思い通りにならず責める夫。依存心が強すぎて自己決定権を失った女44歳

テレフォン人生相談 2016年4月23日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 最上雄基(心理療法研究)

相談者: 女44歳 夫46歳 結婚して20年 長女16歳 長男12歳

今日の一言: 優柔不断な人は責任を取りたくないという心理です。

加藤諦三:
もしもしい。

相談者:
あ、もしもしい。
(初っ端から涙声)

加藤諦三:
はい、テレホン人生相談です。

相談者:
よろしくお願い致します。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。

相談者:
44才です。

加藤諦三:
44才、結婚してますう?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、ご主人何才ですか?

相談者:
46才です。

加藤諦三:
46才。
お子さんは?

相談者:
二人おります。

加藤諦三:
えー、何才?

相談者:
16才が長女でえ、えと、12才です。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですかあ?

相談者:
ええとお、ちょっと旦那と上手くいかなくてですねえ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
どんなように、これからして行ったら良いか分からなくて、ご相談させて頂いて、お電話させて頂きました。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
えっと、恋愛結婚?

相談者:
はい

加藤諦三:
でー、結婚したのは何さーいですか?

相談者:
えーと、25です。

加藤諦三:
25、そうすともう、20年間ぐらい、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
で、その、上手く行かなくなり出したのは、いつ頃からですか?

相談者:
えーと、たぶん、も10年ぐらい前からちょっとず、ずれてるというかあ・・うん・・

加藤諦三:
うん

相談者:
うん、そういったところがあったんですけれどお。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい、
年々こう、ちょっとずつう、エスカレートというかあ、強くなってきましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
はい・・・
えー、でー、まあ時々こう、おっきい波というか、そういったものが今までもあったんですけれどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、2週間ぐらい前にい、

加藤諦三:
はい

相談者:
主人が気に入らない事があってえ、

加藤諦三:
どんな事?

相談者:
えーと、まあ、わたしに対して気にいらなくて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
それでえ、「もう、離婚だあ」っていう事で、ちょっとお、言い出しまして、

加藤諦三:
あっ・・・もう、その離婚という言葉が出だしてるわけですか?

相談者:
えーと、本心ではないと思うーんですけれど、まあ、

加藤諦三:

相談者:
それぐらいのお、

加藤諦三:
はい

相談者:
気持ちいで、怒りがあるっていう事をお、表すっていうか。

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう感じで言ってるーんだと思うんですね。

加藤諦三:
うーん、ご主人は相当あなたに対して、何か怒ってるわけ?

相談者:
うん、怒ってるんだと思います。

加藤諦三:
うーん、その怒りの原因っていうのはあ、あなたから見るとお、分からない?

相談者:
えーとー、まあ、たぶん、主人の中でえ、きっとわたしがあ、思い通りにならないというかあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
こう思ったように行動しないというかあ、

加藤諦三:
ああ

相談者:
たぶん、そういったところが一番・・・んー、気に入らないというか、そういったところなのかなあ、とは思うんですけれどお、

加藤諦三:
うん、どんな事でも良いですけど具体的にね、こんな事がそうだったんじゃないかなあっていうのを、

相談者:
ええ?

加藤諦三:
何かある?

相談者:
ここ最近の事おでえ、下のお、子がまだ小学生なんですけれどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
自分から勉強するタイプではなくてえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
まあ、できる方ではないですけれどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
彼なりにこう、頑張って勉強してるなあとは思うんですけれどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
でも、その勉強の事もお、何か、よくついててえ、見てあげてないからあ、やらないんだ、

加藤諦三:
あっ、

相談者:
って言うんですね。

加藤諦三:
要するに、「お前がついてて」

相談者:
わたしが、

加藤諦三:
「やらないから、ダメなんだと」

相談者:
そう、そうなんです。

加藤諦三:
はい、分かりました。
要するに、「息子があ、こうなったのは、お前が悪い」って言ってるわけね。

相談者:
そうですう・・(苦笑)

加藤諦三:
そうすると、最初の頃から、結構お、責められていたの?

相談者:
そういう事はあ、結構ありました。

加藤諦三:
そうすっと、あなたの立場から見るとお、

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、約20年間、ずーっと我慢して生きて来たっていう事?

相談者:
そうですね、たぶんだから、家の中でえ、まあ、主人といる時はあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
素の自分じゃないような感じはします。

加藤諦三:
あー・・
いつも仮面をかぶって生きてたわけね。

相談者:
えーと、何かわたしが感じるのはあ、なんか、こう主人のお、考えの中でえ、生活をしてないと、

加藤諦三:
うん

相談者:
(涙声)ダメなんじゃないかなっていうふうにい、なんか、主人といる時は思っちゃうんですね。

加藤諦三:
で、あなたとしてはどういうことお?・・

相談者:
・・

加藤諦三:
もう・・それなら・・

相談者:
うん(ため息)

加藤諦三:
うん、本当のわたしで、

相談者:
#$%□(言葉をのみ込む)

加藤諦三:
人生、生きて行こうと、

相談者:
(涙声)そういう気持ちはなくはないですけどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
やはり、実際そういうふうになってくるとお、色々な・・問題っていうか、まあ金銭的な事もそうですしい、

加藤諦三:
#$%□

相談者:
子どもたちの事もあるのでえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
っていうようなところもあってえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
まあ、少し、うーん・・
まあ、わたしが変わればじゃないですけれどお・・
それで少しい、でも変わってくればあ、主人もちょっと変わるのかなあっていう気持ちもあって、

加藤諦三:
だから本音としては、こういう事じゃないの?
もう、ずーっと仮面をかぶって生きて来てえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう嫌になった。
ほんとの自分で生きていきたいっていう気持ちがあるんんだけれども、もう一方でえ、別れてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
1人でやって行く事が不安だと、

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
で、どっちいしていいか分かなくてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
迷ってると。

相談者:
ていうところもあると思います、はい。

加藤諦三:
「ていうところもある」って・・

相談者:
(笑い)

加藤諦三:
(笑い)どっちの気持ちもあるってことね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、今どうしたら良いか分かんなくて迷ってるっていう事ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオにですねえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
心理療法研究の最上雄基先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
うかがってみたいと思います。

相談者:
はい、よろしくお願い致します。

(回答者に交代)


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