます。

相談者:
はい

加藤諦三:
でも止められない。

相談者:
はい

加藤諦三:
これは、ずうっと、あなたが必死で生きて来た結果ですからあ、

相談者:
はあ

加藤諦三:
長年に渡って、必死で頑張ってきた結果ですよ。

相談者:
・・
(泣)

加藤諦三:
だからあなたの意識ね。

相談者:
はい

加藤諦三:
暴力はいけません。

相談者:
はい

加藤諦三:
暴力は止めたいです。
その、ずうっと、意識と、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの無意識ね。

相談者:
はい

加藤諦三:
何でこんなわたしだけが辛いんだと。

相談者:
・・
ああ

加藤諦三:
そういう気持ちがあってえ・・意識と無意識の乖離が、かなり深刻だったんですよ。

相談者:
はー

加藤諦三:
さっき、そのお尻を叩いて、力が抜けて、そのとき、あなた自身が優しい人になったでしょ?って言ったのは、その、お尻を叩いたときにい、その意識と無意識の乖離が消えたんですよね。

相談者:
あっ・・そういうことなのか・・

加藤諦三:
ええ
そいで、優しい人になったんです。
おそらく、それまでにない、優しい人になったんじゃないですかね?、そのとき。

相談者:
なんか、あのお、寄り掛かってきましたね、あの子は。

加藤諦三:
ええ

相談者:
あー

加藤諦三:
あなた自身が優しい人になってるもん。

相談者:
え、そういうことは、とても、あの子は敏感で、

加藤諦三:
もおのすごい敏感だと思います。

相談者:
はい

加藤諦三:
決して、その、自分を責めないことだねえ。
あまりにも、こうあるべきというね、

相談者:
はい

加藤諦三:
要求が強過ぎると、

相談者:
はい

加藤諦三:
それは、人間、もう、不安でどうしようもなくなります。
どうしていいか分んなくなるから。

相談者:
じゃあ、こうあるべきっていうのを止めればいいんですね?

加藤諦三:
こうあるべきっていうのは、思っている。
だけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
実際の自分はそうでないというときにい、

相談者:
はい

加藤諦三:
その自分を責めない。

相談者:
責めない・・

加藤諦三:
絶対、自分を責めてはいけません。

相談者:
それ、先生、ちょっと、(難しい)ですう・・

加藤諦三:
それは、難しいのは分る。
何故かっていうとね、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた、実はね、

相談者:
はい

加藤諦三:
周りを責めてんです。

相談者:
あっ!・・ああ!、仰るとおりです。

加藤諦三:
ところが周り責めちゃいけない、と思ってるからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
外への攻撃性が、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分に向いちゃってんです。

相談者:
ああ!、そうです、そうです、あたし。

加藤諦三:
ですから、

相談者:
はい!

加藤諦三:
自分を責めまいと思っても責めちゃうんです。

相談者:
あー

加藤諦三:
だから、全部ね、今ね、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは、暴力についても、何についてもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の意思で自分がコントロール出来なくなってるんですよ。

相談者:
そうです。
ほんとにそうです。

加藤諦三:
ですからね、

相談者:
ええ

加藤諦三:
そこの、解決のポイントは今言ったように、

相談者:
はい

加藤諦三:
こうあるべき自分と、

相談者:
はい

加藤諦三:
実際の自分との、

相談者:
はい

加藤諦三:
乖離を失くすことなんです。

相談者:
はい・・

加藤諦三:
ありのままの自分で、いいんです。

相談者:
ありのままの自分・・はい

加藤諦三:
それはこうあるべき自分とは違います。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
違っても・・
だってえ・・それは、雪が降る、雨が降る、雨は上から下に降ってくるわけですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
岩は堅いんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
どうしようもない自然ていうのはあるんです。

相談者:
はー

加藤諦三:
岩が堅いっつって、文句言ってる人いますか?

相談者:
(笑)はい
そうですね。

加藤諦三:
それと同じ人間ってのはこういうもんだっていうときに、それ文句言ったってしょうがないでしょ?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
それとおんなじことなんです。
自分を責めちゃうていうことは。

相談者:
ああ、そうなんですか?

加藤諦三:
ええ
だから、岩が堅いように、

相談者:
はい

加藤諦三:
自然を受け入れるように、自分を受け入れる。

相談者:
はー
はい

加藤諦三:
それでですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオにですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
大変素晴らしい方に来ていただいてますのでね、色んないいアドバイスを頂けると思います。

相談者:
はい

加藤諦三:
シンクロの銅、メダリストで、

相談者:
はい

加藤諦三:
メンタルトレーナーの、

相談者:
はい

加藤諦三:
田中ウルヴェ、京さんに、

相談者:
はい

加藤諦三:
来ていただいてますので、

相談者:

加藤諦三:
ご意見を伺ってみたいと思います。

相談者:
ありがとうございます。

スポンサードリンク

(回答者に交代)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。