借金まみれの男に400万を貸す一人暮らしの女75歳。子どもにバレるのが恐い

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
現在、あなたは貯蓄う、がまだ、ありますか?

相談者:
もお、今、年金生活です。

ドリアン助川:
年金生活?

相談者:
はい

ドリアン助川:
生活していけないわけではないですね?

相談者:
はい、年金で、細々と、やっていけば。

ドリアン助川:
あー、そうですか。
人、信用して、こんな目に遭ってえ、とても、悔しいと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
しかしい、こういう・・まあ、ヒドイ、嘘つきの、男に、引っ張られて、

相談者:
はい

ドリアン助川:
残りの日々い、を、その、悔しい、悔しいという気持ち、だけで過ごしていくよりはですね、

相談者:
はい

ドリアン助川:
必要以上に傷つかない方がいいかな、っていう気がしたんですね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなた様の人生は、あなた様のものですから。

相談者:
はい

ドリアン助川:
これで汚れたわけじゃありませんので。

相談者:
苦しいです、わたしも、ほんで・・

ドリアン助川:
え、もちろん、それはお察ししますけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
しかし、必要以上に、傷つかない方がいいと思います。

相談者:
はい、分りました。

ドリアン助川:
はい

相談者:
ありがとうございました。

ドリアン助川:
失礼します。

(内容ここまで)

方言って、女性を素朴にとか、可愛くとか、見せたりするもんだけど、これはマネしたくないな。

なになに、ヨ。

女を3割安に見せる方言だ。

 

さて、

30歳も離れた大親友はない。
単なる客。

 

最初の222万円は、まあ、し方がない。

「『一度も騙されたことがない』と言う人をわたしは信用しない」
(加藤諦三)
だそうなので。

だけど、そこから400万近くまで膨らませたってところがね。
自分が借りてまで貸すとか、何かに取り憑かれてるとしか。

たぶん、二人が頭下げに来たとき、あんたの顔には困惑じゃなくて、嬉しさがにじみ出てたんだろうよ。

そういうの、絶対見逃さないから、騙す人って。

 

人は淋しいから騙される。
淋しいと、誰にでもついいい顔をしたくなる。
淋しいと「あなたが頼りなの」とか、「あなた以外に頼れる人はいないの」とか「たった一人の兄弟じゃない」という言葉に弱い。
これらの言葉に一つ言葉をつけ加えれば、感情的恐喝になる。例えば「それなのに」である。「たった一人の兄弟じゃない、それなのに」と言われれば、もう弱いあなたは断れない。

三度の食事を二度に変えても相手のためにお金を貸してあげる。決して返ってこないお金を作るのに、常軌を逸した努力をする。相手はあなたを軽蔑して笑いながら豪華な食事を三度、三度している。

<加藤諦三 「いじめに負けない心理学;いじめられずに生きるために気づくべきこと」>

 

相談者 「子どもに分ったら叱られるしよお」

うん。

397万あれば、3人の子どもに100万づつ使ったって余裕。
子どもたちに尻尾振らすことも出来た。
少しは賑やかな老後になってたと思うよ。

ほんとうは、母親に孤独感を味あわせてる子どもたちに、叱る資格はないんだけどね。
ごめんね、母さん、だ。

でも現実は、あんたもよく分っている通り、バレたら縁切られるよ。


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