息子の不登校も留年も退学も受け入れて、何ができたのか?と悔やむ今さら親父

テレフォン人生相談 2017年2月10日 金曜日

高校2年の息子の留年が決定。「父として、もっと何かしてやれたのでは?」と後悔ばかり。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳)

相談者: 男46歳 妻41歳 長男17歳 次男14歳

今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いしますう。

今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
と・・ま、自分の、心の持ち様、についてなんですけれども、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっと、子どもがあ、ま、高校お、通えなくて、

今井通子:
ええ

相談者:
ええまあ、「進路変更する」・・ってまあ、それが一番いい方法なのは、頭では分かってるんですがあ、

今井通子:
はい

相談者:
どうも、こう、一人になるとなんか考えてしまってえ。

今井通子:
はい

相談者:
こう、気分が塞いでしまうっていいますかあ。

今井通子:
はい。まず、あなたのお年は?

相談者:
46歳です。

今井通子:
46歳。

相談者:
はい

今井通子:
奥様は?

相談者:
え41歳です。

今井通子:
41歳。「子どもの」っておっしゃったんですが、

相談者:
はい

今井通子:
男の子さん、女の子さん?

相談者:
男の子です。

今井通子:
男の子さん。

相談者:
はい

今井通子:
今何歳ですか?

相談者:
えー17歳。

今井通子:
17歳、の方と、

相談者:
はい、え、その下にい、えー男の子が、10、4歳・・

今井通子:
はい

相談者:
です。

今井通子:
・・じゃあ、17歳のお子さんがあ、

相談者:
はい

今井通子:
学校に通えなくなったんですか?、それとも・・

相談者:
そうですね。
そのお・・特に何が原因ってわけじゃないんですけど、朝起きられないとかでえ・・まあ、学校半分ぐらいしか行けなかった・・

今井通子:
今あ、高校・・2年生。

相談者:
2年生だったんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
まあ・・でえ、「留年になりますよ」ということで、

今井通子:
はい

相談者:
まあもう・・早い段階から・・言われてはいたんですけれども、

今井通子:
はい

相談者:
まあ、やっぱり現実に迫・・って来てえ、

今井通子:
はい

相談者:
まあ、手続きなんかもしなきゃいけないっちゅう中で、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっとはい

今井通子:
・・ということはあ、2年生をお、

相談者:
はい

今井通子:
ほとんど出席しなかったの?

相談者:
・・いや、は、半分ぐらい。

今井通子:
半分ぐらい。

相談者:
はい

今井通子:
はい。
・・これは、んあのお、お子さんは、「朝が起きられない」とおっしゃってんの?

相談者:
あはい

今井通子:
他に何か原因はないんですか?

相談者:
・・
は思い当たることっていや、そのお・・あ、なんちゅうの甘えてるっていうのか、ま、行かなくてもどうにかなるみたいな考えがあったのか・・

今井通子:
うーん

相談者:
要は、起きない。
えー、なかなか自分で行かないっちゅう感じです。

今井通子:
例えば、学校で苛めに遭ってるとか。

相談者:
それはないみたいです。

今井通子:
そういうことはない?

相談者:
はい

今井通子:
お子さん、友だちはいっぱいいらっしゃる?

相談者:
はい

今井通子:
うん。夜遊びが過ぎる?

相談者:
いや、それはないです。

今井通子:
あ、それはな・・

相談者:
ただ、あのお、携帯だとか、ビデオだとかでえ・・グダグダ夜、

今井通子:
あー

相談者:
遅くなるっていうことはあります。

今井通子:
で、今そうするとあなたの、お悩みはあ、

相談者:
はい

今井通子:
息子さんがあ・・留年になってしまうっていうことが・・

相談者:
いや、そこはあ、受け入れられてる、つもりなんですけどお、

今井通子:
はい

相談者:
ま、それで、実際に手続きなんかを、進めて行くとお、

今井通子:
はい

相談者:
・・何ていうんですか、もう少し何とかして、で・・してあげられなかったかなとかあ、ま、学校変わるわけなんですが、友だちと一緒に卒業アルバム・・ま、載ることができないだとかっていうの考えるとなんか・・自分自身を・・

今井通子:
あ、「学校変わる」というのはあ、

相談者:
はい

今井通子:
ここでえ、同じ学校では留年し、したくないって息子さん言ってるわけ?

