北の国から2017。五郎の無理筋。滞納した家賃よりオレの自前工事の方が高い

テレフォン人生相談 2017年2月18日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 男48歳20年前に離婚 一度は子供を引き取るものの現在は一人暮らし 娘23歳と息子20歳は別れた妻の方にいる

今日の一言: 同じ言葉がすべての人に同じ意味に取られるわけではありません。契約書は作りましょう。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
お願いします。

加藤諦三:
はい。最初に年齢教えて下さい。

相談者:
48歳です。

加藤諦三:
48歳、結婚してます?

相談者:
バツイチです。

加藤諦三:
あ、何年前に離婚したんですか?

相談者:
も、20年、経ちます。

加藤諦三:
20年前。

相談者:
はい

加藤諦三:
んでお子さんは?

相談者:
子どもは、

加藤諦三:
はい

相談者:
23歳、娘と、

加藤諦三:
はい

相談者:
二十歳の息子、が、いて、今は、母親の方に・・います。

加藤諦三:
にいるということですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
すと今あなた一人で暮らしてるんですね?

相談者:
一人です。

加藤諦三:
はい分かりました。で、どんな相談ですか?

相談者:
前、子どもと暮らしとった時の、滞納家賃があったんですが、

加藤諦三:
あ、それ何年ぐらい前ですか?

相談者:
んー5年ぐらい、です。

加藤諦三:
5年ぐらい前?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
それが、80万ぐらい・・

加藤諦三:
はい

相談者:
で、

加藤諦三:
結構溜まったん・・ですね。滞納したのは。

相談者:
そうですね、その、滞納し・・

加藤諦三:
月いく、月いくらぐらいが・・

相談者:
5万円ぐらいですね。

加藤諦三:
月5万円の家賃。

相談者:
はい

加藤諦三:
ということは、1年以上払ってなかったということですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい。それで?

相談者:
それ、ま、理由がまあ、あの会社がちょっとあのお・・仕事がなくなってえ、まあ、自主退社したんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
そん時にもう、ちょっと・・心の病気みたいな感じで、ちょっと調子悪くなって。

加藤諦三:
はい

相談者:
働けん、くなった時があって、結局#$%◆

加藤諦三:
ちょ「調子が悪くなった」っていうことは、あのお・・どういうこと?、か、体があ・・

相談者:
経験的に、

加藤諦三:
調子悪くなったっていうこと?、それとも、心が調子悪くなって・・例えば自律神経失調症とか、うつ病とか、そう・・

相談者:
ここ・・そ、そうですね、そんな感じですね。

加藤諦三:
心の方ですか?、調子悪くなったってのは。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あそう、はい

相談者:
・・それで、まその時は、僕の母親と、娘息子と、一緒に・・暮らしとったんですが、

加藤諦三:
その時は、あなたのお母さんとお、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたと、

相談者:
はい

加藤諦三:
それと?・・子ども。

相談者:
離婚してからあ・・何年か経ってから、あの、向こうの、母親の方から、あの
「やっぱり面倒見てくれ」っていう風に言われて・・そこの借家を借りることになったんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
うん、それで、そこ借りて・・住んでいって、

加藤諦三:
それが5万円っていうことですね?、はい

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
それがまああの・・友達じゃないけど、友人みたいな感じに借りるっていう感じで・・
「ほんじゃ、いいとこがあるから」って言われて、
「じゃ、借りようか」っていう風で、ま結局・・電気も、ガスも・・水道も通ってなかった・・家を借りることになって、

加藤諦三:
ちょっと待って電気、ガス、水道が通ってなかったっていうことは何?、住むのには、かなり問題の・・大変なところを、借りたということね?

相談者:
ま、そういうことですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
そこ、を、ま、自分でま・・直して、100万ぐらい掛かったんですかね、その時は。

加藤諦三:
はい

相談者:
結局そこで、子ども達と暮らせるっていう喜びで、まあ・・結構お金を使っちゃって、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、僕の母親にも、結構助けてもらったんですが。

加藤諦三:
はい

相談者:
で100万ぐらい使ってしまって、

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、家賃が払えんくなって、ま「出て行ってくれ」っていうことで・・出たんですが、

加藤諦三:
ええ、出た。はい。それで?

相談者:
で、結局、母親は、兄貴の方にあ、あのお、面倒見てもらうようになって、

加藤諦三:
はい

相談者:
娘、息子は、母親側の、自分のその・・お母さんの方、で、面倒見てもらうことになって、

加藤諦三:
はい

相談者:
で残ったのは、その、滞納家賃で・・結局その・・契約書交わしてないもんですから・・僕としては・・

加藤諦三:
ああ、契約書もなんーにも・・なし?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、この間、「家(うち)壊すから、払ってくれ」って、うちの母親の方に・・
「もう、それでお金がいるから、家賃の滞納分払ってくれ」って言われたんです・・で、母親・・

加藤諦三:
で滞納額が80万。

相談者:
約80万ぐらいですかね。

加藤諦三:
はいはい。それで?

相談者:
うん、んで、結局・・家をその直して住んど・・って、ま、僕が体調悪くなったのが・・良くないだけど・・それで、出て行ったん、だったら、そのお・・家を、その使えるようにした、その100万円、と、80万なら、差し引き僕の方が、20万・・なんか損しとる・・

加藤諦三:
ぐ、うん

相談者:
100万円、くれんのに、80万、なんで払わなければいけないのかなって・・そういう考えでおって、

加藤諦三:
あー

相談者:
それどうしたら・・もうどうしたら・・

加藤諦三:
しかもそのお・・「何の契約もしてない」って言いましたからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
そのお・・100万掛けて、電気水道全部、使えるように、したとしてもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
その・・借りてる家でも工事する時は、家主の・・承諾なんかが、普通しますけど、それもなんーにも、

相談者:
何もないです。

加藤諦三:
なんーにもなしで、あなたがやったわけですね?

相談者:
そうですね、「水道管だけ、通してあげる」っていう感じで・・

加藤諦三:
ええ。「水道管だけ通してあげる」っていうものも、その場の・・会話だけで、全部事が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
済んで行ったということね。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい。で・・今日のあなたの相談、というのはあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の側からは、100万、使ってると。

相談者:
はい

加藤諦三:
で確かに、80万分の家賃は滞納してると。だから・・この80万、払わなくてもいいんじゃないかと。

相談者:
うん、か、アホらしいなあと。

加藤諦三:
あ、アホらしいなあと、どうなんだろうという・・

相談者:
そういうことです、はい

加藤諦三:
うん、こういうことですね、はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオに、弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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