娘が嫁ぎ夫が逝き600坪に一人で住む女75歳。寂しいと言いつつ結構アクティブ

テレフォン人生 2016年10月8日 土曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者:女75歳 夫は1年3ヵ月前78歳で他界 47歳と45歳の娘はそれぞれ家庭を持っている

ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生ですう。

相談者:
あ、よろしくお願いします。

ドリアン助川:
はい、え、今日どんなご相談でしょうか?

相談者:
あのお、お父さんが、あの主人が、

ドリアン助川:
はい

相談者:
1年3ヵ月前に、亡くなって、家、あの大きな家なんですけど。あのお、全部、む、娘は二人いるんですけど、みんな嫁いでしまって、姓を変えたんで、養子をとるいう事がなかったんで、あのお、わたしとお父さんだけで、もうちょっと長生きしてくれると思ったんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、その、死ぬ1年前に脳梗塞を患って、1年間わたしが看病して、それから、また◆#$が悪かって、訪問介護で、自宅で、あのお、お父さんを介護して、ほんで最後は、病院で、亡くなったような状態なんです。

ドリアン助川:
はいはい

相談者:
そして、寂しさがね、もう、仕方がないとは分かってるんですけど、何しろ大きな家で、屋敷も、もう、600ほどあって、あの、家も大きいんですけど、

ドリアン助川:
あの、

相談者:
これは、元々、わたしが来た時からあるもんやから、急に増えたもんじゃないから、仕方はないんですけど・・もう、そこで1人でいるのがあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
んもう、始めからもう、寂しいて寂しいてもう・・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
ちょっと耐えられへん・・泣き)

ドリアン助川:
うーん

相談者:
寂しいて寂しいて(泣き)いつももう、なんか、そ、あのお、何をするのも(鼻をすする)今までは、全部して来たんですけど、何をするのも、もう(鼻をすする)なんかあ、意欲がつかへんて言うか、

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
ちょっと落ち着いて下さいね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、ま、寂しさのあんまりそうやって、えっと毎日泣かれてるんだと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あのこの頃はちょっと、マシになりました。

ドリアン助川:
マシになって来たんですか?

相談者:
はいはい

ドリアン助川:
はい、えー

相談者:
はい、あの、いち、えーと・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
百箇日、お父さんの百箇日までは、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ほとんど泣いてました。

ドリアン助川:
はい、あのお、ちょっと基本的な事、教えて下さいね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、まずあなた様、おいくつですか?

相談者:
わたしは、70・・5歳。

ドリアン助川:
75歳?

相談者:
はい

ドリアン助川:
お父さん、おいくつで亡くなったんですか?

相談者:
78歳。

ドリアン助川:
78歳で。

相談者:
はい

ドリアン助川:
何年連れ添って来たんでしょう?

相談者:
50年。

ドリアン助川:
50年?、えっと、

相談者:
はい

ドリアン助川:
25歳の時に、ご結婚なさって?

相談者:
はい、24やから、

ドリアン助川:
20・・あ、

相談者:
51年ですね。

ドリアン助川:
51年、

相談者:
はい

ドリアン助川:
経つんですね、ご結婚なさってから。

相談者:
はい

ドリアン助川:
そして、えっとお、そこそ、そこの、その600っていうの、600坪ですか?

相談者:
え、敷地も600坪あるんです。

ドリアン助川:
600坪?

相談者:
はい

ドリアン助川:
凄いお屋敷ですねえ。これあの・・

相談者:
およそ・・

ドリアン助川:
元々、ご主人の、

相談者:
はい、そうで・・

ドリアン助川:
お家だったんですか?

相談者:
はい、そうです。はい

ドリアン助川:
あ、じゃもう、あの歴史あるお家なんですかね?

相談者:
そう、そうです。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
何百年の家です。

ドリアン助川:
何百年経ってるお家?

相談者:
はい

ドリアン助川:
そこをお、に、今、ご主人が、1年3ヵ月前に亡くなられて、

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
今、お一人でいらっしゃるって事ですね?

相談者:
そうです、はいはい

ドリアン助川:
そしてお嬢さんは、あの、いくつぐらいのお嬢さんお二人なんですか?

相談者:
47歳と、

ドリアン助川:
はい

相談者:
45歳。

ドリアン助川:
47歳と45歳のお嬢さん。

相談者:
はい

ドリアン助川:
でえ、えー、お二人とも、もう、ご家庭があって、

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
えー、そこには住んでらっしゃらなくて、

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
そして今、そのお、600坪のお屋敷に、あなた様お一人で、

相談者:
はい、そうです。

ドリアン助川:
でえ、毎日その、寂しさ、が、こみ上げて来て、

相談者:
はい、あのお、

ドリアン助川:
あのお、はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
で・・

相談者:
だけど、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
もう、1人で、誰も来てくれないと思うんで、わたしパッチワークし、ま、あの、以前から、あの、仕事しいながら、趣味も、たくさん持っては、持ってたんで、

ドリアン助川:
パッチワークをしてらっしゃる?

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい、毎日やってらっしゃるんですか?

