40年前の兄の恩。消滅時効で踏み倒す気満々の女74歳

テレフォン人生相談 2017年8月12日 土曜日

40年前に借金の肩代わりをしてくれた兄から返してくれという手紙が届いた。どうしたら?
法的には返す必要がないのだが・・
女の言葉に呆れるパーソナリティ。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女74歳 夫77歳と二人暮らし 子ども3人(44歳 42歳 40歳)

今日の一言: なし

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お世話様でございます。

加藤諦三:
はい

相談者:
よろしくお願いします。

加藤諦三:
最初に年齢教えてください。

相談者:
はい・・えっと74歳です。

加藤諦三:
74歳・・今、結婚してます?

相談者:
はい。

加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?

相談者:
77

加藤諦三:
77歳

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
えと3人です。

加藤諦三:
3人

相談者:
はい

加藤諦三:
何歳ですか?

相談者:
44歳。40・・えーと

加藤諦三:
はい

相談者:
あ、(笑)42歳、40歳

加藤諦三:
はいはい

相談者:
はい

加藤諦三:
それで・・で、今、お二人で暮らしてんの?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?

相談者:
はい。えーと相談としましては、

加藤諦三:
うん

相談者:
40年程前だと思うんですけど。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
主人があ・・えーと、家を抵当に入れて、

加藤諦三:
・・はいはい

相談者:
はい

加藤諦三:
家ってのはその今住んでる家?

相談者:
そ、違います。

加藤諦三:
は・・あ、違うんですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
その時住んでる家?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい

相談者:
えーと多分・・100万円

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、母親に、相談に行って、

加藤諦三:
はい

相談者:
えーとじゃ、あの、「みんなで・・出してやってくれ」って言われた(苦笑)・・兄弟が言われたらしいん・・

加藤諦三:
はい

相談者:
言われて、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、その・・ほ、今相談の・・兄(姉と聞こえる)が、100万円・・出していただいたんです。

加藤諦三:
「今相談の」っていうの、は、要するに・・そのお母さんが、

相談者:
うん

加藤諦三:
この100万円はみんなして・・

相談者:
いやいや

加藤諦三:
子どもみんな・・

相談者:
300、多分、3、250万か300万ぐらいあったと・・

加藤諦三:
あ、300万で?、はい

相談者:
ええ。そん中の100万を、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの出してもらったということなんです。

加藤諦三:
はい100万を、そのお・・ご主人の、お姉さんが、出してくれたということですね?

相談者:
いえ違います。わたしの兄です。

加藤諦三:
あ、じゃ、「お母さんに相談に行った」というのは、

相談者:

加藤諦三:
お母さんというのは、あなたのお母さん?

相談者:
あ、そうです。

加藤諦三:
はい・・し、ご主人が、あなたのお母さんに、相談・・

相談者:
あ、主人は関係なくて(苦笑)

加藤諦三:
ん・・

相談者:
わたしが、相談に行って、

加藤諦三:
ん?

相談者:
主人のことなんですけど、わたしが相談に行きまして、

加藤諦三:
あ、分かりました。そうすると、あの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あの僕ら・・なんーにも、その話を聞いてなくて、今初めて聞くもんですから、

相談者:
あ(苦笑)、すいません。

加藤諦三:
ちょっと・・(苦笑)

相談者:
はい

加藤諦三:
あのお・・

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、えとお・・ご主人が、

相談者:
うん

加藤諦三:
家を抵当にして、

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
300万円借りたと。

相談者:
はい

加藤諦三:
そこで、あなたが、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたのお母さんに相談に行った。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
そして300万円の話をしたら、

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんが、「子どもが、みんなして・・あの、払ってあげなさい」と言った。

相談者:
あ、そうですね(苦笑)、はい

加藤諦三:
そして、あなたのお兄さんが、

相談者:
はい

加藤諦三:
100万払ったと。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
はい、それで?

相談者:
えーとそれで・・なんか出してくれたっていう感じで、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのままにしてたんですけど。最近になりまして、えーと、
「支払い・・して下さい」っていう支払い・・・書が来たんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
そいで、そのまま、また・・

加藤諦三:
請求書ね?

相談者:
はい。

加藤諦三:
お、お兄さんから来たのね?

相談者:
あ、そうです。手紙と一緒に。

加藤諦三:
お兄さんから、あなたに来たの?あなたのご主人に来たの?

相談者:
わたしです。

加藤諦三:
あなたに来た。はい

相談者:
はい。その中に・・利息と一緒に支払ってくださいっていうことだったんですよ。

加藤諦三:
利息と?

