40年ぶりの同居が1年で破綻した86歳の母と60歳の娘

テレフォン人生相談 2016年1月18日 月曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女60歳 夫63歳 実母86歳 3人暮らし 実父は3ヶ月前に亡くなる

ドリアン助川:
もしもし?
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願い致します。

ドリアン助川:
よろしくお願いします。
今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
あの、現在同居している実母とですねえ、折り合いが悪いので別居したいということで、その、相談なんですけれども。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなた様おいくつですか?

相談者:
60歳です。

ドリアン助川:
60歳?

相談者:
はい

ドリアン助川:
お母さんは?

相談者:
86歳。

ドリアン助川:
86歳?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなた様は、ご家庭があるん、ですか?

相談者:
夫お、が63歳で、

ドリアン助川:
はい

相談者:
現在は3人で暮らしております。

ドリアン助川:
はい。
お子さんはもう?

相談者:
ええ、それぞれ、独立して・・

ドリアン助川:
独立されて?

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、お母さん、は、いつ頃からあ、同居されてるんでしょうか?

相談者:
1年前、から、同居を始めたんですよね。

ドリアン助川:
1年前から?

相談者:
ええ。
その時には、あの、父も、まだ生きてまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
えー、最初は、ゆ、あ、私と夫と、実母と、私の実父と4人で、生活を、1年ほど前から、

ドリアン助川:
はい

相談者:
同居生活を始めて、3か月前に父が、亡くなったという、

ドリアン助川:
はあ・・

相談者:
ことですね、はい。

ドリアン助川:
このお、ご自宅というのは?

相談者:
今現在住んでいるのは、えーと、もともとお、の、実、母、達が暮らしていたところでもなく、

ドリアン助川:
はい

相談者:
私(わたくし)達、夫婦が、住んでたところでもない場所に、新たに、同居場所を、求めてですね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
そこに、まあ最初は4人で暮らし始めたっていうことなんですね。

ドリアン助川:
ああ・・

相談者:
ええ

ドリアン助川:
で、住んでる場所も、変えて、同居しようとされた、実のお母さん、お父さんなんですけども、

相談者:
ええ、ええ

ドリアン助川:
今お母さんお1人になられて、「別居したい」てのはどういう理由からなんですか?

相談者:
同居したっていうのは結局、あの、私達、相当離れたところに生活しておりまして、父と母、の実家とですね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
んー、でえ、あの、父も母も相当、高齢になってきたということと、それから父が病気を持っているということで、まあ、その父を看る母が大変だということで訴えがあったので、また私に、あの、弟が、おりますけれども、その弟とも、ま、相談したんですけど、弟があまり、相談に乗る、という姿勢を見せないので、ま、同居を始めたん、ですよね?

ドリアン助川:
はい

相談者:
ええ。
それで、まあ、場所をどうして、その、実家にしなかったか?っていうと、実家が、まあちょっとお、交通の便があんまり良いところではないし、父の病気がちょっと、特殊な病気なのでえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
病院が、便利なところということでえ、違う場所に、ていう、ことに、したんですよね。

ドリアン助川:
はい。
そしてえ、ま、残念ですけども、お父様がお亡くなりになられた?

相談者:
ええ、ええ

ドリアン助川:
え~、これが?え~、3か月前、っておっしゃいましたか?

相談者:
そうですね、はい。

ドリアン助川:
そして、この3ヶ月間、お母さんと、まあ、3人で暮らしてきたわけですねえ?

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
で、ここで、ま、お母さんと別居したいって理由は?

相談者:
まあ、元から、あのお、あまり、私い、自身が母との折り合いがあまり、良くないっていうことも、あったんですけれども、まあ、特に、まあ、私から見ると、母のその自己中心的な性格う、とか、こう、自分の感情を、表に、すぐ出してしまう、そういう、性格が、すごくこう、強く、見られることで、私の方も、こう、相当ストレスが溜まってしまったということと、ま、40年ぶりの、同居ということもあって、こう、互い、の、こう、生活の仕方、も違うストレスも重なってですね、相当こう、精神的に参ってきてしまってえ、「も、これ以上はちょっと無理、かな」、っていう、思いが強くなってきて、そのことを母に、提案したん、ですよね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
「別居しないか?」ということで。

ドリアン助川:
そしたらお母さんは?

