激務についていけない公務員の息子。心の病気なんだから休ませなさい

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ、はじめまして、高橋です。

相談者:
はじめまして、よろしくお願いします。

高橋龍太郎:
えー、公務員というお話で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えっと、か、ま、あんまり、公務員で、毎日・・ね?、土日返上の1時2時っていうのも・・あんまり聞いた事ないんだけれど。

相談者:
あー、でも、こちらあ、では、なんか・・

高橋龍太郎:
それが普通?

相談者:
皆さんそう、なさってるみたいでえ、

高橋龍太郎:
あー・・、そしたら新入りがあ、も、みんなベテラン、の人でさえ、土日返上のお、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
或いはあ・・毎日1時だ、午前様だっていう職場にい、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そりゃあ、追いついてくのは、ホントに大変だと思うよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一般論で言ってね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だからあ、も、ホントに滅入ってるみたいだしい、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
少し頭を冷やす期間がどう見ても必要だからあ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
思い切って少し休んで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
冷静になる期間を、持った方がいいんじゃない?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あのお・・・

相談者:
そうも思うんですがあ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
1週間ほどお、休みい、あった後お、が、尚更症状が酷くなってしまってえ、

高橋龍太郎:
うん、そりゃ、1週間だからあ(苦笑)

相談者:
はい

高橋龍太郎:
結局うー、溜まった分をこなさなきゃなんないので、余計酷くなっちゃったんで、

相談者:
そうですね焦りも、出てるようです。

高橋龍太郎:
焦りもあるでしょう?

相談者:
はーい

高橋龍太郎:
で、追いつかなきゃなんないっていう事だからあ、

相談者:
そうです、休むと仕事が、

高橋龍太郎:
溜まっちゃうんだよね。

相談者:
分からないのに、尚更、

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
増えてしまうっていう、

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
もう凄い焦りだらけで、真面目な性格なので、

高橋龍太郎:
だよね。で、まあ、結局、その、追いつける、それから、真面目にやれば今まで何とかなって来たっていう価値観を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一旦忘れてもらわないと、良くなるものも、良くならないからあ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今まで通りの手法では駄目だったっていう事を、気付くためにも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それからもう1つはあ、今はあ、ま、うわっつべりになっちゃって、全然取り組めてないっていう事も含めてえ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
全然今の、その課の流れに乗れてないっていう事を、よく理解してもらうためにも、周りに。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
診断書を出して、

相談者:
あー・・

高橋龍太郎:
1ヵ月か、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
まあできれば、3ヵ月ぐらいもう思い切って休んでもらって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、今度復職の時は、制限就労っていうのを付けて、

相談者:
あー、制限就労・・あー

高橋龍太郎:
制限就労っていうのは、も、定時就労まで行かない例えば、えー、2時ぐらいまで、で、その、範囲で、やれる事を、まず、周りから指示してもらって、それならできるから、そうやって、ゆっくり、周りのペースに追いついて行くと、全体の骨組みがようやく見えて来るから、

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
今みたいに、もうアップアップで、みんなと同じレベルで、出来るはずだのつもりで、やって、訳わかんない状態になってるようだから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう、みんなとは、もう、同じレベルで追いついていけないっていう風に、一旦諦めてもらって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そこから出発して、ゆっくり追いついてくっていう方が良いと思うよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あのお・・人には、やっぱり色んなタイプがあってえ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう、すぐ、端から、もうボンボンボンボン情報に食いついて頭ん中で組み立てて行って、追いつけるってタイプもいるんだけれど、

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
割とこう、自分で骨組みが完全に分かんないとお・・流して行けないタイプの人と、

相談者:
あーそうです。

高橋龍太郎:
2種類あって、

相談者:
そっちの方です。

高橋龍太郎:
お子さんの場合は、全部の骨組みが分かってないと先に進めないタイプだからあ、

相談者:
そうです。

高橋龍太郎:
それだけみんな忙しくてえ、みんな、他の人に教える時間がないとなるとお、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
骨組みを彼の中で、作る事が今できない状態だから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
早めに休んで、あー、今のペースは彼には、無理なんだねっていう事を、その課全体で共有してもらって、ゆっくり育ててもらうっていう風に仕組みを、変えていかないと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お子さんが、可哀想だと思う。

相談者:
そうですね。

高橋龍太郎:
責任感強いから、余計自分ばっかり、

相談者:
そうです。

高橋龍太郎:
自分を責めるう、形になってしまってるので、

相談者:
そうなんです、はい

高橋龍太郎:
本来の実力も発揮できてないし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ましてえ、睡眠も、上手に取れないしってな事になると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今から、今の、現場で、今のやり方で追いつくっていう事はもう、絶対に無理なので、休まないと無理ですよ。

相談者:
あー

高橋龍太郎:
だからあ、休みなさい。だから今、お薬もらってる先生に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
診断書書いてもらえばいいよ。3ヵ月って。

相談者:
あーそうですか。

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それが一番だと思いますよ。

相談者:
はい、分かりました。ありがとうございました。

(再びパーソナリティ)


「激務についていけない公務員の息子。心の病気なんだから休ませなさい」への2件のフィードバック

  1. 高橋先生、「うつ」って言葉では、表現しないのね。
    典型的な「うつ」だと思うのだけと。

    最近では、かなり「うつ」が世の中に認知されてるのに、55歳の母親が、認識が薄いのが、ちょっと驚いた。
    なだめたり、励ましたり、うつの本人には、しんどいと思う。

    もう一代上の世代なら、
    「うつなんてのは、気が小さいから、なるんだ」「うつなんて言って、怠けてるだけだ」っていう価値観で、全く理解しないのもわかるのだが。

    休職して、通院して、
    ゆっくり治してもらいたいものです。

    1. 異動してまだ一か月ということは、この症状が出ている期間はどんなに長くても3,4週間ということでしょうから、まだ「うつ病」と決めるのには早すぎる可能性が高い。「抑うつ状態」と「うつ病」の区別がつけられない人が多いので、あえて「うつ」という言葉は使わなかったということではないでしょうか。

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