知的合理性だけで生きて来た男は妻との会話が弾まない。情報よりも情緒の交換を

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?
あのね、

相談者:
はい

加藤諦三:
あの今あ、あのお、マドモアゼル愛先生に言われたねえ?

相談者:
はい

加藤諦三:
「自分の個性と思って」っていうの、

相談者:
う~ん

加藤諦三:
この言葉をね、

相談者:
はい

加藤諦三:
忘れないでください。

相談者:
はい

加藤諦三:
悪い方に解釈して、いくといけないからね?

相談者:
あ、はい。

加藤諦三:
さっきも言ったように、会話っていうのはあ、情報の交換だけじゃなくてえ、情緒の交換っていうのがあるわけですよ。

相談者:
うん・・はい

加藤諦三:
で、あなたは、情緒の交換が出来てないんだよね?

相談者:
うん・・

加藤諦三:
で、奥さんが求めてるのは、情報の交換じゃなくて、情緒の交換なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
それでえ、先程、マドモアゼル愛先生が言われたように、あなたはねえ、情緒がないんではないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
情緒はあるんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
感情を、表す、言葉が豊富でない人なんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
それは何故そうなるかっていうと、先程言いましたようにい、

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい頃にい、自分の感情を、くみ取ってくれる人が周りにいなかったんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、自分の感情を、共有してくれる人がいないから、もう、表現できなくなっちゃってるんです。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
だから、感情がないんじゃなくてえ、感情を表現、まだ、できてないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
ですからあ、自分の中でしっかりとね、これは、自分はその、特別な人間で、はなくてえ、上手く、感情を表現できないと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、これからはあ、情報ばっかりではなくてえ、感情の面をお、少し、大切にしていこうかなっていう、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
そういう姿勢で、生きてってください。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、無駄なことを、大切にってこと。

相談者:
う~ん・・

加藤諦三:
我々が、人と関わってく時にい、そういう知的な合理性ばっかりじゃないんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、恐らくあなたは、感情を共有してもらってないしい、

相談者:
うん

加藤諦三:
なんか、知的合理性で生きてきたって感じじゃないのかなあ?

相談者:
そうですね

加藤諦三:
だから、合理性ってのは、知的合理性だけじゃないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
だからあ、これから、知的合理性じゃなくてえ、知的合理性から見ると無駄なこと、それが実は凄い意味があるんだと。

相談者:
うん・・

加藤諦三:
無駄というのは、1つの視点から見て無駄なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
感情的合理性てのがあるんです。
それは無駄じゃないんですよ。
だから、それが生きるってことなんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
ですからね、今日は、マドモアゼル愛先生が言われたようにね?

相談者:
はい

加藤諦三:
このことで自分を責めないでえ、自分の個性だと思って、しっかりと、今の、改めることとしては、無駄の中に、人生の本質もあると。

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、学ぶ、こともねえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、今までえ、立派だと思ってた人ばっかりから学ぶんじゃなくてね?
なんっだ、この人たち、無駄な人だと思ってた、そういう人の中にい、

相談者:
はい

加藤諦三:
ほんっとうに生きる真実ってのはあるかもしれないっていう、視野を広げてみてください。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですね?

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございましたあ。

加藤諦三:
弾む会話は、情報の交換だけではありません。
情緒の、交換です。

(内容ここまで)

だから、映画は一人で観るもんだって、あれほど。

 

相談者のこと良く分るよ。
あたしもそうだから。

感情の表現が下手くそ。
人前で平気で涙見せられる人が羨ましい。

そう、業務連絡はソツなく出来るの。
むしろ会議での議論なんか楽しくてしかたがない。

ところが会議の後で一緒に昼飯食いに行ったりすると、もうダメ。
目的のない雑談が出来ない。

あたしの場合は自意識過剰。
相談者はどうなのかしら。

 

それより、マド愛が酷い。

相談者 「(妻が)『もっと会話続くように、自分の言葉を上手く表現できるようにしよう』って」
マド愛 「それもおかしいねえ。女の人でそんなこと言わないよ」

あのね、奥さんは別に夫に不満をぶつけてるわけじゃないの。
会社員でもあるし、少し気をつけて直していけばいいと思ってるだけなんだってば。

旦那だってそこは分ってるの。

相談者 「妻から『そういう感じがする』っていう、アドバイスをもらいまして」

ほらね、ちゃんとアドバイスって受け取ってるでしょ。

 

自分の個性だっていう割り切りは大切だけど、だからといって開き直っちゃだめなの。

コミュニケーションなんて努力すれば出来るようになってくるんだから。
逆に言うと、人に言われないと気づかないまま。

奥さん批判とか、ほんと的外れもいいとこ。
悪いけど今日の一番はツボはそこ。

 


知的合理性だけで生きて来た男は妻との会話が弾まない。情報よりも情緒の交換を」への1件のフィードバック

  1. マド愛、ちょっと酷いですね。
    奥さん、困ってて、こうしてって言ってんのに。
    開き直ったりチャカすような、あなたが気を遣って って。1番やっちゃいけないやつでからー

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