相談者:
まあ、私としては、あの、ここに住居を移すということは、両親にいろいろ説明をしてえ、了解を得たという風に解釈していたんですけれども、結局母は、
「もう、お前達が、相談も、ちゃんとしないでやったことだ」とか、「親を見放す」
っていうようなことでですね。
強い調子で、ま、上手くいってないってことは本人もよおく分かってるんですけど、こちらがそういうことを言いだしたことに対して、やっぱり凄いこう、動揺してるというかあ、

ドリアン助川:
うん・・

相談者:
そういう状態、なんですね、ええ。

ドリアン助川:
あの、40年ぶり、の同居ということ、で、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
お互いの、まあ、生き方違うし、

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
と、うん、それも、分かるんですけども、

相談者:
ええ、ええ

ドリアン助川:
えー、幼い頃から、どうですか?
そういうとこあったんですか?

相談者:
そうなんですね。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
元々はどれも幼い頃からあ、あのお、母、との折り合いってのはあまり良くなかったんですけれども、
「ま、40年も経ったしい、高齢になったので、っていうことで、ま、何とかなるんじゃないか?」
っていう思いで、あのお、私(わたくし)の夫の方も支援してくれたのでえ、同居に踏み切ったっていう、ことなんですよね。

ドリアン助川:
ああ・・

相談者:
で、もう1つは結局、そのお、母も、同居を始めて、まあ、いろいろこう、ストレスも溜まるし、父も病気だっていうことで、そのストレス、の捌け口を、弟の方に、こう、訴えるようになって、たんですよね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
ん~、そういうことでこう、弟と私の仲というのも、なかなかこう、上手くいかないような状態になってしまって。

ドリアン助川:
うん

相談者:
うん。
ていうことなん、それで、ま、別居の提案を、まあ、弟に
「こういうわけで上手くいかないので別居したい」
ということを、弟に、も話したんですけれども、
「やりだしたことなのに、途中で放り投げて、無責任だ」
っていうような、形でですね、

ドリアン助川:
うん・・

相談者:
責め、られ、てるんですよね。
私としては、至らない点もあるかもしれないけど、これ以上お互いに傷つけあって生活、するよりは、なんかこう、ちょっと距離を保って上手くいく方法がないかな?っていうことで、姉弟とも相談したいな、って思いが、あったんですけれども、その辺をこう、拒否されてしまったということで、
「う~ん、これをどういう風に持ってったら、母と上手く、別居お、が、できるのかな?」
と思ってえ、ん~、悩んでるんですけど・・

ドリアン助川:
あの・・で、選択肢としてですね、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
3つあるかと思うんですけども、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
それでも我慢して暮らしていく、というのと、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
完全に別居する、というのと、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
あるいは近所にいて、時々会う、と。

相談者:
ええ

ドリアン助川:
そういう話、は、どういう風になってますか?今。

相談者:
私達、の考えてる選択肢としては、まだ、父母の、実家がまだありますので、しばらくの間は、母はまだ元気ですので、

ドリアン助川:
はい

相談者:
そちらの方に、まあ、できる範囲の支援はするとしても、まあ、そちらの方に、生活してもらう、か?あとは、その、老人ホームとかあ、そういうようなところ見つけて生活する、か?あとは弟達と生活するか?
ま、そんなところが選択肢、かと思うんですけど、同居だけはちょっと私としては無理、かな・・

ドリアン助川:
という結論が出てるんですね?

相談者:
そうですね。
それを、夫とも、「もう、これ以上はちょっと、止めた方がお互いに、良いかな?」っていう、状態、ですね。

ドリアン助川:
で、これはお母さまが、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
「えー、はい、分かりました。じゃあ考えましょう」っていうことであれば、今日、電話相談ならなかったと思うんですけども、

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
ということは、別居の話が前に進まないってことですね?

相談者:
そういうことですね。

ドリアン助川:
はい。
ま、では、いろんな、パターンもあるかと思いますけども、今日の回答者の先生、紹介したいと思います。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい。
心についてのエッセイストとしてお馴染み、マドモアゼル愛先生です。

相談者:
はい

ドリアン助川:
よろしくお願いします。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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