相談者:
えーと、そこはま、学校の先生もお、

今井通子:
ええ

相談者:
まあ、「留年して・・卒業できた人は、まずこの10年いないんで」

今井通子:
ええ

相談者:
あのお、「もう少し、かん、あの楽に卒業できるところに移った方がいいでしょう」ということで、

今井通子:
あ、なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
うん

相談者:
それは・・自分でも、受け入れて、それが一番いい方法だっていうのは頭では分かってるんですけれども。

今井通子:
で、それ息子さんは、それを納得してるの?

相談者:
えーやっぱり、納得う、は、してるんですけどお、やっぱりい、同じようにそのお、どっかわだかまりがあるような感じは受けます。
仲間と離れてしまうとかっていうのには、やっぱり・・現実になって来たら、やっぱりい、

今井通子:
あ、抵抗感がある?

相談者:
はい

今井通子:
あーあ。
で、そこで・・じゃあ、あなた自身、お父さまとしての悩みはあ、

相談者:
はい

今井通子:
もうちょっと尻を叩いて・・出席日数を、足らしとけば良かったとか。

相談者:
いや、それができてればあ、

今井通子:
うん

相談者:
言ってる・・大丈夫だったと思うんですけど、それはやっぱり不可能だったと思います。現実、生活を見てると。
そこには、後悔・・っていう、ま、後悔・・があるのかもしれないんですけど、まあ・・

今井通子:
うん、でもその・・

相談者:
無事卒業さしてあげたかったなっていうーような思いと、

今井通子:
うん

相談者:
まあ・・これが一番いいんだなっていう・・思いと、

今井通子:
うん

相談者:
ま、両方あって、

今井通子:
うん

相談者:
・・その自分の心の持って行き方っていうか・・どう

今井通子:
要するに、過去についてえ・・もっとこうできたのに、ああできたのにって悩んでしまう、時がある?

相談者:
そうですね。

今井通子:
はい。
それとお、一方でえ、

相談者:
はい

今井通子:
まあ、これが一番良かったんだ・・っていう風にい、

相談者:
はい

今井通子:
諦めようっていう、心もある。

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
で、そこの狭間で、あなた自身が、悩んでらっしゃるってこと?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
うん。
奥様はどうなんですか?

相談者:
いや当初やっぱかなり悩んでましたけどお、

今井通子:
はい

相談者:
あのお、方向性が決ま・・ってからはあ、

今井通子:
うん

相談者:
もう・・割と大丈夫な感じですね。

今井通子:
なるほど・・もうじゃあ、この学校はあ、

相談者:
はい

今井通子:
まあ、一応辞めてえ、

相談者:
はい

今井通子:
他のお、学校に行く。

相談者:
そうですね。

今井通子:
そのお、楽な学校っていうのは・・どういう学校なんですか?

相談者:
いやまあ、あの通信制、です。

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
はい

今井通子:
他にい・・息子さんがなんか、興味持つものとか、ないんですか?

相談者:
一応、興味ってのは、色々持っては、いますけどお。

今井通子:
うん

相談者:
ま、最近なんか、筋トレだとか・・健康みたいなことには、随分・・興味を持ってるみたいです。

今井通子:
ま、将来を考えた時にい、

相談者:
今、普通にい、あのお、

今井通子:
し、し、仕事につな・・

相談者:
ま、4年制の大学に行って、

今井通子:
うん

相談者:
・・ていう風に考えてるう、ようです。本人も。

今井通子:
ご本人も。

相談者:
はい

今井通子:
4年制の大学に行って、

相談者:
はい

今井通子:
ま、どこかに・・就職し、

相談者:
そうですね、ま・・

今井通子:
お父さんとおんなじように、サラリーマンになろうと。

相談者:
わ、まあ、もう少し、専門職みたいな・・ことに挑戦できればっていうのも、

今井通子:
うーん

相談者:
あるようです、本人には。

今井通子:
なるほどねえ。そうすると、

相談者:
ええ

今井通子:
お父さまがあ、ご自身でえ、その・・こうしてあげれば良かったみたいなところとお、

相談者:
はい

今井通子:
逆に、これが良かったんだっていうところで・・方向性が決まったにも関わらず、まだ、悩んじゃっている、ということがあ・・

相談者:
そうですね。

今井通子:
今日のご相談理由?

相談者:
はい

今井通子:
分かりました。えー今日はですねえ、

相談者:
はい

今井通子:
三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願い致します。

(回答者に交代)


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