祖父の下の世話から、おさんどんに洗濯。家事労働に勤しむ大卒長男をどうすれば?

テレフォン人生相談 2017年7月17日 月曜日

長男は大学卒業後、就職をせずに家事をしている。就職して欲しいが、強く言っていいものか。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 男61歳自営業 妻57歳会社員 長女26歳塾の講師 長男24歳 4人暮らし 離れに住んでいた父は2年前に他界

今井通子:
もしもしい

相談者:
あ、もしもし・・

今井通子:
テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いしま、す。

今井通子:
はーい。今日はどういったご相談ですか?

相談者:
えっと、長男のことで相談したいんですけども。

今井通子:
はい

相談者:
えっと、長男が3年ん・・間の高校そ・・

今井通子:
ま・・ちょっと待って。

相談者:
はい

今井通子:
まず、あなたおいくつ?

相談者:
えっと61歳です。

今井通子:
61歳

相談者:
はい

今井通子:
ご家族は?

相談者:
えっと妻が・・ん、57歳

今井通子:
はい

相談者:
・・長女が26歳

今井通子:
はい

相談者:
長男が24歳です。

今井通子:
はい

相談者:
そいで、長男が昨年ん・・大学の方を卒業したんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
その後・・就職しないでずっと、ま、自宅でえ、主婦っていう形で・・やってるんですけども。

今井通子:
はい

相談者:
まあ、その卒業する、間近に・・まあ祖父が・・体調崩して自宅でえ・・長男が2、3ヵ月・・看病してたんです、ね。

今井通子:
はい

相談者:
ええ。そんでえ、まそういう、こともあって、わ、わたし達もお、ま、その、長男に頼んじゃって、ま、仕事お、ちゅう状態で、で、その後お、ま、祖父もお、昨年亡くなったんですけども、

今井通子:
・・はい

相談者:
ほんで、その後ずっとま、仕事・・行かないでえ、

今井通子:
ふうん

相談者:
まあ自宅で主婦・・んで、やってるんですけどもお。

今井通子:
うん

相談者:
んでそこ、まあ・・長男にだからあ、もっと強く・・仕事の方、言った方がいいものか?・・まあちょっともう少し様子を見・・見たらいいものか?、ちょっと迷ってる状態なんでえ・・

今井通子:
なるほど。

相談者:
ええ

今井通子:
とりあえずあなたはあ、自営ですか?、それとも会社員・・

相談者:
えっと、11年前から自営です。

今井通子:
自営をやってらっしゃる。

相談者:
はい

今井通子:
はい・・で、奥様はそうするとそれを手伝ってらしゃんの?

相談者:
いえ・・会社員です。

今井通子:
あ、会社員。

相談者:
ええ

今井通子:
別な、かい、あの、

相談者:
そうです。

今井通子:
あなたの自営とは違う会社なのね?

相談者:
違います。はい

今井通子:
はい。ご長女の方は?

相談者:
塾で、講師をしてます。

今井通子:
はい。一緒に住んでらっしゃる?

相談者:
はい、い、一緒です。

今井通子:
で、ご長男は・・

相談者:
はい

今井通子:
一度も、じゃ、働いたことがない?

相談者:
ええ

今井通子:
で、お家にいらっしゃって、

相談者:
ええ、ま、うちでえ・・

今井通子:
その、元々お、その亡くなる前の、

相談者:
ええ

今井通子:
あの、ご長男にとってはおじいさん。

相談者:
そうです。

今井通子:
おじいさんはおいくつぐらいだったの?

相談者:
えっと80う・・2、3です。

今井通子:
82から3だった。

相談者:
ええ

今井通子:
で、亡くなったのは、ん・・どういう病、病気?

相談者:
えーと・・肺炎ですね。

今井通子:
あ、肺炎で亡くなった。

相談者:
ええ、ええ、ええ

今井通子:
でその・・学校が終わってから、

相談者:
ええ

今井通子:
ご長男に、

相談者:
ええ

今井通子:
おじいさんを看てもらってたってことは、おじいさんはその前から、

相談者:
ええ

今井通子:
えー、お一人では生活ができなくなってた?

