今晩、妻の不倫相手と会います。迷う47歳の男
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちはあ、中川です。
相談者:
こんにちは。
お願い致します。
中川潤:
私があ、俄かにそのお、適切なあ、アドバイスめいたことをね?
相談者:
はい
中川潤:
言えるとはとても、思えないんですが、
相談者:
はい
中川潤:
あなた自身ね?
相談者:
はい
中川潤:
先程おっしゃってた、奥さんはまあ、働かざるを得ない、いずれにしても。
相談者:
はい
中川潤:
んでえ、だとすると、「今の職場は、変わる気持ちが、ない」、
相談者:
うん、あのお、ちょっと・・
中川潤:
と、おっしゃってるわけでしょ?
相談者:
はい。
あのおー、先日、話い、したらですね、
中川潤:
はい
相談者:
「相手が辞めるっていうなら、また、考え方も変わる」と。
「私の気持ちも」
中川潤:
そりゃそうでしょう。
相談者:
うん。
「でも、不貞を働いたのは、私が持ちかけたのだから、私が辞める」と。
中川潤:
あ、「自分は辞める」っておっしゃってるの?
相談者:
そこで、初めて、「辞める」と言っ、たものですから、
中川潤:
うん
相談者:
「まあ、私が、この、家に残るか残らないか分からない時に、」
中川潤:
うーん
相談者:
「辞めるのはおかしいでしょ?」と、「現実、辞められないでしょ?」と。
中川潤:
ああー、ああ、さっき私ね?
相談者:
はい
中川潤:
奥さん自身が、
相談者:
はい
中川潤:
あのお、「離婚はしたくない、男とは別れる」
相談者:
はい
中川潤:
だけど今の職場は、奥さんが、
相談者:
はい
中川潤:
あ、自身、でえ、「今の職場辞めない」と、
相談者:
はい
中川潤:
そこまで、勝手なことおっしゃってるのかなあと、
相談者:
はい
中川潤:
いう風に受け止めたんだけど、そうじゃなくて、
相談者:
ええ
中川潤:
今の職場、ね?
相談者:
はい
中川潤:
「俺はあ、あんたと別れるかもしれないのに、辞めちまえるのか?」と、
相談者:
うん
中川潤:
そう、そういうことを、あなたの方が言ったんだ?
相談者:
私が言いました。
中川潤:
ああ
相談者:
あ、まだ、あの、男の、方(ほう)とはですね、
中川潤:
うん
相談者:
今日会うことになっております。
中川潤:
今日、会うの?
相談者:
はい、はい。
夜、会うことになっております。
中川潤:
うーん
相談者:
それで、気持ちの整理をつける、ためにですね、
中川潤:
うーん
相談者:
まあ、いくつか、判断材料がやっぱり欲しいなと思ってですね。
うーん・・ま、その・・
中川潤:
うん、と、おっしゃると、判断材料って?
相談者:
その、「慰謝料はこんだけかかるんだよ」とか、
中川潤:
うーん。
あなたはあ、なんですか、その、今日お会いになることの、意味なんだけども、
相談者:
はい
中川潤:
お会いになって、まあ、い、今のあなたのお気持ちはね?
相談者:
はい
中川潤:
「この野郎」っていうね?
相談者:
はい
中川潤:
思いがあって、ね?
相談者:
はい、はい
中川潤:
「人の家庭を壊しやがって」と、ね?
相談者:
はい
中川潤:
で、その男に対して、「慰謝料、どれだけ、えー、きちんとするんだ」。
相談者:
はい
中川潤:
あのねえ、
相談者:
はい
中川潤:
あの、気持ちい、よく分かんだけど、全然、無駄!
相談者:
うーん
中川潤:
んだ、はっきり言うけども、
相談者:
あひ
中川潤:
彼を責めるということは、
相談者:
はい
中川潤:
事をやったのは、あなたの奥さんと彼です。
相談者:
はい、そうです。
中川潤:
あのおー、法律問題で言えば、
相談者:
はい
中川潤:
ね?
別にここで、法律を持ち出すのは、けったいな話、なんだけど、
相談者:
はい
中川潤:
こういうのね、あの、法律の世界で、共同不法行為っつうんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
あなたに対する。
相談者:
はい
中川潤:
んでえ、相手の男も、奥さんも共犯なんだよ。
相談者:
そうです。
中川潤:
で、野郎を責めるってことは奥さん責めるってことなんです。
相談者:
はい、そうです。
中川潤:
ということはね?
相談者:
はい
中川潤:
いいですか?
相談者:
はい
中川潤:
あなたがもしねえ?
相談者:
はい
中川潤:
1つの選択として、
相談者:
はい
中川潤:
これは目を閉じて、
相談者:
はい
中川潤:
奥さんとやっていく、ね?
相談者:
はい、はい
中川潤:
それが、どのような動機からであれ、やっていく気があるんだったら、
相談者:
はい
中川潤:
相手の男お、に、関わり持とうとしないことです。
慰謝料請求なんて馬鹿なこともしないことです。
相談者:
はい
中川潤:
そういうことをやって、いかれれば、
相談者:
はい
中川潤:
最終的には絶対、破綻しますから。
相談者:
ええ、ですね。
中川潤:
うん
相談者:
はい
中川潤:
だから今日、相手と会うっていうのもね、
相談者:
うん
中川潤:
僕、どうかと思うんだけどね。
相談者:
うーん
中川潤:
うーん
相談者:
やっぱり会わない方が良いですかねえ?
中川潤:
もうちょっとねえ、あなた考えてみたら?
今迷って電話を、してこられたぐらいだから、私言ってんですよ。
相談者:
うーん、はい
中川潤:
ね?
これ、大概の人だったらこんな電話なんかしてこないで、
相談者:
うーん
中川潤:
相談しないで、
相談者:
はい
中川潤:
今あなたがおっしゃってることやってんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
な、ただ、私が、今、ん、も、「もうちょっと考えたら?」って言うのは、
相談者:
はい
中川潤:
わざわざこういう風にね?こちらへお電話をしてきてくだすってる、
相談者:
はい
中川潤:
あなたという人が、
相談者:
はい
中川潤:
こうやってお話ししてるとね?
相談者:
はい
中川潤:
ん、もう、少し、ひょっとしたら、あなたの、やっぱり、奥さんに対するお気持ちのありようがね?
相談者:
はい
中川潤:
なんか見え隠れ、しないわけでもなくて、はっきり言って未練だよ。
ね?
相談者:
うーん、そうですね。
中川潤:
んが、あるんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
だからねえ、そういうところを、考えると、
相談者:
うん・・
中川潤:
あまり、拙速に動かないで、もうちょっと考えてみたらどないやろう?と、私は、お、思うんですけども、ただ、これも、私の拙い意見でありまして、
相談者:
ふうん
中川潤:
先生、どうですかねえ?
(再びパーソナリティ)