大雑把な説明に隠された不利な情報。息子を失った女に大原女史の控えめな一撃

テレフォン人生相談 2017年8月17日 木曜日

元夫が引き取った長男が自殺。何もしてやれなかった自分が辛い。

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女55歳 バツ2で一人暮らし 一人目の旦那との子どもが二人 息子は去年28歳で他界 同じ町に住む娘28歳

ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもし、こんにちは、よろしくお願い致しますう。

ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。

相談者:
はい

ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか?

相談者:
・・あの、すいません、あの、去年の、昨年の冬に・・長男を、亡くしたことで、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、わたしの・・気持ちがですね、あの、

ドリアン助川:
はい

相談者:
癒えない、いつまでも・・癒えないんですよ。

ドリアン助川:
はい

相談者:
それでえ・・あの今ちょっと一人暮らしをしてるんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
もう一人になると・・もう亡くなったことお、が、悲しくて悲しくて・・そのことばかり考えてしまうんですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
ええ

ドリアン助川:
あのお・・もちろんだと思いますけどねえ?

相談者:
はい

ドリアン助川:
ええ。
おいくつでらっしゃいますか?、あなた様は。

相談者:
55歳・・

ドリアン助川:
55歳

相談者:
ごじゅ、55歳です、はい

ドリアン助川:
えーご長男はおいくつだったんでしょう?

相談者:
・・28歳でした。

ドリアン助川:
28歳?

相談者:
はい

ドリアン助川:
どういったことが原因で亡くなられたんですかね?

相談者:
・・あのお、とても・・マイペースう、な子だったんですけれどもお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
わたしがあ・・ま2回、結婚してえ・・あのお、いるんですけれどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
2回とも結局う、駄目になってしまったんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
それであのお、前の主人ん、が、えっと、ま色んなことでわたしに対して猜疑心(さいぎしん)を持ってしまって、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ま、調停離婚っていう形で、向こうの申し立てで・・離婚したんですよね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・でも全くわたしその、疑われるとか、そういうこと・・例えばあのお、
「浮気してるんじゃないか?」とかいうことを、言われてしまったんですけれどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、全くそんなこと、なかったんです。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
むしろ主人の方が・・んま、自営業をしてたんですけれども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・それまで家に縛られていたのを、わたしが、結婚して、ま、入ったとたんに・・これ幸いみたいにして、自分はしょっちゅう出掛けてた人間なんですよね。

ドリアン助川:
・・はい

相談者:
はい、それなのにい・・あの、
「自分の留守の間に、何をしてたんだ?」みたいなこといきなり言い出してえ・・そういうことから、ちょっとお・・溝ができてしまった形で、亡くなったんですけど。
結局、そのお・・二十歳を過ぎるまでわたしが親権で・・子ども、を、育てていたんですがあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
二十歳を過ぎた頃にい、なんかわたしの内緒お・・のところで・・跡継ぎが欲しいんだっていうことでもって・・あの、家(うち)に戻るように話を持ち掛けて・・しまって、ま、

ドリアン助川:
あの・・
その、亡くなられたご長男というのは・・えー、一番最初に結婚された・・旦那さんとの間にできたお子さんですか?

相談者:
あ、そうです、はい

ドリアン助川:
はい・・え、で・・息子さん、二十歳になるまでは、お母さんと一緒に・・いらっしゃったわけですね?

相談者:
えっと21歳、とお・・

ドリアン助川:
21歳?

相談者:
もうちょっとぐらいですけど、はい

ドリアン助川:
はい。で、えー、その後、その、おー、離婚された旦那さんの方に、戻られたということでしょうか?

相談者:
はい、そうなんです。

ドリアン助川:
はい・・はい

相談者:
はい。まあ・・い、一旦、長男が、も、そのちょ、ま、前の主人のところ戻って、

ドリアン助川:
はい

相談者:
大学に入って、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あ、まあ・・わたしのところでは、高卒で就職して3年、働いていたんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
「大学う・・出なきゃ駄目だ」って言われて、大学を出て、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・ま、家業・・継ぐような形で、いたんですよね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
ちょっとあのお、お寺の関係でして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、大学を出たあとに・・あの、資格を取るために・・なんていいますか、あの、施設といいますかね、そういう・・あのお・・お坊さんの養成所みたいなところで、2年・・行ったりしたんですよね。

ドリアン助川:
僧侶の養成所のようなとこですね?はい

相談者:
はい。そうなんです、はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・もう養成所に入ると、携帯とか・・あの、掛けちゃいけなくって、

