土地の評価額にこだわるも赤字の垂れ流しには無頓着。農地を相続した男の無策

テレフォン人生相談 2017年11月18日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 男77歳 妻75歳 二人暮らし 息子48歳 娘40歳

今日の一言: なし

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい。お世話になります。

加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えてください。

相談者:
77歳

加藤諦三:
77歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー奥さん何歳ですか?

相談者:
な、75歳

加藤諦三:
75歳・・お子さんは?

相談者:
あの、二人・・

加藤諦三:
はい

相談者:
男があ、48。

加藤諦三:
はい

相談者:
下が、女で、40歳

加藤諦三:
はい。で今、奥さんと二人で暮らしてんですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい分かりました、それでどんな相談ですか?

相談者:
あのお、し・・市街化区域の土地ですけどね、

加藤諦三:
・・はい

相談者:
その土地が、あのお・・1メーター未満ん、の、農道があるだけで袋地になってるものですからね、

加藤諦三:
その今、話してるの農道の話ですね?

相談者:
わたしの、あの、土地がね。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの1mぐらいの農道しかないです。の袋地になっちゃってる。

加藤諦三:
・・袋地になっていて・・

相談者:
うん

加藤諦三:
その要するに、先にないんですね?、そいで小さな、農道で、

相談者:
そう・・◆#$

加藤諦三:
それが1m未満。

相談者:
ん、そうです。

加藤諦三:
・・で、その周りにあなたの土地があるわけ?

相談者:
・・そこの、ええ。
ほんで、もう、周りは全部、民家が立ってますからね、

加藤諦三:
・・あー、はいはい

相談者:
はいはい

加藤諦三:
それで?・・1m未満の、農道で?、はい

相談者:
・・ま、それで、も、な、何も、な、売る事もできなくて、あのお・・隣接の人に、あのお・・草取りをしながら・・野菜つく、作ってますけどね。
・・タダ同然で貸してあるわけです。

加藤諦三:
・・ああ、なるほど。このあなたの土地なんだけれども、

相談者:
ええ

加藤諦三:
1m未満で、い、行き止まりだからあ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ほ、他の人がそこを使ってると。

相談者:
あ、そういう事です。

加藤諦三:
で、これがあ・・あなたの土地なんだけどもお・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
・・ただ・・

相談者:
ろう、老年・・

加藤諦三:
ん、だから要するにもう、ひ、人、人のお・・土地みたいになっちゃったっていう事?

相談者:
ま、人の土地だからね、ま、ま、その人もお・・もう、大体わたし達と同じ年代で、は、もう草取りができないもんでね。

加藤諦三:
はい

相談者:
「もう返してもいい」って言ってんですけどね、

加藤諦三:
あーあなたに・・

相談者:
で、こちらも、はい、年齢的に、もう、草取りできないもんですからね。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで困ってるんです。

加藤諦三:
・・あなたの方としては、ま、相手は、
「返してもいい」と言ってるけれども、あなたとしては返されても・・

相談者:
そやから困るわけです。

加藤諦三:
困るわけ?

相談者:
ええ

加藤諦三:
この1m未満の農道は、長さどのぐらいあんですか?

相談者:
・・200mとか・・ありますね。

加藤諦三:
結構あるじゃないですか。

相談者:
ええ、農道だもんで何もあのお・・あの工事の車も入れないですよね。な、1メーター未満ですからね。

加藤諦三:
ま、1mの、はい、工事の人も入れないね。

相談者:
それで・・で、で何にも、で、できないです。あの・・

加藤諦三:
はい

相談者:
も、もちろん、家を建つことはできない、ですよね。

加藤諦三:
はい。でこれえ・・は・・んど、ずーっと前からあなたの土地・・

相談者:
ええ、あの・・

加藤諦三:
先祖、・・

相談者:
い、一応お・・親からの相続ですけどね。

加藤諦三:
親からの相続。
ということはかなり前から・・

相談者:
もう、も、何じゅうま、も40年もご・・50年もずーっと#$%◆そんなん状態が・・

加藤諦三:
よ、40も、50年もの・・

相談者:
もう、続いてるわけです。

加藤諦三:
続いてるわけね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
ほんで、周りのその価値って、土地の価値っていうのはどのぐらいなんですか?要するに・・

