「結婚も申し込まれます」15人とお見合いも踏み切れない45歳子持ち自称男性不信

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
あ、もしもし?

相談者:
お願いしま・・はい

ドリアン助川:
ま、これまでのことなんですけどもね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
これま、あのお、今日お話うかがってると・・全部、ま、大原先生おっしゃる通り、

相談者:
はい

ドリアン助川:
他人ん、のせい、って形に聞こえたんですけども、

相談者:
うん

ドリアン助川:
一度、全部、自分で選んだというふうに、

相談者:
はい

ドリアン助川:
考えてみな、みられたらいかがでしょうかね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、今後も、

相談者:
はい

ドリアン助川:
一切・・言い訳なしで、

相談者:
はい

ドリアン助川:
自分が選んだんだ、選択したんだという意思を、

相談者:
はい

ドリアン助川:
はっきりと、

相談者:
はい

ドリアン助川:
お持ちになることで、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、道が開けて行くような気がするんですけど、

相談者:
はい

ドリアン助川:
いかがでしょうか。

相談者:
はい、ありがとうございました。

ドリアン助川:
はい、失礼します。

相談者:
ありがとうございます。

(内容ここまで)

声も可愛いし、しゃべり方もね。
外見もそれなりなんだと思う。

プロフィールの書き方にもよるけど、60までOKとかにすると、入れ食い状態だろうよ。

でも、そんなすぐにプロポーズなんかしちゃうのね、男の人たち。
いくら、それが前提だとしてもさ。

「結婚してください」

なんか、「やらせてください」に聞こえなくもない。

 

最初の男が忘れられないのね。
子種がいるんじゃ、し方ないけど、引っ張り過ぎ。

残像を目の前の男に重ねて見つかるわけないじゃん。
だよね?、だって、「思い出」じゃなさそうなんだもん。

やっていることはクソなんだが、女にそう思わせない。
島耕作みたいなやっちゃ。

忘れる努力とかしないの?
連絡するなよ。

女にだってダンディズムはある。

 

村上龍の「結婚相談所」(*)は、まさに今日の女を描いた短編だ。

(*)50代の岐路を描いた短編集「55歳からのハローライフ」の中の一遍。
すべての物語は、紅茶、水、ワイン等、何某かの飲み物が重要な小道具として使われている。

収録作はすべてNHKでドラマ化された。
小説では一つひとつが独立したお話なんだが、ドラマでは前の主人公がまんまのキャラで、チョイ役で顔を出すという演出。

『結婚相談所』
中米志津子は、心が通わない夫と離婚した後、なりゆきで結婚相談所に登録する。
セッティングされる男は、いずれも、どこかしら特徴があって、それを女友達に報告するのが常。
 ・緊張してあがり症の男。
 ・ボールペンをカチカチ鳴らし続ける男。
 ・ステーキを先に全部小さく切り分けてから食べる男。
 ・タクシーの天井を傘の柄で突く男。
やっと、この人なら、と思える男がデートの最後に連れていった場所は、男が経営する小さな工場。そこで言われたのは、
「簡単な事務とかでいいんです。手伝って欲しい」

友人からも気楽な婚活を非難された志津子は、ふとしたことで知り合った若い男と心通わせ、一夜を共にする。

 

 


「結婚も申し込まれます」15人とお見合いも踏み切れない45歳子持ち自称男性不信」への1件のフィードバック

  1. ドリアンが相談を聞き終え「今日は大原敬子先生です」となった瞬間、キタ━(゚∀゚)━!!ってなりました。大原先生でよかった…もっと切り込んでくれてもよかったけど、今の男性関係を聞いたときの返事で(あ…)ってなってちょっと手をゆるめたのかしら…。
    三石先生にぶち当たった場合どうなってたかも聞いてみたいです。

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