不登校のセオリー。夫婦間に問題。加藤諦三も拍子抜けした男が放った一言

テレフォン人生相談 2017年7月6日 木曜日

夫婦仲は良いが意見が食い違うことが多く、そのことが長男の不登校の原因なのでは?

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男47歳 妻47歳 長女16歳高1 長男11歳小6

今日の一言: 表向きの課題の裏に真の課題がある。パラタクシス的歪曲といいます。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
お世話になります。

加藤諦三:
最初に年齢教えてください。

相談者:
47歳です。

加藤諦三:
47歳。結婚してます?

相談者:
はい。

加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?

相談者:
47歳です。

加藤諦三:
47歳、お子さんは?

相談者:
えー長女、16歳

加藤諦三:
はい

相談者:
高校1年生

加藤諦三:
はい

相談者:
長男、11歳、小学校6年生です。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
以上です。はい

加藤諦三:
で、どんな相談ですか?

相談者:
えー長男の、不登校の件なんですが。

加藤諦三:
この11歳の子ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい・・不登校っていうのは、いつ頃から始まったんですか?

相談者:
ま・・ちょくちょくう、休むことはあったんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
・・え、まー、起きられないとかで。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、行くのが嫌んなってっちゅうのはあったんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー続くようになったのが、いっ・・えー半年ぐらい前からですかね。

加藤諦三:
あー、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
で今そうすっと・・あの学校には完全行ってないんですね?

相談者:
いや完全ん、ではないです。

加藤諦三:
完全でない?・・んどういうこと?、ほ、保健室登校みたいな形の登校?、じゃあなくて、ちゃんと、教室に、行けてんの?

相談者:
えーと、行く時は、教室に行ってます。・・週のうち半分ん、ぐらいですかね、割合にしたら。1週間丸々行かない時もありますし、

加藤諦三:
はい

相談者:
行ける時もあります。

加藤諦三:
あーあー・・んでえ・・学校での、人間関係とかせい、あの、先生との関係なんていうのは・・ま、小さい頃からどんな感じだったんですか?今小学校6年ということですけど。

相談者:
はい。えーとお・・あまり人と接、するう、のお、が、得意ではない方だと思うんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、子ども同士

加藤諦三:
はい

相談者:
#$%◆ですね。で大人となると、尚更・・自分から話しかけるとかっっていうことは・・ほぼ、ないんですね。

加藤諦三:
あのお・・この子は特別に何か、あのあれですか?、劣等感を持つようなことっていうのはあ・・ない、ですか?

相談者:
・・はい、思い当たることはないですね。

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・と・・あなたあ・・今、あなたとお・・

相談者:
はいはい

加藤諦三:
奥さん、との、関係というのは・・その1年前ぐら・・前ぐらいからはどんな感じですか?

相談者:
えーと・・あの変わらず、ですね。変わってはいないです。特に。

加藤諦三:
特に変わってない?

相談者:
その、その前からも・・その後も、

加藤諦三:
はい

相談者:
妻との関係は・・変わってないです。

加藤諦三:
あーそうすっと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あ、奥さんとの関係が、なんかあ、ギクシャクし出して、えー、それで・・子どもが・・学校に行ってる間に、父親と母親との間になんかあるんじゃないか?と心配して行かれなくなったとか、そういうことはないわけですね?

相談者:
それはないですね、はい

加藤諦三:
それはないですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっとあなたとしては・・なんで?・・この子が行かれ・・なくなったっていうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
り、理由が全く掴めないっていうことね?

相談者:
・・そうですね、ハッキリとは掴めない、状態ですね。

加藤諦三:
うーん・・そうすっと、この子とお母さんとの関係はどうですか?

相談者:
・・えーとですね

加藤諦三:
うん

相談者:
仲悪くはないんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
・・妻が、えー子どもに対して、言う事・・怒ったりとか、まあ、何か・・教えたりとか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
っていう・・ことに対してわたしがそれに・・意見をしてしまうことがある・・

加藤諦三:
はい

相談者:
それが間違ってたりとか、

加藤諦三:
はい

相談者:
実際に言ってることが間違ってるっちゅうことを、その場で言ってしまうことがあって、

加藤諦三:
子どもの目の前でということね?

