彼女と別れたこじらせ男に重くのしかかる大好きなお婆ちゃんの最期の願い

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あのお、

相談者:
はい

加藤諦三:
一つ覚えといてね

相談者:
はい

加藤諦三:
人生で、行き詰ったこ、時には、逆が正しいっていうの。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた行き詰ってんの。

相談者:
はい

加藤諦三:
逆が正しいんです。いい人っていう、おま、あなた思ってる人はいい人じゃない。

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう人にあなた怒りと攻撃性がある。

相談者:
はい

加藤諦三:
その、現実をあなたが・・認めれば、全部解決する。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい、頑張ってみます。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとございます。

加藤諦三:
犠牲を払うから、幸せになれないのです。タタルケヴィッチ(*)

(*)タタルケヴィッチ: ポーランドの哲学者 1980没

(内容ここまで)

男   彼女に「デートを考えて欲しい」と

加藤  「そんなに会えないよ」ということ?

ちっがあうぅ。
このカップルの上下関係ぐらい、すぐに分かりそうなもんだけど。
結局、最上先生に教えられるまで理解できなかったね、センセ。

 

しかし、本当にこんなツマらんことで悩んでんの?
なにが最初で最後のお願いだよ。
婆ちゃんもビックリだ。

「死ぬまでに一度会わせておくれ」

こんなの、話の流れだよ、流れ。

たぶん、アンタ、あれだ。
年賀状に書かれた一言とかを真に受けるタイプ。

 

別れたって言うけど、フラれたんだよね?

「行くとことかさ、ボクばっかじゃなくて、たまにはそっちが計画してよ」

それね、付き合って間もない二十歳そこそこの娘に言うセリフとしては終わってるから。

おめえが、寝る間も惜しんでデートプラン練ったとか知らんわ。
誰も頼んでないし。

てか、そういう努力は彼女には隠すもんなの。
デート考えるのが面倒だって白状してるようなもんじゃん。
しかも、彼女に振るってwww

 

アンタの身の回りで起きてること、構図が見事なまでに同じなの。
一人相撲。

倒れるまで仕事しろなんて誰も頼んでないし。
毎回デートスポット巡りなんて望んでないし。
悩ませるほどの最後のお願いなんてした覚えないし。

ありのままの自分には価値がない。
こう思ってるのがアンタ自身。

役割を果たしている実感がないと居場所がない。
だけど、やることなすことズレまくる。
理由は、そこに相手がいないから。
向かってる先が自分の満足だから。

で、勝手にいっぱいいっぱいになった挙句、

職場で倒れて迷惑かけて、退職して、
彼女を傷つけて、フラれて、
婆ちゃんに会いにも行ってあげられない。

全部が裏目。

 

加藤  一つ覚えといてね。逆が正しい

(笑)
やっぱり、いいわあ、先生。
前半心配したけど。

 


彼女と別れたこじらせ男に重くのしかかる大好きなお婆ちゃんの最期の願い」への5件のフィードバック

  1. 「嘘はつきたくなくてですね」つまり「彼女とよりを戻して、本当の彼女としておばあちゃんに会わせたい」とも解釈できる。彼女への未練を、おばあちゃんの言葉の一部分を誇大解釈することによって正当化しているように見える。

  2. さすが管理人さん!
    すげーくだらない悩みだけど本人いっぱいいっぱいなんだろなぁ。要するにヨリを戻したいんね。回りくど。その為におばあちゃん出すなんて優しいとは思わないけど。
    しかしやっぱ加藤先生苦手だわぁ。最後締まってよかったけど、聞き出すの下手だしだいたい前半理解出来てないんだよなぁ。

  3. 「レンタル彼女的」な女性を連れて来ても、お婆さんは、ウソを見破る可能性があり、相談者はさらに後悔することになるだろう。

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