相談者:
あの、周りはね・・

加藤諦三:
ま、さっきあの「売る事できない」って言いましたけれども。

相談者:
うん、周りはあんなで、道路さえ付けばもう・・坪お、ま、今ので・・30万ぐらいには、う、売れると思うんですけどね。

加藤諦三:
うーーん

相談者:
うん

加藤諦三:
そうすと、この200mぐらいで、1m未満の、

相談者:
ええ

加藤諦三:
・・土地。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・で売ることができないけれどもお、

相談者:
ええ

加藤諦三:
返してもらっても困る・・

相談者:
ええ、あの、草取りができないからこっち。
ほんで・・う、でわたしも年金暮らしですからね、そのお・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
税金をはら、ま、約6万ぐらいですけど、税金払って、そ、その上に、く、あの、草取りい・・の費用もちょっと出すのも厳しいもんですからね。ほんで困ってるんです。

加藤諦三:
でこれはあの、例えば不動さーん・・の、人なんかが・・
「こういう使い方できるよ」とかってそういう・・

相談者:
ああ、あ、そういうのもい、い、一応不動産屋にも相談しましたけどねえ、道が付かない限り、何もできないって事ですね。

加藤諦三:
道が付かない限り。

相談者:
ええ、そう、ええ

加藤諦三:
・・うーん

相談者:
農道が、ひ、よ、4メーターぐらいに、ひ・・広がればね、まあ・・

加藤諦三:
農道が4メーターぐらい、そりゃあ、そう・・

相談者:
今、1・・

加藤諦三:
4メーターどうとお・・1m・・

相談者:
んな、広がれば、が、あ、そういう事もなかなか、で、な、なか・・

加藤諦三:
できないわけですね?、それは。

相談者:
ん、できないですからねえ。

加藤諦三:
はい

相談者:
・・んま、市にも相談に、行きたいと思うんですけどね、ほで実際このお・・税金を払う、こ、ね、土地の評価額ってあ、あ、あ・・

加藤諦三:
ありますよね。

相談者:
ね・・それがあ、880万ぐらい・・なってますけどね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
だ・・いらい、道路が付けば、つー、坪30万ぐらいでもね、ま3千万以上の、土地になりますけどね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
ま、もう、道路の付く、見通しもないもんでね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
ほい、ほいで困ってるって事ですね。

加藤諦三:
ま、ふ、不動産屋さんが色々その、こういう風にしたら価値が出るっていう風な、あた、だしょうけど、例えば農道・・この1m未満をね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
ちょ、ちょっと、その脇を譲ってもらって、4m道路ぐらいに、

相談者:
んん

加藤諦三:
にまで、して、

相談者:
ええ

加藤諦三:
一気に、そ、この、土地、土地がば、大化けして価値がある物になるなんてことはないわけね?、そういう素人考えが。

相談者:
そう。中々もう、その、す、す、すぐにはそうゆ、も、またさ、30年、40年先は、分からんですよね?
ここ10年20年じゃ、ちょっと難しいと思いますね。

加藤諦三:
うん、ええ、ていうのは・・要するに専門家に、不動産屋さんに、

相談者:
ええ

加藤諦三:
相談して
「どうにもならん」て言われてるわけよね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
・・で、

相談者:
ので、せめて、あの・・あの市役所にい、相談に行ってね、

加藤諦三:
ええ

相談者:
ま、税金でも、多少、や、安くなるとか何か、色んなね、相談したいと思ってるんですけど。

加藤諦三:
ええ

相談者:
どう、どう言って行って、いいだかちょっと、分からんもんでね。

加藤諦三:
あ・・だからあの市役所にまだ行ってないわけ?

相談者:
まだ、う、な、これから行こうと思ってるんですよね。

加藤諦三:
あーなるほど。

相談者:
ええ

加藤諦三:
こ、これから行く時にどういう風な事を、こう・・

相談者:
そう

加藤諦三:
おー、分かって行った方がいいかな?っていう事ですね?

相談者:
あ、そうです。

加藤諦三:
はい分かりました。今日はあのスタジオに、弁護士の坂井眞先生がいらしてんので、

相談者:
はいそうですか、はい。

加藤諦三:
ちょっと難しい、あの、質問だと思いますが、

相談者:
はい

加藤諦三:
ご意見伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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