嫉妬狂いの妻からの離婚調停。なぜか別れたくない男。「それ、依存的敵意です」、え?

テレフォン人生相談 2016年9月26日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 男68歳 妻65歳 別居中 娘と息子は独立している

今日の一言: なし

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、お願いしますう。

加藤諦三:
はい、はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いしますう。

加藤諦三:
はい、最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
えー、68歳い。

加藤諦三:
68歳?、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?

相談者:
えー、65歳い。

加藤諦三:
65歳、お子さん?

相談者:
男、おん・・あ、女、男・・

加藤諦三:
はい、そんで、今はもう、家を出てるんですか?、独立して。

相談者:
そうです。ええ

加藤諦三:
で、今は、お2人で暮らしてるんですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
離婚についてですう。

加藤諦三:
はい

相談者:
え、女房の方からあの、申立書っていうのが来ましてですね。えー・・

加藤諦三:
あ、おくさ、奥さんの方があ、

相談者:

加藤諦三:
離婚をしたいと事ですね?

相談者:
はい、そうですう。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、家裁の方から、何月何日に来て下さいっていう、そういうあれが来たんですけれどもお、

加藤諦三:
あ・・

相談者:
あ・・

加藤諦三:
もう、お、んじゃあ、離婚の話し合いをしてるっていうんじゃなくて、

相談者:

加藤諦三:
も、奥さんは、もう・・決心がついてて、

相談者:
うん

加藤諦三:
ま、家庭裁判所の方にい、

相談者:
ええ

加藤諦三:
そういう申し立てをしてるという事ですね?

相談者:
え、これの・・

加藤諦三:
で、一緒に住んでんですよね?

相談者:
いや、あの今は、別居をしていますう。

加藤諦三:
あっ、別居してるんですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、別居してどのぐらい経つんですか?

相談者:
えーとお・・先月からですね。

加藤諦三:
ああ、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、要するに、奥さんの方が、出てったわけですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
じゃ、あのお・・あなたがどうも・・奥さんと上手く、行かない、なあという風に感じた、出したのは、いつ頃ですか?

相談者:
えー、これは、だいぶ前、んーそうですね、今からあ、んー、まあ、んーずっと、ず、ずっとなんですけど、まず・・結婚・・

加藤諦三:
え、要するに、結婚してから、ずっと上手く行ってなかったっていう事?

相談者:
上手くってのも、まあ、意思の疎通ってのは、い、あの、なかなか上手く取れなかったなあっていう事は、ずっとは、ずっとなんですね。

加藤諦三:
あー・・

相談者:
ただ、ここんとこ、その、ま、ある問題が、で、出て来てからは、こう4、5年っていうとこですかねえ。

加藤諦三:
あ、その「ある問題が、出て来てから」って、ある問題ってーの、な、どんな問題ですか?

相談者:
うんー、わたしにい、が、あの、要するに、その、に、ま1つは、女房を大事にしないっちゅう事が、基本ん、だと思うんですけれども。えー、地域のお、えー、住んでるあの、女性との、繋がりがあ、あの、何ですかね?、関わりがあるっていう、そういう、嫉妬、嫉妬っていうかね?
そういう風な、疑いの目が強くなって来たっていうか・・

加藤諦三:
あ、要するに、あの、浮気をしてたっていう、ではないんですね?

相談者:
浮気はないです。

加藤諦三:
要するに、

相談者:
ええ

加藤諦三:
上手く行かなくなり出した原因は、

相談者:
うん

加藤諦三:
常に、

相談者:
うん

加藤諦三:
あなたの、女性関係?

相談者:
そういう感じが多かったです。

加藤諦三:
はい

相談者:
うん

加藤諦三:
じゃあ、どういう事ですか?
別に何の、関係もない、それは、

相談者:
何にも関係ないんだけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
要するに・・いー、女房と話しをする時は、なんか、仏頂面で話をしてえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
え、他所の奥さん、と、話をする時にはニコニコして話をするとか。

加藤諦三:
あー、ま、それは大体、普通のお、男はそんなもんですね。

相談者:
・・え、わたしもそ、思うんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
それを、要するに、そんな風には、見れ、み、見る事ができない人で、えー、「わたしをないがしろにしている」「わたしをみんなで馬鹿にしてる」って、そういう風な、捉え方しか、でき、しなかったですねえ。

