妹が来るたびに妻がイライラ。妻と姑と妹とのはざまで悩む鈍感男

テレフォン人生相談
2015年9月8日 火曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者:  大原敬子(幼児教育研究家)

相談者: 男59歳 妻56歳 母と3人暮らし 長女31歳 長男29歳 妹57歳

今日の一言: 男が男になるのは、母親からの自立です。

加藤諦三:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お世話様ですう

加藤諦三:
最初に年齢教えてください。

相談者:
59・・です。

加藤諦三:
59歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してますう?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?

相談者:
56です。

加藤諦三:
56歳

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
上が女で、31

加藤諦三:
はい

相談者:
下、男、29

加藤諦三:
はい
で、今、は、2人で生活してるんですか?

相談者:
いえ、わたしの母親と3人です。

加藤諦三:
お母さんと三人ね。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
わたしの家内と、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしの妹の関係なんですけども。

加藤諦三:
妹さん、何歳?

相談者:
57です。

加藤諦三:
57
はい
ま、同い年みたいなもんね、奥さんと

相談者:
ええ、そうですね。

加藤諦三:
はい
で、関係が、

相談者:
あまり良くないということで

加藤諦三:
はい
だけど、一緒に住んでるわけじゃないですね?

相談者:
じゃないです、はい
盆とか、正月とか、彼岸に、たまに顔出すんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
ただあ、昔っからなんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
わがままな・・面があるのか、

加藤諦三:
どっちがわがまま?

相談者:
えっと、妹の方が

加藤諦三:
妹の方が、はい

相談者:
はい
それで、しっくり・・いってない関係なんです。

加藤諦三:
あなたの奥さんとね。

相談者:
家内と

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
そいで、色々、実の母親ですから、

加藤諦三:
うん

相談者:
誕生日とか、母の日とかに、贈り物とかするんですけども、

加藤諦三:
うん

相談者:
うちの家内にしてみれば、これみよがしい、みたいな格好で、わたし(妻)に何かしろ、っていうような格好で捉えてるような感じなんですね。

加藤諦三:
ああ、はい、うん

相談者:
そんなこと、気にするな、とは言ってるんですけども、

加藤諦三:
うん

相談者:
それがどうも気になってし方がないってことなんですわね。

加藤諦三:
それはそうですよ。

相談者:
そいで、じゃ、わたしの方から話をするからって言ったら、いや、それは絶対言わないでくれと、

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
そうすると、なおさらこじれてしまうからとかね。

加藤諦三:
ま、そうでしょうね。

相談者:
はい(笑)
だからあ、盆とか、正月とか、来るってことになると、

加藤諦三:
はい

相談者:
またイライラ、イライラし出すんですよね。

加藤諦三:
あー
そいで、来た時っていうのは、もちろん、奥さんは、立派な奥さんを演じてんでしょうけども

相談者:
そうでうす

加藤諦三:
妹の方も、お客さんとして、お世話に・・

相談者:
うん、そうですね、普通にやってます。

加藤諦三:
普通にやってるわけね。

相談者:
はい

加藤諦三:
お互いに仮面を被って、

相談者:
んん、妹の方はどうだか分かりませんけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
家内の方は、気をつけてますね、やっぱりね。

加藤諦三:
はい
ただ、話を聞くと、盆とかお正月とかっていうことだから、

相談者:
はい

加藤諦三:
それほどお、頻繁に

相談者:
ではないんです。

加藤諦三:
ですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ただ、そのことが毎日、奥さんの心に引っ掛かってるっていうことですね?

相談者:
そうですね。
何かのことがあると、やっぱり、思い出して、また、血圧上がったりなんかするってことなんですよね。

加藤諦三:
で、妹さん自身の、夫との関係ってのは、

相談者:
は、別に問題ないと思います。

加藤諦三:
でも、妹さんの方にも、色んな我慢はあるんだろうね。
その我慢が正当か、

相談者:
んん、

加藤諦三:
正当でないかは別として

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
不満は非常にある

相談者:
あると思いますね。

加藤諦三:
そのわがまま、故の不満なのかね、周りに問題があるのかは別として、とにかく妹さんは不満なんだよね、今。

相談者:
そおなんでしょうかね(笑)

加藤諦三:
うん
だけど、その不満を表には出してないわけね。

相談者:
うーん、そうですね。

加藤諦三:
隠された敵意・・

相談者:
ええ
だから、頻繁に来るんじゃないんですけども、

加藤諦三:
ええ

相談者:
来たときい、その家内との・・
今は、何か言うと却って反発来るみたいな格好になってますので

加藤諦三:
ええ

相談者:
そっか、そっか、って、ただ、聞いてるだけなんです。

加藤諦三:
ええ

相談者:
それで、気にするなって、ことを言うと、わたしの気持ちが分からない、ってことで、逆に反発くるんで。

加藤諦三:
それはだって、気にするな、って、

相談者:
(笑)

加藤諦三:
本人が、おそらく、自分はもう気にするの止めようと。

相談者:
うーん

加藤諦三:
この妹のことについてはね、

相談者:
ええ

加藤諦三:
もう、放って置こうと、本人は思ってんだけども、思えないんでしょうね。

相談者:
そうでしょうかね・・

加藤諦三:
そいで、あなたとの関係は何なんですか?

