183センチ53キロ。痩せ過ぎを気にして不登校の孫息子

テレフォン人生相談 2017年1月4日 水曜日

孫が痩せ過ぎでイジメを受け、引きこもりになり卒業も危うい。自信を取り戻させるには?

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女 2世帯住宅で上に住む息子家族の孫息子19歳定時制高校3先生 孫娘17歳高校2年生

ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、どうもお世話になります。

ドリアン助川:
よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願い致しますう。

ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか。

相談者:
わたしい、のですねえ、あの、孫の件なんですけど、男の子なんですけど。

ドリアン助川:
はい

相談者:
4年ん、前に高校に、入学したんですけどもお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
陸上のお・・方を、一生懸命中学時代もやってたもんですから、そういう関係の、あのお、高校を選んで行ったんですけどもお、ちょっと、そこであの、体があ・・細くて、痩せてるもんですから(苦笑)

ドリアン助川:
はい

相談者:
いじめに遭ってしまって・・そいであのお、その学校は、1年ん、足らずで辞めてしまった、退学してしまったんですね。どうしても・・耐えられなくなって。
それで、その後あのお、こちらのお、市の方のカウンセリングなどを受けまして、1年遅れで、定時制の高校へ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
入学して、現在、3年生になります。

ドリアン助川:
はい

相談者:
そこでもまあ、陸上やっていたんですけど・・専門の陸上お、が、特別う、あるわけでもないですし、まあ、陸上部に所属して、頑張ってはいたんですけども、自分の体あ・・が、細い、ことと、そんなに専門的な、陸上をできるわけでもありませんし、ん学校の方へ、行きにくくなってしまったんですね。

ドリアン助川:
ほう

相談者:
体が痩せてるために。

ドリアン助川:
うん。痩せてるって、ど、どれぐらい痩せてるんですかね?

相談者:
あの、183cmの、53キロ現在だそうです。

ドリアン助川:
あ、それは・・ちょっと細いですね。

相談者:
#$%◆

ドリアン助川:
183cmで53キロ。

相談者:
はいそうなんです。

ドリアン助川:
はい

相談者:
でもあのお、家であの、筋トレなどしてますので、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
体の方は別に虚弱ではないんですけど。

ドリアン助川:
うんふん

相談者:
それで何とか太りい、たいという気持ちはあるんですけどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ちょっと、食品にもアレルギーがありまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
お魚関係が、食べられない、ことと、卵お料理も、あのお、あまり食べられないんです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
それでまあ、今年い、3月で卒業なんですけども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、学校へ・・あともう、わずかですけども・・休みがちなもんですからあ・・卒業ギリギリになってる状態なんですう。

ドリアン助川:
はい

相談者:
ママ、パパとしましては、何とか高校だけは卒業しなくっちゃっていうことで、あの、日々、あの、説得してるんですけど、本人は、
「太お、らない限りは学校行けない」とか、そんなこと言ってるらしいんですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
で、そんなところへ「太るような病院へ入院させてくれ」とも、最近は言ってるようなんです。

ドリアン助川:
体のことが酷くコンプレックスになってるということですね。

相談者:
あそういうことなんですう。

ドリアン助川:
はい

相談者:
で「太らなければ、行かれない」っていうような感じで。現在家に、ま、家の中で・・あ、あの閉じこもって、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
時々は、友達とも、出かけるようですけど。

ドリアン助川:
現在じゃあ、え、19歳ということになりますか、お孫さんは。

相談者:
はいそうです。

ドリアン助川:
ご兄弟は、いら・・

相談者:
はいそうで・・

ドリアン助川:
いらっしゃるんですか?

相談者:
はい。あの妹が、17歳でいます。

ドリアン助川:
17歳の妹さんがいらっしゃる。

相談者:
はい高校2年生です。

ドリアン助川:
い、ええ、妹さんは何の問題もなく高校行かれてるんですか?

相談者:
あ、そうなんですう。

ドリアン助川:
そうですか

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、あのお父さん、お母さん・・の、ご家庭、は、関しては・・家庭にも、そ・・さほど問題はないんでしょうか?

相談者:
はいー、ないと思います。

ドリアン助川:
となると、おー・・やはり本人が抱え込んでしまった、コンプレックスということ、なんですね。

相談者:
あのいじめえ、がきっかけなんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
1年生の時の。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
1年生の時には、最初、入りました学校では・・う、そういう風に、あのお「キモイ」とか、そんなような言い方もされたようです。

ドリアン助川:
うーん。問題はね、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーと、そのま、痩せてるとか太ってる、かということも・・現代人、ちょっと気にし過ぎ、という部分もありまして、

相談者:
はい

ドリアン助川:
問題は健康お、のことなんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
陸上をやられてるっていうことは・・体には問題ないわけですよね。

相談者:
はいそうです、ただ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あのお、お魚アレルギーがあるっていうことだけで、

ドリアン助川:
はい

相談者:
健康は、健康です。

ドリアン助川:
例えばそれ以外でえ、こ、勉強して行く上で問題があるとかあ・・或いはあ、仲間と上手くやってけない性格だとかそういうことないんですか?