相談者:
はい、そうです。
妻が言うには、
「それを、聞いてるから」

加藤諦三:
うん

相談者:
「わたしのことを馬鹿にしてる」と、言うんですね。

加藤諦三:
・・うん

相談者:
はい・・なんで、妻が朝・・朝学校行く時はわたしはもういないんですけど、家には。

加藤諦三:
はい

相談者:
妻が起こし、起こしても・・起きない。で、なんだかんだ言い訳して・・また寝てしまうっていう、ことは・・
「わたしが馬鹿にされてるからだ」って・・はよく言われますけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
いや今の話聞くとね、

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さんがあ・・んま、子どもの前でそういうことがあってえ

相談者:
はい

加藤諦三:
「子どもがこうなるのはあ・・あなたがわたしのことを馬鹿にしているからだ」という風に言うっていうのは、それが事実かどうかは別としてね、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・やっぱり夫婦関係に問題があるという風には、かん・・やっぱりそう、感じない?

相談者:
・・うーん、あーそうですねえ・・はい

加藤諦三:
で、とにかく今日のあなたの相談というのは、ま、そういうこと色々あるけれども、とにかく半年ぐらい前から・・ま、不登校と言われ、るよーうな感じ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
週に半分ぐらい行かなかったりというようなことが、

相談者:
はい

加藤諦三:
続いていると。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、どうしたらいいかということですね?

相談者:
・・はい、あのお・・子どもがま・・学校に、行けるのが一番なんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、それに対しての妻の対応・・も、ちょっと・・わたしは実際見てるわけじゃないんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
逐一・・連絡が来るんですね。朝から。

加藤諦三:
・・あ

相談者:
わたしに。

加藤諦三:
会社なら会社に?

相談者:
はい。それでそれに対して、あの
「こうして・・みれば?、ああしてみれば?」とか・・まあ、
「行かないんなら行かないで、放っとけばいい」とかっていう時もあるんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
それ、その意見に対しても、アドバイスとか、意見に対しても・・否定的なっていうか。
・・まその時点では・・もう頭に血が上ってるんで、向こうも。
・・冷静じゃないとは思うんですけど。
わ、わたしの・・意見・・をまず、もう・・聞かないんですよね。そういう時じゃなくても。

加藤諦三:
・・妻がね?

相談者:
はい。アドバイスをしても・・聞き入れてくれない。

加藤諦三:
うん

相談者:
そういったのもまあ・・あのお・・どうすればいい・・

加藤諦三:
そうすっと、今日の、今日の相談というのはあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
不登校のことお・・もそうだけど、むしろそのお・・奥さん、との関係?

相談者:
はい

加藤諦三:
あそっちですか?・・要するに・・

相談者:
いやあの不登校・・が一番の問題、だと思ってます、わたしは。

加藤諦三:
はい

相談者:
ただ・・わたしと妻の・・そういった関係が・・その不登校に繋がってるんであれば、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー・・わたしなり、妻なりに問題がある、という・・ことも考えてるんですけど・・

加藤諦三:
あい・・いや

相談者:
その辺も踏まえてという・・

加藤諦三:
うん

相談者:
感じですかね。

加藤諦三:
ということね?

相談者:
はい

加藤諦三:
というのは、僕が・・非常に疑問に思うのはあ

相談者:
はい

加藤諦三:
・・まあ通常不登校の場合、お父さんとお母さんとの関係を聞くう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
のは当たり前なんですが、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・あなた最初「問題ない」と言っていて、だ、だけど話してるとかなり・・問題を・・言ってますよね?、「こういう問題があるんだ」と。

相談者:
・・いや、わたし自身は、あのお・・夫婦仲という・・観点で・・仲は・・悪くないとは思ってるんで。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい

加藤諦三:
・・あ、そうか、夫婦仲が、わ

相談者:
で、場面場面で、

加藤諦三:
あ、はい、はい

相談者:
問題が起きると、起きて話し合うと、話が合わないとか。

加藤諦三:
合わない、はいはい

相談者:
そういったことは・・

加藤諦三:
はい

相談者:
あるっていう・・

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
ことにな・・はい

加藤諦三:
そうすると、まあ、そういう夫婦関係で・・の中でえ

相談者:
はい

加藤諦三:
16歳と11歳の男の子がいて、男の子が今・・不登校になって、それが続いてるということですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオに幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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