母と娘の悩み相談

加藤諦三「思いませんか？」女「思いません」突っ張り通せるか？相談者

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2017年3月1日 13件のコメント

（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
今あ、あなたねえ、ほんとにあなたの人生全体を考えてねえ、

相談者：
はい

加藤諦三：
愛先生にいいアドバイス伺いましたよねえ。

相談者：
んん・・

加藤諦三：
ほんとに自分の人生考えたら最期このまま突っ張っていてね、とにかくあなた今突っ張ってんですよ。

相談者：
そうですか

加藤諦三：
そうですかって、そうじゃない？
突っ張ってんじゃない？
大体、も、突っ張るだけの人生でしょう？

相談者：
・・

加藤諦三：
娘の結婚を認めないから始まって。

相談者：
・・
はい

加藤諦三：
何でそんなに突っ張りだけの人生なんですか？

相談者：
・・

加藤諦三：
謝罪があるのないのって・・とにかくものすごい一つひとつが柔軟性を欠いてるんです。

相談者：
ああ・・

加藤諦三：
も、頑なで、突っ張って生きてんの、ずうっと今まで。

相談者：
・・

加藤諦三：
だって今までそれは、そうは思わない？
ずうっと突っ張って頑なに生きてきたっていうのは。

相談者：
うーん・・思いません。

加藤諦三：
うん？

相談者：
（笑）思いません

加藤諦三：
うん、だから、そうなのね、

相談者：
えー、ちょっと、あの

加藤諦三：
ん、ん、そうなんでしょうね、じゃ、じゃ、

相談者：
心当たりがないんですがあ、

加藤諦三：
そう、そう、そう言う、そう言うでしょうけれども、じゃ何でこんなに上手く行かないんですか？人間関係。
あなた悪いこと何にもしてないですよ。

相談者：
・・
やっ・・だからあ、どうしたらいいか分からないんですがあ。

加藤諦三：
や、だかあ、そこ、そこ。

相談者：
どこかで間違えたと思うんですがあ、

加藤諦三：
いや、間違ってないのお。

相談者：
あ、そお・・

加藤諦三：
あなたの心を偽ってるから。

相談者：
・・

加藤諦三：
あなたが、本当のあなたの感情と、

相談者：
うん

加藤諦三：
あなた今、認識している感情とは別なんです。

相談者：
ああ・・

加藤諦三：
あなたは娘のためだと思ってる・・かもしれないけど、実際のあなたは娘のことを思ってないとかね。
だから、こんなに頑なになるの。
だから、周りと上手く行かないんです。

相談者：
ああ・・

加藤諦三：
だから愛先生が、あそこまでいいアドバイスしてくださっても、生かせない。
頑なであるということすら今認めないほど、あなた頑ななんですよ。

相談者：
ああ・・

加藤諦三：
あなたの心が間違ってたからなの。

相談者：
ああ、そうですか、心ねえ・・

加藤諦三：
うん
心の底に、怒りと憎しみがあって、

相談者：
あー
誰かに対しての怒りと憎しみ？

加藤諦三：
そうです。

相談者：
や、で、怒りと憎しみを、あの、自分の中で、見つけることとお・・

加藤諦三：
・・

相談者：
で、それでですね、そのお、謝罪っていうのは、どうしたらいいか分からないんですがあ。

加藤諦三：
や、だから、そこそこ。
あなたが、とにっかく、拘って、頑なで、突っ張って、

相談者：
うーん・・

加藤諦三：
人の話は聞かない。

相談者：
はい・・

加藤諦三：
自分の世界だけ。

相談者：
はい
あのお、もお、

加藤諦三：
自分の心を見つめない限りい、

相談者：
・・

加藤諦三：
人間関係は、絶対に、上手くいきません。

相談者：
はい

加藤諦三：
よろしいですね？

相談者：
はい、分かりました。
ありがとうございました。

加藤諦三：
本当の自分を隠している人は、心が頑なです。

（内容ここまで）

「頑なじゃありません」

こういう、ソレソレ、っていうのは日常よくある。

「怒っとらん！」

とかさ。（笑）

聞いてて、どうしたって解せないことが２つ。

一つは結婚の反対理由。

「転職間もないし、税理士の学校に行くかもしれないから」

ナイナイ。
そんなんで反対しないわ、フツー。
第一、それだったら、両親に謝罪しろってイミフ。

口実に決まってる。

マド愛　「もしかしたら税理士になってるかもしれない」

だから、そんなの関係ないってば。

相談者　「（今何やってるか）聞きたくもないし、聞いてもない」

これは本音。

解せないことのもう一つが、言うまでもなく娘の尋常でない態度。

つまり、あんたら夫婦って、娘の花嫁姿も、孫の顔すら拝んでないんだな。

加藤　　「常識では考え難いようなプロセスがあったんではないか？」

そう。
やっぱり、どうしたって振り出しに戻る。
結婚に反対した理由。

ホントは何？

それさ、婿と言うより、「家」にまつわることじゃない？
それだったら謝罪先が両親になるのもうなずける。

他人にバラすのが憚（はばか）れる結婚反対の理由。

たぶん、あんたらも大した家柄じゃない。
だとすると、考えられるのは、
宗教、同和、国籍。
この３つ。

いずれもタブーで、表向きに嫌悪感を表明することは許されない。
もっとも、ほとんどの場合そうする必要もなく、敬して遠ざけておけば済む話だ。(*)

(*)敬して遠ざける：
論語で、本来は、尊敬する人になれなれしくするものではないという教え。
今は転じて、尊敬するように見せかけて心では疎(うと)んじる意味で使われる。

ところが娘の嫁ぎ先となると話は別。

相談者　　「娘のことはもう諦めた」

つまり、あんたらって、反対したこと自体に何の後悔もないわけだよ。

当然だ。
だって、絶対に譲れない条件なんだから。

だったら、謝るなんてしない方がいい。
てか、どのツラ下げて謝る？

式にしろ、披露宴にしろ、弟がお姉ちゃんを招待するわけだよ。
３０過ぎた姉弟に任せとけ。

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