叔母を墓に入れない。決めてるくせに悩む67歳のぶりっ娘

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
初めまして、

相談者:
初めまして

高橋龍太郎:
高橋です。

相談者:
こんにちはあ

高橋龍太郎:
普通の建前で言うと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
男だったら、次男坊とか、三男坊は、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
自分で、お墓を作らなきゃなんないの。

相談者:
そお、そお、そお

高橋龍太郎:
長、長兄じゃないから。

相談者:
それは、はい

高橋龍太郎:
ね?

相談者:
うん

高橋龍太郎:
で、女性の場合は、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
もし結婚してたら、もちろん、嫁いだ先のお墓に入るわけ。

相談者:
はあい

高橋龍太郎:
ね。
でもお、結婚してなかった場合は、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
自分の、お家にい、入れてよね、っていうことを、前もってえ、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
直系の人に了解を得とかなければダメなの。

相談者:
うん・・

高橋龍太郎:
で、お兄さんが、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
基本的に、どう思ってたかどうかを、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
むしろ、ちゃんと、前もって自分が確認しとかなきゃだめなんだけど、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
確認しとかない・・上に、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
なおかつう、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
小姑として、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
あなたのお母さんを、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
いじめたっていうことであればあ、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
それは、はい・・入れないないのはしょうがないことなの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、こっから先は、またもう一つ、現実的な解釈なんだけれどお、

相談者:
はあい

高橋龍太郎:
お母さんが、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
自分の、辛かったことを、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
結局、ご主人にも、話し終わってないままご主人が亡くなってしまった。

相談者:
いやいや、父は知ってましたよ。

高橋龍太郎:
知ってた?

相談者:
うん
父は、十分、あの、母が苦労したってことを、

高橋龍太郎:
知っていた?

相談者:
知ってた。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
知ってたから、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
結局、知ってたから親戚が疎遠になったんですよ。

高橋龍太郎:
うん
そしたらば、

相談者:
だから、来なくなってえ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そいで、ずうっと疎遠になったんだけれども、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ここで高齢になって父が亡くなった後にい、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
要するに結婚してないので、っていうことなんで、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
それは可愛そうだなとわたしは思うんだけれど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
母のそういう気持ちも考えて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そこで色々悩むんですよ。

高橋龍太郎:
悩むね?

相談者:
うん

高橋龍太郎:
結局、そうすると、お母さまの気持ちい、

相談者:
わたしはね。

高橋龍太郎:
が、揺るがないわけだけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お母さんがあ、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
同じ高齢者どうしで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ね?、もう、かって(かつて)、あんだけ苛めたけれど、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
もお、死ぬときまでも、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
こんなふうにお互いに、冷たくし合ってえ、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
お墓に入れ、入れないようにするという気持ちが頑ななまま存在するのかあ、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
それともあなたが、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
やっぱり、このまんま、それこそ無縁仏のまま死んでくのは、可愛そうだから、許してあげたらどおう?っていう話し合いを・・

相談者:
それをね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
わたしもね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま、昔のことはみんなね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
非常時だったから、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
向こうもね、悪かったって、思ってると思うよって言ったんですよ。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
だけど、「わたしは絶対に、嫌」って言うんですよ。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「わたしはね、人に、その人にね、」

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「足蹴にされるように、ほんとに足蹴にされるような、心をね、」

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「傷つけられるような思いをしてきたんだ」
って。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ね、それでお墓の中でね、例えばどっちが先逝くにしてもね、
「お墓の中でまたその確執を繰り返すのは嫌だ」
って言うんですよ。

高橋龍太郎:
なるほどね。

相談者:
うん、だから、その、その気持ちも、分らなくもないんですよねえ。

高橋龍太郎:
うん、うん

相談者:
そいで、向こうの叔母さんの方は、親兄弟がいるところで、安らかに眠りたいっていう、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
その、気持ちも分らないでもない。

高橋龍太郎:
そうだね。
だとすると、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
えー、お母さまが生きてるときには、お墓に入れないけれどお、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
お母さまが亡くなったらば、そっから先はあなたが墓守人だとすればね?、あなたの、

相談者:
◆#$%□&?

高橋龍太郎:
うん

相談者:
それやったら、母を裏切ることになりませんか?

高橋龍太郎:
うん、だけど、それはしょうがない、それはあなたの責任。

相談者:
ん?

