見合い結婚10年の熟年初婚どうし。素直だった妻の変化に戸惑うカラオケ好き68歳

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ、はじめまして高橋ですう。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

高橋龍太郎:
ま、あのお、人間の感情だからね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
いろんな形で、揺れたり・・えー、それこそ・・好きだったものが、嫌いになってみたりとか、いろんなことあると思うけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まあ、こっから、変な言い方だけど、今、この年齢から、さらに新しい出会いって、多分、そんなにないですよね、可能性として。

相談者:
あん、もう、お互いの・・性格も変わらないだろうし、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
うーん、ズルズル行くしかないのかなあっちゅう・・

高橋龍太郎:
ね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
とするとお、少し、今のようにい・・えー、感情の赴くまま、振る舞うというよりは、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう大きな、目的のため、今のことを、上手く維持するには、どうしたらいいかっていうように、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなた方の関係を、もう一段、上から見直してみてえ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
やるべきこと、があ、見えて来るんじゃないの?、或いはやっちゃいけないことが。

相談者:
やるべきこと、何をやったらいいんですかね?

高橋龍太郎:
いや、例えば・・それこそ・・最低でも挨拶は、向こうがしようとしまいと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えばいつでも機嫌よく挨拶するっていうだけで、全然・・向こう側の反応は違って来ると思いますけれど。

相談者:
はーはいはい

高橋龍太郎:
それがあ、自分もお、面白くないと思って、挨拶返さないっていうようなことを繰り返していたら、

相談者:
・・はあ

高橋龍太郎:
澱(おり)のようにい、いろんな・・不快な気持ちが溜まる一方なのでえ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
いい関係に、再び戻るっていうことが、遠のきますよね。

相談者:
ああー

高橋龍太郎:
ね、もう・・変な言い方だけど・・えー、人類最後の二人だと思ったら、お互いに、仲良くするように、いろんな形で振る舞うでしょ?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう・・だって、他に出会いがないんだとしたら、も、最後の出会いなんで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それは、大切にしないと・・もう、寂しい老後が待ってるよっていうことであれば・・もう少し自覚的に、あなたの方から・・或いは、向こうの、向こうの人にとっても同じことだけど、でも向こうの人の、条件を云々する以前に、あなたが振る舞うべき・・いろんな行動があると思いますよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えば二人で、お祝い事なんか最近、されてますか?

相談者:
いやしてないですね。

高橋龍太郎:
ね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
誕生日のお祝いもしてないー。

相談者:
それとおー・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
旅行なんか一緒に行こうと思ってるんですけど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
で、今回もお・・家内のとこ、ついて行こうと思ったんですけど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
わたしちょっと、変な癖があって、トイレに行く癖があるんですよ。
・・食事をするとすぐ・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
お昼、トイレに駆け込む癖があってね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そういうのがあ、あるからあ、あの、家内も・・旅行なんか行くと、全然おも、楽しくないって、食事も朝、わたし・・早く食べたいしね。・・うん旅館だったら、もう、7時とか、8時にしか、あの・・食事・・遅くでますよね。

高橋龍太郎:
・・うん

相談者:
そういうー・・習慣ん・・も・・わたし、保ててないもんですから。

高橋龍太郎:
ん?、旅館に行った時にい・・保てないっていうのはどういうことなんです?

相談者:
例えば実家あ、りょ、旅館じゃなくても、実家でも・・泊まったりする時もあるんですけど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そういうときでも、食事い・・自分で・・冷蔵庫から出して、食べちゃうく、癖があるんですねお腹空くもんですから。

高橋龍太郎:
え?、その他所んちの、冷蔵庫を、開けて食べちゃうんですか?

相談者:
「食べていい」ちゅうから、もう、早い時間、食べるっていうの分かってるから。

高橋龍太郎:
(苦笑)うーん、それは大人げないんじゃないの(苦笑)いくらそう言われたとしても。

相談者:
あ・・

高橋龍太郎:
普通・・奥さんの実家に行って・・

相談者:
あのお、家内、家内の、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
お母さんと一緒に食事するんですけどね。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
一人じゃなくて、家内のお母さんも早く・・食事するもんで、一緒に・・二人で・・

高橋龍太郎:
だけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなた、奥様の、お母さまと、仲良くなりたいわけじゃないんでしょ?

相談者:
あー、違います。たまたま、そうやって、早く・・食べる習慣があるもんですから、

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
ほいで二人で食べるんですね。で、一回行った時は・・

高橋龍太郎:
うん。それは今まで奥様が、相当あなたに合わせて来たんだと思うよお。

相談者:
うん

高橋龍太郎:
あなたの側から奥様に合わせて、共同生活を維持しようっていうのが、今のお話聞くだけでも、ちょっと見えないなあ。
普通食生活っていうのは、

相談者:
あー

高橋龍太郎:
夫婦の中で物凄く、重要な場所でね、

相談者:
はあ

高橋龍太郎:
その時にい、一日の、話をしたり・・

相談者:
うん

高橋龍太郎:
或いは朝だったら・・まあまあ、今日の予定はこうだよああだよっていうようなことをしながらあ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お互いを確認し合う、も、大事な・・あの、場所ですよね・・食事って。

相談者:
あー

高橋龍太郎:
それをお、小腹が空いたからって冷蔵庫から、ポンポンと出して・・んで、半分以上済ましちゃってから・・えー奥様が、料理を作って、一緒に食べようって言ったって、全然、もう半分、お腹いっぱいで上、うわの空で。
食事に熱中してないっていう、体(てい)が見えたら・・そりゃあ、奥さんだって・・「何この人」っていうふうに・・普通は思うと思いますよ。

相談者:
・・

高橋龍太郎:
だからあ・・えー、自分の自由なスタイルっていうんじゃなくて、半分は自分を抑えて、はん、相手に合わせるっていうようなことを、お互いにやらない限りは、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
今のまま一緒にいても、心はバラバラっていう状態はずーっと続くと思いますよ。だ、あなたはあ、彼女の素直さに、ずーっと、ここ10年甘えて来たけれど、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
彼女もう・・もう60近くなれば、もう、自分も、自分の好きなようにやらせていただきますっていうことなんじゃないの?

相談者:
うん、そうですね。

高橋龍太郎:
だから、むしろこれからはあ・・少なくとも今までの10年は、多分奥様が、あなたに合わせて来たんだから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
別れたくないと思ったらあ、これからの10年は、あなたが奥様に合わせて行かないと、

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
えー、別れるかもしれないよね、奥さんが「一緒にいてもしょうがない」っていう風に、言うかもしれない、それが嫌だったら、あなたが合わせなきゃ、無理じゃない?

相談者:
あ、そうですか。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
うーん

高橋龍太郎:
だと思いますよ、お話聞いていて。

相談者:
あー、あー

高橋龍太郎:
合わせられますか?

相談者:
うん、努力するしかないですね。

高橋龍太郎:
そうですね(苦笑)それ、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
いや・・その(苦笑)嫌そうに「努力し、するしかない・・ですね」っていうんじゃなくて・・二人で一緒にいたいんだったらば、

相談者:
はあ

高橋龍太郎:
その我慢も含めて・・やっぱりある種、あのお、なんで、嫌そうにやってたら、もう、見え見えだから、嫌そうじゃなく、少なくとも振る舞うように・・あなたがしてかないと、少なくとも、10歳も上の、年上の世代なんだから。

相談者:
ああ

高橋龍太郎:
うーん、んな我儘放題じゃあ・・関係を維持するのは難しいと思いますよ。

相談者:
はい、分かりました。

(再びパーソナリティ)


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