相談者:
うん、この頃お・・ちょっとまたあ・・したり、しなかったり。

ドリアン助川:
ああ・・まあこれ、お、お母さん・・ホントご主人の事愛してらっしゃったと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーやはり先にい、ねえ、逝かれてしまうと、あのお、このお屋敷があるなしに関わらず、みなさん、心に穴が開いたようになると思うんですよ。

相談者:
はい

ドリアン助川:
でえー、その辛さと、それから、この、やたら大きなお家、空間に1人という事で、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、ホントに大変だと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
その、パ、パッチワーク以外に、今毎日やられてる事っていうのは、どんな事があるんですか?

相談者:
あのまあ、わたし家やら、掃除するのが好きなんで、家の周りの庭、庭先があって、家の周りの掃除と、

ドリアン助川:
はい

相談者:
家の道隔てた向こうに、また、ものすごう、田んぼの、大きのがあるから、

ドリアン助川:
はい

相談者:
そこで野菜を作ってます。

ドリアン助川:
あー、の、600坪のお家、掃除するったら、お城を一個相手にするようなもんですもねえ。
す、凄いですね。

相談者:
いやあ、も、とにかくおおき、大きいです。

ドリアン助川:
えー、それで、という事は、おー、人と接する機会があまりないんですかね?、今。

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
田舎あ、ですし。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、で、あのお、今日のお悩みというのは、その寂しさあ、の中から、今後どうやって、生きて行こうかというお話ですか?

相談者:
そうそう、そうですね。

ドリアン助川:
そういう事ですか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん

相談者:
ま、分かってはいるんですけどね、わたしが嫁いだ時から、こんだけの家があん、ふ、降って湧いたんでもないので、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あるとこへ、来たんで、承知はしてるんですけどお、

ドリアン助川:
例えば、毎日、どなたかお友だちとか、えー、誰か、近所の人が訪ねて来るという事になると、少し気持ちが和らぐんでしょうか?

相談者:
はい、はい、ほんであのお、近くにお義姉さんが、その、死んだお父さんの、お姉さんが、88でおりますので、へ(笑)

ドリアン助川:
はい

相談者:
近くにおりますので、その人とは毎日会うようにしてます。

ドリアン助川:
あー

相談者:
そんで、もう一人、2、3軒向こうにまた大きい家のお、とこに、お父さんの、従兄の嫁、従兄は死なはったんやけど、お嫁さんがおられますので、その人とも、もう、百箇日ぐらいまでは毎日おうてました、二人に。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
会わんともう、寝られへんかったし、なんか、隙間が空いたみたいな感じで、なんなと顔見て、「顔見いひんかったら、寝られへんからごめん」て言うて、顔は見に行ってました。

ドリアン助川:
うん、あのお、お母さんね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えっとお、その600坪のお屋敷というのは、少し、特別なお話だとは思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
そのお、ある程度お年行ってから、1人になった時のね?

相談者:
うん

ドリアン助川:
寂しさあ、と、どう、こ、向かい合って行くかというのは、もう、ホントにあのお、これ普遍的なたくさんの人が悩んでる事だと思うんですよ。

相談者:
はいはい

ドリアン助川:
ですからその辺の話になって来るかと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
今直接何か、こういう事で、具体的に困ってるという、そういう問題はないわけですね?

相談者:
何にもないです。ただ一人でいるのがあ、

ドリアン助川:
あー

相談者:
なんか、時間が長いような気がするし、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
き、自分の気持ちい、1つやと思うんですけどねえ。

ドリアン助川:
はい、そうですね。

相談者:
そう思って暮らしてる日もあるし、物凄い寂しくなる日もあるし(苦笑)

ドリアン助川:
或いは、この、うーと、この600坪の、お屋敷はせっかくあるわけですからあ、

相談者:
はい

ドリアン助川:
何か、それを利用できるかどうかという事も含めてですね?

相談者:
はいはい

ドリアン助川:
えー、今日の先生と一緒に考えて、みたいと思います。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい、え弁護士の塩谷崇之先生です、よろしくお願いします。

(回答者に交代)


「娘が嫁ぎ夫が逝き600坪に一人で住む女75歳。寂しいと言いつつ結構アクティブ」への2件のフィードバック

  1. 回答者の言うこと、現実味ある?
    今75歳、長生きして10年20年生きるとしても、身体や頭は、年々衰えていくし、
    5年後は、どの程度動けるかなんて、
    全くわからない。

    なのに、今の寂しさを埋めるために、
    家や施設を、何千万、それ以上かけて、
    建てる???

    なんか、回答者の提案が、
    現実離れしすぎてる気がする。

    私、法律のこと分からないけど、
    相談者が亡くなった時の、
    相続のほうが問題になってくるような…。

    それにしても、相談者が、
    やたら600坪を連呼するところが、
    なんか気にさわる(笑)

  2. お金が全てじゃないけど、お金が無いとどんな美辞麗句も灰燼に帰す。
    地獄の沙汰も金次第、とは良く言ったもので・・・。
    この相談者が詐欺の類に引っ掛からないなら、それで万事OKじゃないですかね。

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