高橋龍太郎:
あなたが責任を持って選べばいい、どっちか。
ただしい、お母さまの気持ちを尊重したいと思うんだったら、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
それは入れるべきではないでしょう。

相談者:
そうなんですねえ・・

高橋龍太郎:
でも、人間は、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
結局、お墓の中にまで対立を持ち込むべきではないってあなたが考えたらば、

相談者:
うん・・

高橋龍太郎:
それは入れてあげたって悪くない。

相談者:
んん・・
だから、

高橋龍太郎:
これは結局、ほんとに、こうすべきって解釈法は全然ないの。
あなたの気持ち、あなたの優しい気持ちと、

相談者:
そのね、

高橋龍太郎:
それか、お母さまの、

相談者:
わたしの気持ち、

高橋龍太郎:
非常に強い

相談者:
はい、はい

高橋龍太郎:
生涯を掛けた思いを、

相談者:
そうなんですよ。

高橋龍太郎:
どっちか選ぶかっていうこと。

相談者:
うん

高橋龍太郎:
それは、あなたがあ、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
お母さまと、その、叔母さんが、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どっちがどう逝き、後先かっていう問題になってくるからあ、

相談者:
そうなんですよ。

高橋龍太郎:
難しい。
でも、どっちの解決も有りだと思うよ。

相談者:
んん、だけどね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こんなこと言ったら、悪いんだけど、辛い人生送って来た母親を、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
死んでまで裏切るっていうのは、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
可愛そうな気もする、

高橋龍太郎:
気もする?

相談者:
気がするんですよ。

高橋龍太郎:
そしたら、その気持ちを大事にしたらいい。

相談者:
うん、でも、叔母さんも可愛そうな気もするんです。

高橋龍太郎:
でもしょうがないじゃない、そんな、意地悪した報いだもの。

相談者:
うーん、だから、そこがね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
だから、その、時代が悪かったって言えばね、時代が悪かったんだろうって思うんだけれど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
それを解決することって、出来ないじゃないですかあ?

高橋龍太郎:
できないよお
だからどっちか選ばなきゃなんないじゃない。

相談者:
うん、だから、その中で、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
だから、うちみたいに、そんな、ことをやってることってあるのかな?と思って。

高橋龍太郎:
いや、いや、あるよ、あるよ(笑)

相談者:
要するに今・・今、ここへ来て、あの、母が、高齢になって、晴天の霹靂というか、こういう話が降って沸いたのでえ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
どうしたらいいものかと思って、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
よそはどうして・・

高橋龍太郎:
でもそれは、当面はお母さまの気持ちを大事にするしかないよお。

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
じゃ、あの、ダメだよって、断って・・

高橋龍太郎:
うん、だめだよって断って、お寺さんに直系しかダメだって言われたんでね、って。

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
断るしかないんじゃないの?

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
あるいはお寺さんに、こういうときはどうやって断ると、角が立たないの?って聞いてごらん。
たぶん、すごくいい知恵を、教えてくれると思うよ。

相談者:
だから、檀家さんだからそういうの聞いても平気ですよね?

高橋龍太郎:
もちろん、もちろん、だって、お坊さんの役割ってそういうことを、差配するっていうことも、ものすごい大きな要素だもの。

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
うん・・
ただ、人間って、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
だんだん、心細くなってくるとお、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
なんとなく、そういう死んでく人の気持ちが分るようになって、

相談者:
うん・・

高橋龍太郎:
もしかしたら、許してあげようかな?っていう、一つの言葉も出たら、

相談者:
そうなんです、母はね、
「可愛そうだね」
って言うから、
「じゃあ」
って言ったらば、
「いやいや、絶対わたしは出来ない」
って、

高橋龍太郎:
(笑)

相談者:
言うんですよ。
そお、そこまで泣かれるとねえ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
嘘をつきたくないなあ、っていう・・

高橋龍太郎:
じゃあ、しょうがないじゃない、じゃ、しょうがない

相談者:
そうですよねえ

高橋龍太郎:
はい

相談者:
じゃ、母の意見に従って、

高橋龍太郎:
はい

相談者:
上手にお断りした方がいいですよね?

高橋龍太郎:
だと思います

相談者:
はい、ありがとうございました。

高橋龍太郎:
はい

(再びパーソナリティ)


叔母を墓に入れない。決めてるくせに悩む67歳のぶりっ娘」への1件のフィードバック

コメントはお気軽にどうぞ。

名前欄には、何かハンドルネームを入れてください。🙏
空白だと、すべて「匿名」と表示されてしまいますので。