相談者:
利息はいくらかは書いてないですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
払ってくださいと書いて来ました。

加藤諦三:
はい

相談者:
そいで・・1週間以内に、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、支払えない場合は、裁判・・しますっていうような内容なんですけど。

加藤諦三:
はいはいはい

相談者:
はい

加藤諦三:
それでこのお、100万を・・払ってくれたと、きに、

相談者:
ええ

加藤諦三:
そのお・・それなんか、そのお兄さんが100万払ってくれたっていうことは、紙かなんかに・・あなたが・・

相談者:
はい、全然書いてなくて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
ま、あの、その支払いについては、弁護士が・・入ったので、

加藤諦三:
・・あ

相談者:
弁護士の方に多分支払われてる・・

加藤諦三:
あーなるほど・・ということは、お兄さんが直接払っ・・あなたに払ったんじゃなくて、お兄さんー、の

相談者:
が・・

加藤諦三:
弁護士を、が・・あなたに払って来たということですね?

(そうじゃなく、お兄さんが、弁護士に払った)

相談者:
と思うんですね。なんかみんな集めて一緒にして払ったん、じゃないかと思うんですよ、誰かが、集めて・・均等分して。

加藤諦三:
・・あ、この100万っていうのは、お兄さんのものではなくて・・

相談者:
はい

加藤諦三:
その兄弟・・

相談者:
兄弟、だから全員で3、200万か300万集めていただいて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、も、それで・・その本人(兄本人)が出したのが100万でした。

加藤諦三:
あ、本人が、あ、な、なるほどね。

相談者:
あは(苦笑)はいそうです。

加藤諦三:
結局300万は全部・・払ってくれたけどそのお兄さんが100万っていうことね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はいそれで、お兄さんが、もう、この、100万返してくれと。

相談者:
はい

加藤諦三:
一週間・・はっ、

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
は、払わな・・なければ・・裁判を起こすと。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
あなたは・・どう考えてるわけですか?

相談者:
いえ、まあ

加藤諦三:
くれたんだ、くれたもんじゃないの?っていう風に思ったの?

相談者:
ま、そういうふに考えていたんですけどまあ・・借りたか、貰ったかしたことは確かなんですよね。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
借りたか、貰ったかだけど、あなたの感覚としては、

相談者:
ふふ(苦笑)

加藤諦三:
借りたの?、もらったの?

相談者:
わたしも・・かんかとし・・感覚としてはどうしたらいいのかな?っていう感じなんですけど。

加藤諦三:
・・あ、感覚としてはその、百、あの・・

相談者:
はい、支払うべき・・うーん

加藤諦三:
ゆ、要するにそのお・・

相談者:
ま、道義的に・・

加藤諦三:
300万もらったときに、

相談者:
はい

加藤諦三:
ぜ、全部含めて・・これは・・みんなが・・

相談者:
出してくれた・・

加藤諦三:
解決してくれたと。

相談者:
そうです(苦笑)

加藤諦三:
わたしが、

相談者:
思って・・

加藤諦三:
借りてんではないと。

相談者:
うん

加藤諦三:
あなたは当時、考えていたわけ?

相談者:
うんそうですね、思っていたのでえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
うーん、ま、男だしね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
いいかなと思って、ずっと来てたんですけど・・

加藤諦三:
あー、男だから・・

相談者:
はは(苦笑)

加藤諦三:
そのぐらいの、金は出していいだろうと、お兄ちゃん。

相談者:
うん、そうです(苦笑)

加藤諦三:
ところが、請求書が来て、

相談者:
そう、ええ

加藤諦三:
はい、どうしましょうか?って。

相談者:
うん、向こうがあの・・嫁さんが、

加藤諦三:
うん

相談者:
認知症なので、なんかお金掛かるらしいんですよ。

加藤諦三:
あいはいはい

相談者:
ええ、そいでえ・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、それもあって、払ってくれというようなことを・・

加藤諦三:
うん

相談者:
なんですよね。

加藤諦三:
まあ・・あなたが74歳ですから、

相談者:
ふふ(苦笑)

加藤諦三:
お兄さんはもっと年上ですよね?

相談者:
そうです(苦笑)

加藤諦三:
そうすると、ま、そこら辺のいろんな年齢になったら、認知症だなんだ、周りが、本人じゃなくたって、周りでいろんな問題ってのあるから。

相談者:
ええ

加藤諦三:
それはお兄さんも大変なんでしょうね?

相談者:
ま、そうだと思います。

加藤諦三:
だけどあなたは・・そのご主人の、このお・・問題で?

相談者:
ええ

加藤諦三:
家を抵当にして借りたっていうことは、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう・・解決をついたと、ほん、思っていたっていうこと?

相談者:
そうですね(苦笑)へ、そんな感じで。

加藤諦三:
ん、ん、

相談者:
あのお・・

加藤諦三:
ということですね?

相談者:
うんそうですね。

加藤諦三:
ところが今こうなった。

相談者:
ええ

加藤諦三:
どうしましょう?ってことですね?

相談者:
ええ、どうしましょうってことです(苦笑)はい

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあの、スタジオに弁護士の、

相談者:
はい

加藤諦三:
中川潤先生がいらしてんので、

相談者:
あ、すいません、お願い致します。

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「40年前の兄の恩。消滅時効で踏み倒す気満々の女74歳」への2件のフィードバック

  1. 胸くそ悪い回ですが
    こんな奴が平気で息をしているのが現実だし
    ラジオとして聞く価値はある
    ・・絶対払わない方に100万点

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