相談者:
いや、別に問題ないです。
普段も、うちの家内とお袋との関係は、通常の、関係です。

加藤諦三:
通常の関係ね。

相談者:
はい

加藤諦三:
すると、奥さんはね、

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、お子さんとの関係聞いてないですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さんとの関係も問題ないとするとね、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう、夫の関係も問題はない。

相談者:
(笑)

加藤諦三:
ま、そら夫婦だから、喧嘩ぐらいはするでしょうけども、

相談者:
うーん

加藤諦三:
ま、子どもとも親子ぐらいの喧嘩ぐらいはするでしょうけども、

相談者:
ええ

加藤諦三:
まあ、まあ、ごく普通だと。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
それで、あのお、お姑さんとの関係も、まあ、まあ、普通だと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、こんな些細なね、

相談者:
はい

加藤諦三:
隣に住んでるわけでもない、

相談者:
はい

加藤諦三:
いつも来るわけでもない。

相談者:
はい

加藤諦三:
しかも来たときに、借金返せって騒いでるわけでもない。

相談者:
んん、ではないですね。

加藤諦三:
それなのに、こんだけ気になっちゃうっていうのは、どうしてなんでしょうね?

相談者:
なんとなくう、昔から、こう、反発心があるような格好だったと思いますねえ。

加藤諦三:
奥さんの方が?

相談者:
はい

加藤諦三:
すると、あなたと結婚した当時から、奥さんは、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの妹に、反発をしていたということですか?

相談者:
そお・・なりますね。

加藤諦三:
具体的にはどういうことですか?

相談者:
具体的に、って、言われても(笑)
とにかく、わがままだとか、色んなことで、

加藤諦三:
そうすると、具体的には何にも起きていないっていうこと?

相談者:
ないです、はい

加藤諦三:
もし、今、あなたの仰ってる通りだとすればね、

相談者:
はい

加藤諦三:
僕は今、推測するとですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さんが、

相談者:
はい

加藤諦三:
例えばですよ、

相談者:
ええ

加藤諦三:
あなたに対する不満があるとか、

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんね、

相談者:
ええ

加藤諦三:
に対する、怒りがあるとか、

相談者:
はい

加藤諦三:
で、それを隠しているのを、

相談者:
ええ

加藤諦三:
それを、妹さんに向けているということはないんですか?

相談者:
それはあるかもしれませんね、やっぱり、そう言われると。

加藤諦三:
うん、それ・・が、あると、なんか、あなたの言ってること、全部説明がつくんですよね。

相談者:
うーん、そうですね。

加藤諦三:
これ、単純な話ですから。
攻撃性の置き換えですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
人間は、本当に、怒ってる人に対して、

相談者:
ええ

加藤諦三:
怒りを意識してるわけじゃないですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
本当に、けしからん、と思ってる人と、違った人をけしからんと批判するんですよ。

相談者:
ええ

加藤諦三:
だから奥さんは、実は、この妹が嫌いとか、敵意があるとか、その、来るとなると、もう、食事も取れない、という、その怒りはね、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたに対する怒りか、お母さんに対する怒りか、

相談者:
だと・・あるかと思いますね。

加藤諦三:
その怒りを妹に向けてるっていう・・

相談者:
うん
はい

加藤諦三:
ということは、かなり、奥さんは、いいか悪いかは別にして、心に今、問題抱えちゃってるんですよ。

相談者:
そうでしょうかね。

加藤諦三:
で、今日のあなたの相談というのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしとしては、妻と妹と、母の中で、どうしたらいいでしょうか?ということ?

相談者:
そうです、はい

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてますので、

相談者:
はい、すいません

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「妹が来るたびに妻がイライラ。妻と姑と妹とのはざまで悩む鈍感男」への2件のフィードバック

  1. 喋ってることを 文字にするって 本当 難しいですよね。
    私は「 ?」と思って ちょっと前に戻って「そっか!」と確認出来るのが 嬉しいです。

    この相談者 返事が軽いし さっき言ったことと違くない?と感じた所があったんですが「分かってないのに 分かってるつもりの人」だったんですね。
    相談者の奥様 気の毒みたいです。
    上っ面な その場しのぎの返事ではなく 気持ちが欲しいんですよね。
    女って して欲しい時は 「こうしてくれ」って具体的に言いません?

    1. うん、そうね。
      奥さんは愚痴を言ってんだから、
      旦那は、共感すればいいだけなんだよねえ。

      それを、「気にするな」とか、
      はては、「俺が言ってやる」
      おちおち愚痴すら言えなくなっちゃうっての。

      三石、大迫さんあたりに、女の愚痴は聞いてやればいいんだっていうのを厳しく言ってもらった方が良かったかもね。

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