加藤諦三:
・・うーん、あのお・・あなたのおっしゃってる通り、だとしますよね?、この嫉妬深さ。

相談者:
はい

加藤諦三:
これ、物凄く、自信のない、

相談者:

加藤諦三:
劣等感の深、刻な人ですから、

相談者:
そうですね・・わたしもそう思います。

加藤諦三:
あ、大よそつきました。
それで、今日のあなたの相談、それから、奥さんの方はあ、「あなたと離婚したい」と言って出て行ったという事ですよね?

相談者:
そうです、えーとお、今からあ、4年ぐらいもやっぱりあの・・えー、警察う、を、よん、ま、トラブルが大きくなって、警察を呼んでえ、

加藤諦三:
いや、て、警察は・・呼ぶほどのトラブルってのは、どういうトラブルが出たんですか?

相談者:
うーんとお、帰って来て、やっぱり隣りの、奥さんと、わたしの、その、おー、えー、なんだろ・・訳の分からないような、あ、えー、疑いで、それが原因で、えー、ですね。
ま、夕食の時だったんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
物を目掛けて、皿だとか、

加藤諦三:
はい

相談者:
おかずだとかっていうの、物を投げてよこしたので、

加藤諦三:
はい

相談者:
「出て行きなさい」と。
えー、こう、も、出てって、「出て行きなさい」っていう事で、ま、玄関の方で、押し問答やったんですね。

加藤諦三:
「出て行きなさい」と、あなたが奥さんに言ったわけですね?

相談者:
そです。

加藤諦三:
それで、警察沙汰っていうのは、警察はどちらの・・

相談者:
それでえ、えー、わたしの、洋服を、おい、引っ張って、「嫌だ」っていうのわたしは、「出て行きなさい」っていう事でやったんだけども、洋服を引っ張ったら、洋服が何の弾みか分かんないけど、わたしの着ていた洋服が、脱げてしまったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、それをお・・強く引っ張ってたら、女房が、後ろ向きに、い、転倒したっていうか、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、頭を怪我したっていうか、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、隣りの家に、いー・・救助を求めたっていうか、で、隣りの人が、え、えーと、救急車を呼んで、で、救急車で、病院に行ったあ・・で、わたしは、警察の方に行って、
「何でそんな風になったんだ?」って、事情聴取聞かれたって、こういうのが、4年ぐらい、んー、ぐらい前にあったんですねえ。

加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、

相談者:
ええ

加藤諦三:
で、き、今はもう奥さんは、出てってるわけですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、で、今日のあなたの相談っていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
どういう・・相談ですか?、これから・・弁護士の先生に伺いますけれども。

相談者:
家裁に行って、調停に行って、失敗した場合は、あ、調停がね?、失敗した場合は、どうなるのか。
それとお、えー生活するための、おー、年金、云々ってい、あの、ま、要するに・・生活費の方は、わたしも今、1年、ちょっと前に、癌の手術をしましたので、

加藤諦三:
はい

相談者:
これから、びょう、年金生活ですけども、えー、療養費とか、って高額になると思うんで、そういう場合ってのは、生活費、は、キツく掛かって来ると思うんで、えー、要求された、ん、ん、その、えー、年金、そういうのってのは、わたしの言ってるのは、とは、受け入れられるのかな??って、その二つの問題ですう。

加藤諦三:
まあ、別れるんだったら、経済的にこういう事だという、条件が示されていて、いるという事ですね?

相談者:
はい、そうですう。

加藤諦三:
で、その条件が呑めなかったらどうなるか?という・・

相談者:
あ、全くそうですう。

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに、弁護士の塩谷崇之先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。

相談者:
よろしくお願いしますう。

(回答者に交代)


「嫉妬狂いの妻からの離婚調停。なぜか別れたくない男。「それ、依存的敵意です」、え?」への1件のフィードバック

  1. 敵対的依存
    例えば
    姑が嫁に対して「もう逃げられないだろう」と嫁いびりすること
    DVして離婚された方が「お前のせいで何もかも失った養え」って付きまとうこと
    こんな感じでしょうか

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