ドリアン助川:
はい

相談者:
連絡が・・取れ、取れなくなってしまうんです、あの、ま出家という形なのか、よく分かんないですけど。

ドリアン助川:
はいはい、ええ、ええ

相談者:
でえ、わたしはもう、ずっと心配はしていてえ

ドリアン助川:
はい

相談者:
あん、まん、ま、養成所から出て来る、出て来るのを・・ホントに、んー、一日待ち、#$%◆待ちに来たんですけれども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・養成所出て、いいんじゃないか、って頃に、電話しましたけれども、あのお、ん・・息子にも・・電話は通じないし、あの、携帯がもう切られてる状態で、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、全然、通じないし、あのお、元の主人に電話をしてもお・・
「や、大丈夫だよ」、
「心配はいらない」と。
あの、「また修行をしてるんだ」っていう形で。

ドリアン助川:
はい

相談者:
全然わたしとは連絡をと、取って、もらえなかったんですね。

ドリアン助川:
ええ、ええ

相談者:
・・で、えーと、それがあ・・昨年の春ぐらいだったんですけれども。、

ドリアン助川:
はい

相談者:
なんだかんだ、もう心配して電話しても、いつもそんなような返事で・・春とか、夏秋と、電話してたんですけれども、
結局、そのお・・元の主人から、
「家出をしたんだよ」っていう話を初めて聞いたんですね、そこで。

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・で・・えっとお・・自殺したということを、連絡、警察から、もらったんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・で、そのことでえ・・もう、ホントに・・あっという間に、なんか、わたしの手元を離れて、わたしの、知らないところでどんどんどんどん話が・・進んでしま・・ってえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
わたしと・・一言でも、二言でも・・ちょっとでも、息子の、悩みを聞いてあげてたら・・そんなことにならなかったんじゃないかっていう・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
む、後悔の念が・・自分を、毎日苦しめるんですね(泣き)

ドリアン助川:
お苦しいですね。

相談者:
ええ。
ま、仕事などは、なるべく考えないようにしてるんですけれども、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
うん、どうしても一人になってしまったり・・も、寝ながらも考えてしまうっていうような形なんですよ。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はーい、なので・・

ドリアン助川:
息子さんが・・

相談者:
ええ

ドリアン助川:
あの・・自死ということ選ばれてしま・・った、遺書のようなものは出て来たんですか?

相談者:
はい、遺書お・・出て来ました、あの、ちょっとしたメモ紙い、みたいな形でしたけれどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
その紙には、あのお・・
「家(うち)を出た時からあ」

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、「死ぬことばかり考えていました」ということで、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あのお、で、ま、気がかりだったのか、その、
「家(うち)の一部を・・壊した・・それは自分じゃないんです」っていうその、言い訳っていうのか、それが凄く気になっていたのか・・

ドリアン助川:
うん

相談者:
ま、そういうことで揉めていてえ、もう、いたたまれなくなって 出たのか、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
ま、そんなような・・ことしか受け取れなかったんですけれどもお・・

ドリアン助川:
あのお・・一人息子さんですよね?

相談者:
・・はい、そう・・あのお・・妹はいますけどもね。はい

ドリアン助川:
あ、妹さんが。

相談者:
ええ、ええ

ドリアン助川:
うーん。
んー、ま、そのお・・当然、当然お苦しいと思います。当然お苦しいと思うんですけども、

相談者:
うん

ドリアン助川:
抱えてらっしゃる苦しさというのを・・吐露されたかったという・・ことと、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あと、少し胸の中が穏やかになる方法があればということですか?

相談者:
はい、そうですね、はい

ドリアン助川:
ふうーん・・
えー、では今日の先生、紹介いたします。
幼児教育研究の大原敬子先生です。よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願い致します。

(回答者に交代)


大雑把な説明に隠された不利な情報。息子を失った女に大原女史の控えめな一撃」への2件のフィードバック

  1. 最初に夫婦別れの原因を恨みがましく話していた時点で違和感をかんじたけど
    いやいや 子供さんを自殺で亡くされてるんだから
    きっと深い悲しみの相談に違いないはず
    と 聞いていたけど
    大原先生の先制攻撃に納得したのか
    急にどうでもいいみたいな口調に変わった気がしたし
    ドリアンさんに換わってからは
    早く切りたいようにも感じてしまった
    管理人さんが言われるように
    ただ声ブスなだけなのかな

  2. 声ブスって‥(笑)
    確かに綺麗ではないけど、年齢的に普通では。

    でも、大原先生が予期せぬ事をおっしゃるから、少し動揺してましたね。
    物事深く考えない人なのかな。
    全ての原因は元夫にあると思ってるからずっと自分は被害者だったんだろう。亡くなった息子さんへの思いを、もっと深い愛に変えて、許してもらって、声美人になってください。

ゆづ へ返信する コメントをキャンセル