（再びパーソナリティ）

今井通子：
ま、色々と、もう、お考えで、ま、いずれにしても、大迫先生が仰るように、

相談者：
はい

今井通子：
ご自身だけで色々考えないで、

相談者：
そうですね

今井通子：
もう、この際、息子さんとご相談なった方がいいかもしれない。

相談者：
はい
それは、もう、是非したい・・

今井通子：
なんか、お話伺ってると、その、ご長男が、なかなか、いい人らしいから。

相談者：
そうですね

今井通子：
うん

相談者：
まあ、なんとか・・

今井通子：
でえ、たぶん、あなたが、一生懸命、持ちこたえようと思ってらっしゃるのは、

相談者：
はい

今井通子：
物件としてっていうより、思い出もあるだろうし、

相談者：
うん、そうなんですよねえ

今井通子：
うん
それを考えると、その辺のところも、息子さんとよくご相談になってえ、

相談者：
はい

今井通子：
うん
なんか、思い入れがあるかないかによって、だいぶ違っちゃうんじゃないでしょうか。

相談者：
そうですよね
はい

今井通子：
と思いますけど、いかがでしょう。

相談者：
はい、たぶん、そういう、ことだと思います。

今井通子：
はい
まあ、あのお、色々、こう、一つづつ考えられてた、パターンを、

相談者：
はい

今井通子：
いくつか組み合わせてえ、

相談者：
なるほど

今井通子：
どお、したらいいか考えてみてください。

相談者：
そうですね。

今井通子：
はい

相談者：
はい、分りましたあ

今井通子：
はあい

相談者：
ありがとうございます。

今井通子：
どうもお

相談者：
ええ

今井通子：
失礼しまあす。

相談者：
どうも、すいませんでしたあ。
ありがとうございます。

（内容ここまで）

相談者 ７３歳　「年金はねえ、２ヶ月に１回、３３万ぐらい」
今井　７３歳　「３３だから、１１万か、１２万くらいね、月にすると」

ん？
今井さん、３ヶ月に一度っていう勘違い？
いや、今井さんだって年金もらってるはずだし。

相談者の説明も聞き逃してるし、そろそろかな。

 

さて、

５０歳で３５年ローン。
物件価格は４千３百万。

ちょっと調べてみたら、平成４年当時の住宅金融公庫の基準金利が５％。

この人、ざっと９千万を超える借金を負った自覚は無かったんだろうねえ。
（全額ローンとして）

さらに１０年延長したらしいから、返済総額は優に１億を超える。

 

あと、買って３年後には奥さんに逃げられてんのね。

 

年金　１６万
自営収入　１２万
ローン　１８万

リストラに遭ったっていうけど、６０まで厚生年金に加入してたのは大きいね。

それはいいとして、これだと手元に１０万残るわけだから、やっていけそうな気がしたんだけど。

たぶん、自営がジリ貧で、さらに減ることが分ってんのか。
か、他にも借金があるか。

 

• 親子売買による借り換え
• 不動産担保ローン
• リバースモーゲージ
  ：

悪あがきもいいとこ。
自分で提案しながら、自分でダメだししてやんの（笑）
オーバーローンだと、どれも門前払いだからね。

で、結局２択。

• 長男と同居し、２人で返済していく。
• 自己破産

今井さんも、大迫さんも、息子さんとよく話し合えって言うんだけどさ、絶対にやめて欲しい。
長男が優しいのなら、なおさら。

だって、親父が自己破産の瀬戸際だって打ち明けて、頭下げてくるわけでしょう？
そんなの酷だよ。

第一、通勤が辛いから家を出たのにさ。

ていうか、この爺さん、これから先も元気で、病気も何もしないで、コロっと死ぬとでも思ってんのかね。

親父を哀れんで、不満を抱えながら同居を始めた長男が、親父に憎しみ持つまでそんなに時間は掛からないと思うよ。

最悪のシナリオとか考えちゃうけどね、あたしゃ。

 

今井さん＆大迫さんも、とどめを刺さないと。
執着しているこの爺さんにさ。

築３０年もすれば、家の価値はゼロになる。
それでも、ローンは続く。

家はあっちこっち痛んできて修繕費もかさむ。

仮に無事ローンを払い終わったとして、そのとき長男は６０代後半。

手元に残るのは、
駅からバスで１０分、バス停まで徒歩１５分の（ここら辺は想像）、わずかな土地とボロボロの家。

どう見ても自己破産一択でしょ。

自己破産しても、年金にはなんら影響はない。
月１６万で、気楽に暮らした方がよっぽど健康的だよ。