相談者:
ん、軽う、簡単、庭をお、散歩すねりゃ、できたんですけどもお、

今井通子:
うーん

相談者:
それ以外は・・まあとベッドに寝てるとか、そういう状態で、

今井通子:
はい

相談者:
ほんでえ、離れに1人で住んでた、いたもんでえ、

今井通子:
ええ

相談者:
ほんで長男が、だから・・昼食とか夕食持ってって、時には、食べさしてやったり、

今井通子:
ふーん

相談者:
そういうこと、ほんでえ、また、病院に入院するう・・ちょっと前までは、まあ・・オムツもやってたんです。そのオムツも・・長男が・・替えてやって、拭いて、替えてやったり、そういうこともしてくれてたんですよお。

今井通子:
はい

相談者:
だからねえ、わたし達も(苦笑)そういうこともしてくれたの、あまり、だって今ん、今更強く言っ・・ね、早く、
「就職しろ・・した方がいい」って強く・・もっと言い・・たい、気持ちもあるんですけども、実際にそこまで言っちゃっていいものかどうか?(苦笑)ちょっと迷ってる状態なんでえ・・

今井通子:
あのお・・これはご長男は、

相談者:
ええ

今井通子:
大学を卒業されたあと、

相談者:
はい

今井通子:
就職活動はしてたの?

相談者:
・・えーとねえ・・ま、じ・・自宅でえ、まあ、パソコンで見たり、ま、そういうことはしてたんですけども、ハローワーク・・行け、ばちょっとま・・結局、内気やから、そういう人前出るのもあまり(苦笑)・・得意じゃないもんでえ・・

今井通子:
元々は、

相談者:
ええ

今井通子:
あんまり就職をしたがら、ってなん、なかった?

相談者:
うん。まあ、学校お、行った時ちょうどお、その就職活動もしたんですけども、実際に、面接したらあ・・学校に来た求人と全然違うってことで、何社か断っちゃったんですよ。

今井通子:
うん

相談者:
うんー

今井通子:
それでご自宅でおじいさんが、倒れられたというか・・

相談者:
うん、うん、んん

今井通子:
もう、面倒は・・

相談者:
まあそのどう、どう・・まあそうですねえ。

今井通子:
うん

相談者:
うん

今井通子:
なので・・そのお・・おじいさんの面倒を看始めた?

相談者:
ええ、ええ

今井通子:
うん

相談者:
そうです。

今井通子:
で・・

相談者:
んでま、あわたし達もそれに、甘えちゃって・・

今井通子:
そうね。

相談者:
「じゃ頼むよ」ってことでえ(苦笑)

今井通子:
うん・・それで・・家族の経済はどうなってんの?

相談者:
・・あ、うーん

今井通子:
え、え、要するにご長男が働かなくっても、

相談者:
ええ

今井通子:
みんなで食べていけるだけの・・

相談者:
あそうですね、はい

今井通子:
家族ではあるのね?

相談者:
ええ、ええ、ええ

今井通子:
多分持ち家だったり?

相談者:
ええ、そうです。

今井通子:
うん・・で、ご長男はあ、

相談者:
はい

今井通子:
その、一人で面倒看ましたあ

相談者:
はい

今井通子:
でえ・・その、おじいさんは、

相談者:
はい

今井通子:
えー、去年亡くなったの?

相談者:
・・そうです。

今井通子:
多分んー、亡くなった時一番悲しんだのは、ご長男じゃない?

相談者:
・・うんまあ、そうかもしれませんねえ。

今井通子:
うん。で、その悲しみをお・・誰かに話してる?

相談者:
いえ、まあ、家(うち)に、居ても・・ほとんど、口数も少ないで(苦笑)・・少ないもんで、あまり、話をしないんですよお。

今井通子:
・・うーん、食事とかを一緒にしないの?

相談者:
はい。食事も結局う、妻が帰って来るの遅いもんで、も、長男も自分でえ・・作って先、食べちゃう状態なんですよね。

今井通子:
・・じゃあ・・ご長男はずーっと一人でこう、暮ら、まあ、要するに家族みんないる、家で・・

相談者:
ええ

今井通子:
一人い・・パターンていうか、一人だけで生活してるようなパターンになるわけね?

