陰険!社員アンケートを突きつけて不当解雇。会社に未練がない場合の対処のし方

テレフォン人生相談 2016年5月28日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 解雇を言い渡された男46歳 妻45歳 二人暮らし

今日の一言: 不当な攻撃に無防備であってはいけません。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願い致します。

加藤諦三:
はい。
最初に年齢教えて下さい。

相談者:
はい、46才です。

加藤諦三:
46才。

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい、結婚してます。

加藤諦三:
えー、奥さん何才ですか?

相談者:
45才です。

加藤諦三:
45才。

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
いません。

加藤諦三:
すると、今、お2人で暮らしてるんですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
はい、えー、先日ですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー、いきなり、即日解雇お、を、申し渡されたんですけども、

加藤諦三:
即日解雇?

相談者:
はい

加藤諦三:
てことは、なあに?
いきなり、「明日から来なくていいよ」っていう事?

相談者:
そういう事ですね。

加藤諦三:
と、今まで、その会社、何年ぐらい勤めてたんですか?

相談者:
2年弱ですね、20ヵ月ほどですね。

加藤諦三:
20ヵ月勤めていたと。

相談者:
はい

加藤諦三:
でえ、それは、あのお、契約社員とか正社員とか、

相談者:
はい

加藤諦三:
色々あると思うんですけれどもお、

相談者:
はい、正社員で、え、働いてました。

加藤諦三:
だ、働いていた。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、何人ぐらいの会社なんですか?

相談者:
6名ぐらいですね、はい。

加藤諦三:
あー、

相談者:
んー、7名ぐらいですね。

加藤諦三:
割りと、

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい会社なんですね。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
うーん・・それで、

相談者:
はい

加藤諦三:
社長に何?朝、会社に行ったら呼ばれて?

相談者:
いえ、あのお、その日はたまたま、わたしは休みの日だったんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
電話がありまして、あの、「時間が取れないか?」という事で、呼び出されたんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
それでえ、待ち合わせをしまして、

加藤諦三:
はい、待ち合わせ、した場所、何処ですか?
会社?

相談者:
あの、いや、近所の喫茶店なんですけれども、

加藤諦三:
近所の喫茶店で、はい

相談者:
はい、そこで、開口一番、あのお、「明日から、来なくていい」という事を言われました。

加藤諦三:
うーん・・
それで、あなたからするとお、この会社の経営状態ってのは、そ、特別・・

相談者:
はい

加藤諦三:
酷い状態になったわけ・・ようには、見えてない?

相談者:
いえ、あのお・・そういう事ではないです。
あのお・・

加藤諦三:
6人の、6人・・

相談者:
あの、理由はですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
2、3ヵ月ぐらい前だと思うんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
会社を良くするために。という名目でですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、無記名の投書を社員、やあ、あの、その、パートの人なんか、から、募ったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、そのお、募った投書の中にい、わたしを批判するような文章がいくつか集まりまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー、それを読んだ社長は、が、あのお、解雇という事・・

加藤諦三:
うん、あの、先程、6名って、言った、言いましたけど、この6名というのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
正社員が6名で、その他に、

相談者:
はい

加藤諦三:
アルバイトの社員とか、何か色々いるわけですか?

相談者:
え、そうですね。

加藤諦三:
それで、

相談者:
正社員は、それぐらいの人数なんですけども、

加藤諦三:
で、アルバイトの人、その他全部含めて、

相談者:
はい

加藤諦三:
みんなに、会社を良くするために、どうしたら良いか?っていう事を、

相談者:
はい

加藤諦三:
無記名で書いてもらったと。

相談者:
そういう事です。

加藤諦三:
何名ぐらいですか?

相談者:
それが、集まったのは、あの、投書がいくつ集まったのかあ、は、ちょっと不明なんですけどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
6・・7通ぐらいあったように思います。
解雇を受けた時に、その、コピーもお、一緒にい、もらいました。

加藤諦三:
あなたに批判の、言葉。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
どんな批判だったの?あなたへの。

相談者:
えー、そうですね、他の人たちに、えー、対する言葉遣いが、キツい。

加藤諦三:
はい

相談者:
あとは、仕事が遅い、とか、そういった、

加藤諦三:
すると、仕事が遅いってのは、本人から見ると、どんな感じなの?

相談者:
いやあ、わたしは、あのお、一生懸命やっていたので、

加藤諦三:
うん

相談者:
決して、遅いとは思わなか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
思いませんでした。

加藤諦三:
それで、あなたの今日の相談というのは、どういう事ですか?
それで、即日解雇を言い渡されてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分としては、今言ったようにい、

相談者:
はい

加藤諦三:
理由は納得できないと、

相談者:
理由は、納得できないです。

加藤諦三:
即日解雇、理由は納得できないので、

相談者:
はい

加藤諦三:
その自分の、

相談者:
はい

加藤諦三:
その、立場を守りたいっていうような事ね?

相談者:
いいえ、且つての、職場に復帰い、を、したいという事ではなく、できれば、今までの残業の未払い分・・であったりとか、即日解雇ですから、そのお、解雇予告手当なり、そういったあのお、未払いの部分を、

加藤諦三:
はい

相談者:
請求したいんです。

加藤諦三:
ああ、なるほど、

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、未払いの部分、残業なんかしてるのに、もう、ちゃんとお、払われていないので、

相談者:
全然、払われてなかったんです。

加藤諦三:
で、それをどうしたら良いか?という事ですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日は、スタジオに弁護士の塩谷崇之先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


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