母と叔父の借地契約。従弟どうしに代替わりしたら縺(もつ)れ始めた

テレフォン人生相談 2016年10月1日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 男52歳 妻46歳 長男20歳 次男17歳

今日の一言: 無し

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、お世話になります。

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい

加藤諦三:
最初に年齢を教えてください。

相談者:
私、52です。

加藤諦三:
52歳。
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?

相談者:
えーと46です。

加藤諦三:
46歳。
お子さんは?

相談者:
二十歳(ハタチ)、の男の子と、

加藤諦三:
ん、はい

相談者:
あ、下の子が、まあ、男の子で、17歳です。

加藤諦三:
はい分かりました。
それで、どんな、相談ですか?

相談者:
あのお、不動産のことなんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
自分の親の代に、

加藤諦三:
はい

相談者:
借りたというか、おふく、ろ(お袋)の、あのお、実家の方から、まああの、お祖母ちゃんが、使っとれば良いかなということで、

加藤諦三:
はい

相談者:
使わせてもらっとる土地があるんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、まあ、それが、ええと、よんじゅう、はち(48)年、ぐらい前、なんですが。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、そこにあの、作業場を、建てさしてもらって、で、そこでえ、まあ、ずっと、あのお、商いー、をしてます。
生計を立ててきたんですが。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、ま、土地のことについて、「今後どういう風にするんや?」ということで、あの、叔父さんの方から、

加藤諦三:
はい

相談者:
お袋の方へ、あの、問い合わせというか、ま、話があったんですわね?

加藤諦三:
はい

相談者:
で、それで、ま、あのお、最初は、買うっていう方向でどうだろう?という話をしとったらしいんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、あのおー、替え地でもいいからっていうことおー、なったらしいもんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あ、ええ、で、近くで、同じような、あのお、坪数の?

加藤諦三:
はい

相談者:
土地を、用意するんで、っていうことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
20年ぐらい前に、なりますけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、私の名義であのお、土地を買いまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、それで、「用意ができたんで交換してほしい」ということで、

加藤諦三:
はい

相談者:
叔父さんの方に、あの、伝えたらしいんですね?お袋が。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら、あのお、息子さんの方が、ま、勤めが遠いんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、「嫌だ」と、言い出したんです(笑)

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、その話がちょっと棚上げ、頓挫しちゃいまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
その後、そのお、息子さんが、その、マンションを買ったから、生活が苦しいんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
借地料っていうほど、ではないんですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
年間35万円ほど?

加藤諦三:
はい

相談者:
あのおー、支払ってきたんですね。

加藤諦三:
要するにその、30、なんか、契約書、があった、というのではなくて?

相談者:
あ、そういうのはないですね。

加藤諦三:
なくて、ただ、35万はらっ・・

相談者:
口約束で、ただ、ま、生活が苦しいんでということで、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、その近くの所おー、で、その、借りてみれる方が、あったもので、

加藤諦三:
はい

相談者:
いく、相場がいくらぐらいですか?ということで、お聞きして、まあ、それで坪数換算したら、まあそれぐらいの数字になるっていうことだったんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
それをまあ、年に2回に分けて?支払いさしてもらってて、まあ、その、商売の方も、7年、8年前に、廃業することになりまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、それからまあ、それだけのお、お金を払うっていうことは無理だからということで、こちらが勝手に?

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、10万円ということで、支払ってきてるんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、叔父も亡くなったもので、私の従兄弟に、相談するわけでもなしに、ま、振り込んでたら、別に何も、文句も何も言ってこずに、そのまま来とるっていうような、ことなんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、私はあの、替え地の方を用意してるもんで、「これを何で払っとらないかんのかしら?」という風に、ずっと前から思ってるんですよね(笑)
あのお、私が、その替え地の方の、固定資産税も、当然負担してるし、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、買った、時の、その、ま、金利だとかそういうもんも負担してるんで。

加藤諦三:
はい

相談者:
そうすと、なんか、両方負担してるような形になっちゃって(笑)

加藤諦三:
なりますね、はい。

相談者:
ええ、そうすると、ちょっと、厳しいんですよね、払う事自体も。

加藤諦三:
はいはいはい。
ただ、これはあのお、代替地を、買うのでということは、そういう約束があって、買ったわけではないということですよね?

相談者:
いや、約束があって買ったんです。
で・・

加藤諦三:
約束があって買ったんですか?

相談者:
叔父さんも、まあ、あの、生前ですね、「この場所でいいですか?」ということ、確認を取って、「そこでいいから」ということで、確認は、してもらってるんで。
それから買ったんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの・・

加藤諦三:
じゃ、買ってみたら、「ここじゃ駄目だ」っていうこと、言い出したということね?

相談者:
あの、叔父さんは良かったんだけど、息子さんの方が、あの、「嫌だ」と、言い出したもんで、じゃあ、ま、「無しね」という話になったんですね。

加藤諦三:
ああ

相談者:
で、私んとこも、まああの、そのお、お袋とは、ま、兄妹同士なもんで?叔父さんとは。

加藤諦三:
はい

相談者:
ですからあのおー、その、契約書も何も、何も無しで(笑)、

加藤諦三:
はい

相談者:
元々、今建ってるとこも契約書も何も無しで建ってるんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、それで良いだろうと、まあ、普通に収まるんじゃないか?ということで、話を進めてたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、そういう風に、あのお、ま、「嫌だ」と言われ、ちゃったんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
うん、ま、ほんで、宙に浮いちゃってはいるんですが。

加藤諦三:
そうすと、二つの土地が、今、宙に浮いてるということ?
し、利用されてないということ?

相談者:
いや、そのお、作業場の跡地は、私がまあ、内職程度の仕事お、を、さしてもらってます。

加藤諦三:
あ、この作業場、

相談者:
ですから全然使ってないことはないです。

加藤諦三:
ん、あ、使ってないことはないということ?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、はいはい、分かりました。
で、今日のあなたの相談というのは?

相談者:
はい

加藤諦三:
今、10万も払ってると、

相談者:
はい

加藤諦三:
代替地の方も、あの、税金も払ってると、

相談者:
はい

加藤諦三:
ん、これは、おかしいんじゃないか?ということですね?

相談者:
ええ、払わないかんもんなのか?どうか?

加藤諦三:
ああ、払わなければ、いけないものなのか?と。

相談者:
ええ、で、あるいはもう、

加藤諦三:
例えば、それ、はい。

相談者:
自分が必要な分だけ、これ借りてて、「あとはまあ、知らないよ」と言って、返しちゃって良いものなのかな?と。
でえ~、それを、例えば返すということになると、壊して返さないかんものなのか?
それとも、そのままでいいのか?

加藤諦三:
はい

相談者:
てことです、はい。

加藤諦三:
今日は、あの、スタジオに、あのお、弁護士の、中川潤先生がいらしてるので、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
すいません。

(回答者に交代)


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