相談者:
まあそういう、形です。日中もほんと一人ですからねえ。

今井通子:
うーん

相談者:
うん

今井通子:
・・とりあえずはそれで、そのお、パソコンでじゃあ、また・・そのお、就活はしてるのかな?

相談者:
ええ、してま、ええ、それとかあと・・新聞のチラシに求人が出てくんでそれを見たりい。

今井通子:
うん

相談者:
うん、ま、それはしてるんですけどもお、

今井通子:
はい

相談者:
うーん・・だから・・あの・・

今井通子:
じゃ、

相談者:
「仕事すんの嫌なの?」って言っても、
「いやそういうことはないよ」とは・・本人は言ってるんですけども。

今井通子:
うん

相談者:
うん

今井通子:
じゃあ、し、いずれ就職しようと思ってえ、その・・

相談者:
ええ

今井通子:
見てはいらっしゃるわけね?

相談者:
ええ、ええ、ええ

今井通子:
うん

相談者:
ほで、まあ、そういう新聞のチラシなんかは、なかなか・・「いいのがない」って言ってるんですけども、そこまでは、ま・・本人の腰が重くて(苦笑)なかなかそこまで・・実際動かないんで、動かな、動かない状態なんでえ・・

今井通子:
うーん、で、ちなみに・・

相談者:
うん

今井通子:
で、ちなみに・・お父さんー、のこの自営のところへは、働きに行けるような、口はないわけ?

相談者:
せがれには言ったんですけども・・長男坊がやっぱし、嫌みたいですね(苦笑)

今井通子:
あー、そう

相談者:
うん、そういう、

今井通子:
まあじゃ、#$%◆

相談者:
親がいるところに行くってのは、

今井通子:
うんふんふん

相談者:
うーん

今井通子:
じゃあ、ご長男の方は、ちとまだ余裕ですね?、心の中がね。

相談者:
あ、それは、そういう感じですねえ

今井通子:
うーん、なるほどなるほど。

相談者:
うんだから、自宅のしゅ、例えばあ・・

今井通子:
そうかそうか

相談者:
うーん

今井通子:
それでお父さんとしてはちょっと焦った、焦り始めちゃったの?

相談者:
うんま、妻の方もお・・んま言う、長男には言うんですけども、

今井通子:
うん

相談者:
「このままじゃいけないよ」とは・・言うんですけどもお

今井通子:
うーん

相談者:
うーん。だ、これ以上もっと・・強く言っちゃっていいものか?(苦笑)

今井通子:
うん

相談者:
どうか?ってちょっと、そこんとこ迷ってる状態なんでえ・・

今井通子:
うーん。そうすると今日のご質問っていうのは、

相談者:
はい

今井通子:
迷ってる状態なんですが、

相談者:
ええ

今井通子:
そのままでいいでしょうか?

相談者:
ええ

今井通子:
それともなんとかしたら、

相談者:
ええ

今井通子:
いいでしょう?

相談者:
もっと強く、こっちから・・

今井通子:
言った方がいいでしょうか?

相談者:
ゆ・・親として言っちゃっていいものか?どうかあ。

今井通子:
分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
今日のお、

相談者:
はい

今井通子:
ご質問の回答は、

相談者:
はい

今井通子:
三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生なので、

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願い致します。

相談者:
はい

(回答者に交代)


「祖父の下の世話から、おさんどんに洗濯。家事労働に勤しむ大卒長男をどうすれば?」への1件のフィードバック

  1. 都心の方でないと就職口は選り好みできないし、遠方だと主婦業に差し障りあるしね。
    主婦業との両立で探してるなら難しいね。
    心配してるなら、家族会議開いて、今の長男の家事分担をみんなで話し合おう。
    長男の仕事のために。
    それができないなら頭下げて主婦業をお願いせざるを得ない。
    もしかしたら、最初は就職活動からの逃げ道として、祖父介護してたんだろうか?とか思ったけど、だとしても、これだけ家のことできたら立派だよなあ。

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