相談者:
んまあ、中学時代では、友達は結構いましたし、

ドリアン助川:
はい

相談者:
そんな、そういうふな感じは、ないように、見受けえ、ますけども。

ドリアン助川:
うーん。となるとやはりそのお、今あ、彼が、悩んでることは、自分の体型・・

相談者:
はいそうなんです。

ドリアン助川:
ということなんですか。あのお・・女の、子お、に何か言われたとかあ、

相談者:
はい

ドリアン助川:
好きな女の子に何か言われてしまったというようなことはないんですか?、そういうとこまで分かりませんか。

相談者:
ちょっと分かりません。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
やっぱり、思春期ですから、そういう風に言われるとお・・でもそれが、最近だけじゃなくて、ずっとそんな感じで来てますとお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
特別女の子でえ・・好きな子がいるということも、聞いてないです。

ドリアン助川:
誰かと付き合ってるとか、そういうことは聞いてないですか?

相談者:
はいー

ドリアン助川:
ま、いずれにしろそのお、ん・・若い頃というのは、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
も、強力なその、コンプレックスに苦しめられる時期があると思うんです、どんな人でも。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、ま、しかしそれがこう、年を経て行く中で、

相談者:
はい

ドリアン助川:
かえって自分の持ち味に変化して来たりすることがあると思うんですが、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、そのコンプレックスについては・・どういう風に家庭で受け、られてるんでしょうかね?、その辺について、話をされたり、とか、はあるんですか?

相談者:
あの、わたしい、たちはあの、別う、所帯といいますか、

ドリアン助川:
はい

相談者:
上と下ですから、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あんまり、あのお・・関わらないように、してるんですけど、わたしは、そーぼ、祖母ですから、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、「両親がいるんだから」って主人は言いますけどもお、わたしは、どうしてもあの、気になってしかたがなくってえ、

ドリアン助川:
うん

相談者:
あの、「おばあちゃんに、何でも言いなさい」とかいうようなことは言って、とてもね、あの・・話してるう、限りは、素直に聞いてくれてるんですけどお(苦笑)

ドリアン助川:
ああ、あの、彼のお、お父さんお母さん、どちらが・・あなた様のお子さんなんでしょう?

相談者:
息子です。

ドリアン助川:
息子さん。

相談者:
はい

ドリアン助川:
ということは・・まあのお、息子さんにはあ・・ん、「こうしたらああしたら」ってこと言えるわけですよね?

相談者:
はいそうです。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
でもね、息子に、今日もあの、いますので・・「あなた、あれだから」って、あの言ったら、
「もう、い、色々お、アドバイスしても、そのように動かないから」とかって、いうような言い方してますけど、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
母親はね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
やっぱりあのお、一緒に居る時間が長いもんですから、色々と二人で、話、したりしてるんですけど。

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、なかなか・・あの、そんなんで、「太ったら行く」とか、「太れるような病院へ、入院させてくれ」とか、そういうわがまあ、まをちょっと、言ってるらしいんですけど。

ドリアン助川:
うーん。何か、そのお、今あ・・中学校の頃は陸上がありましたよねえ。

相談者:
はい

ドリアン助川:
今・・彼が何かこう、情熱を傾ける対象というか、

相談者:
はい

ドリアン助川:
そういうものはあ、何かないんですかね?

相談者:
あのリレーなんかでも、あの、

ドリアン助川:
はい

相談者:
やっぱり、県体っていうんですか?

ドリアン助川:
はい

相談者:
あんなのにも、あのお、中学の時も出てましたし、高校でも、その・・定時制の、学校ですからね4年制の学校ですから、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
そんー、なところで、出たりもしてましたけど、やっぱりい、ちょっと、自分が思ってるより、トップにはなれないような(苦笑)

ドリアン助川:
うーん

相談者:
こともありまして、メダルはいっぱい持ってるんですけど、

ドリアン助川:
あーメダルいっぱい持ってるって凄いですねえ。

相談者:
はいそうですね。

ドリアン助川:
は、は、は、で、このあと、そのお、高校卒業なさった場合、

相談者:
はい

ドリアン助川:
進路、ど、どうなさるんですか?これから。

相談者:
まだそこまで行ってないんです(苦笑)

ドリアン助川:
じゃ大学の受験とかあ、

相談者:
も、したいような、したいような時期もありましたけどもお、

ドリアン助川:
えーえー

相談者:
ま、今、あの、母親、ママとしてはあ・・高校卒業されるのに(苦笑)・・精一杯で、説得してるう、ようですけど、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あと何日で・・も、単位が取れなくなっちゃうとか、そんなようなことで、悩んで、

ドリアン助川:
あー

相談者:
あの、よくう、涙を見せてます。

ドリアン助川:
うん、で、あのお、ま、つまり、引きこもりの状態なわけですね、じゃ、例えば、今日とかは。

相談者:
・・あ、そうですね。

ドリアン助川:
ええ、何を・・してますか?

相談者:
家の・・え?

ドリアン助川:
家で何をしてるんですか彼は。

相談者:
あのお・・大して何もしてないと思います。わたしはあ、下にいますので、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あんまり・・たまには筋トレをやって、筋トレが中に・・部屋の中に、あのお、持ってますので、あの、

ドリアン助川:
はい

相談者:
こう屈伸したりするのもありますし、ダンベルなんかのもありますし、

ドリアン助川:
はい

相談者:
そんなこともやってましたけど・・さい、最近って、ここ一日二日はあ・・毎日見てるわけじゃないですから分かりませんけど。

ドリアン助川:
分かりました。えーそれでは今日の、先生に、えー色々伺って、みたいと思います。精神科医の高橋龍太郎先生です。
よろしくお願いします。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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