高速使って4時間の実家の墓か、共同墓地か。時代は生きている人を最優先に

(回答者に交代)

大迫恵美子:
あの、まあ・・あー、えとお・・この、お兄さんがね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、「入ったら?」と言っている、う、ご主人の実家の、お墓っていうのは・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
遠いところにあるんですか?

相談者:
車で高速使って4、5時間のところです。

大迫恵美子:
あー結構遠いですねえ。

相談者:
あ、そうなんですよ、遠いんですね。

大迫恵美子:
うん。で、まあ、娘さんの方は・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
お近くにお住まいなんですか?

相談者:
・・そうですね、電車で・・30分から1時間以内で、着くところです。

大迫恵美子:
ああ・・で、その伯父さんの事を時々看てるわけなんですね?

相談者:
そうですね・・

大迫恵美子:
うーん

相談者:
何ヵ月かに一回は行って、はい

大迫恵美子:
ああ・・あの、まあね、えーこの代々のお墓みたいなのがあってね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
でえ、やはりその、意識としては・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あー、まあ、関係してる人たちはみんなね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
この代々のお墓がずーっと、おー、先々まで続いて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そしてまあ、無縁仏のようにならずに、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
きちんと、お、お参りをして、手入れをしてね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー、お水をあげたりお花を入れ、あの、替えたりしてくれる人が、ずーっといるといいなあ、っていうのはね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ま、みんな考えて、いるんでしょうけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
やっぱりそれ、それができるかどうか?、ですよね。

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
ま・・かなり遠い実家の、お墓っていうのは・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
え、そこに、納骨してしまうと・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
おー、離れたとこに住んでる、お子さんが中々・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
もうせいぜい1年に一遍、それも出来なくなって、何年に一遍、なんていう事になって来るとね?

相談者:
そうなりますよね、はいはい

大迫恵美子:
えー、ま、荒れ果ててしまうし。

相談者:
ええ

大迫恵美子:
まあ、そうは言っても何回かは行かなきゃいけない・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー、お子さんにとっては・・あー大変な負担という、ようなね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ことはありますよね?

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
・・あの、ま、もう、今ね、今の時代っていうのは、とてもこのお墓に対する考え方が変わって来てる、時なので、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
で今後の、お墓のあり方はどうするのがいいのか?っていうのはね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、実は・・物凄く大きな問題として、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー色々みんな、知恵を、あの、出そうとしてるところなんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、その、人口の多い、ところには、たくさんお墓が必要になりますけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
まあ、土地はね、限られてるわけだし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
どうしても遠方の、不便な所お・・に・・なってしまうとね、

相談者:
え、ええ

大迫恵美子:
お参りに行く人もいないし、という事でね。

相談者:
ええ、ええ

大迫恵美子:
ま、それで、その、合同の、ものみたいな物も、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお・・地方自治体がね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
用意したりっていう事が少しずつ出て来てますよね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、これはね、ホントに人の考え方だし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは、あの、ま、宗教・・がもちろん関係しますし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから家とかね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー、ま、親戚一同とか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういう物に対する考え方によって・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー差がある事なのでね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー、
「こうするのがいい」とか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
「これが正しい」とかって事は、全く言えないと思うんですけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、恐らく今後の、これからの、

相談者:
はい

大迫恵美子:
おー、家族とのかん、関係で言うとね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、今までの代々のお墓があるから・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
今生きている人はこうしなければいけないと、いう考え方は、段々廃(すた)れて来て、

相談者:
はい

大迫恵美子:
むしろ、生きている人が、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
どうするのが一番、便利か?っていうかね?

相談者:
え、ええ

大迫恵美子:
生きている人にとって一番便宜なのはなんなのか?っていう考え方で・・ま、納骨う、やなんかを考えるっていう事の方が、

相談者:
あー

大迫恵美子:
どんどん主流だと思うんですよね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
・・で、あの、もちろんその代々続いて来たお墓に対する、うー、まあ、気持ちとかね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、なんでしょうね、ノスタルジーみたいなものとかね?

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
そういうのはみんな、あると思うんですけど、

相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ

大迫恵美子:
うーん、それだけで、決められなくなって来てるというのが現実なのでね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、わたしの・・考えですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
わたしとしてはね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
この息子さんが、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あー、ずーっと無理なくね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
え、お参りしたり、その、お父さんの事を偲んだりね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そういう事ができる形はどうなのか?っていう事は、基準に選ぶべきだと思うんですよ。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
だから、中々そのお、ね?、そんな遠い所まで行けないっていうところに、持ってっちゃうと、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
結局、そのお・・お父さん・・の、お参りができなくなって、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
疎遠になってっちゃうって事がね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あると思うんですね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だからそれよりはむしろ、近くでね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、簡単な物でもいいので、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー・・うーん、代々のお墓じゃない所に・・

相談者:
うん

大迫恵美子:
置くって事も考え方ですよね?

相談者:
あーはい

大迫恵美子:
だから、ま、そして、その、この頃の・・お、ご家族っていうのは別にもう、長男から、長男になんて言ったって無理なので、

相談者:
え、え、え、え、え

大迫恵美子:
お子さんの数も少ないわけですからね?

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
あの、女の子が、看るっていう事だってあるわけですけど、

相談者:
ああ、ええ

大迫恵美子:
それはもうね、名字が変わろうが何だろうが・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
少なくとも、その、女の子が・・あー、身体が丈夫な間・・

相談者:
うん

大迫恵美子:
何十年かは、看ると。

相談者:
うん、うん

大迫恵美子:
いう前提で、そのためには、

相談者:
うん

大迫恵美子:
どこが便利かと。

相談者:
うん

大迫恵美子:
いうような事で・・考える方が合理的だと思いますよ。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
うーん

大迫恵美子:
あのお、だから、ま・・ね?、あのお嬢さんが、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
逆にね?、その・・

相談者:
うん

大迫恵美子:
代々のお墓の方・・しょっちゅう、あの、看られるというのであればね。

相談者:
ええ、ええ、ええ、

大迫恵美子:
そ、あの、長男は中々行けないけど、っていう、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ことで、そちらに入れるという選択もあり得るわけだし。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの・・ホントに、生きている人を基準に選ぶべきだと思いますよ。

相談者:
あーそうですねえ。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
うん

大迫恵美子:
ま、あの、ただ、それは無理して、その、ん、代々のお墓に入れた方がいいという事にしてもね?

相談者:
うん

大迫恵美子:
今度はその、お兄さんとしては向こうに、弟には子どもがいるんだから看てくれるんじゃないかな?って期待するかもしれませんけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ま、ホントにそうなるかどうかも分からないしね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
で、なんと言ってもね(含み笑い)

相談者:
ええ

大迫恵美子:
やっぱり、亡くなってしまった人は・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
亡くなる前に色んな事を考えていたとしてもね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー、亡くなってしまったら、その人はもう何もできないんですから。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの・・残って生きている人が、どうできるか?っていう事で、考えざるを得ないんですよ。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
そうですよね。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの無念だとかね、嫌だとかね・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あのお・・ちゃんとしてもらわないと
「白状者め」なんて言ってみたところで、

相談者:
(苦笑)ええ

大迫恵美子:
亡くなってしまうんですからね(苦笑)

相談者:
フフ(苦笑)はい

大迫恵美子:
だからそれは・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
もうどうしようもない事なので、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そっちを重視して、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
生きている人は・・無理をするっていう事は、ま、無理は続かないですからね。

相談者:
あーそうですよね。

大迫恵美子:
うん、でそうなると・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
思うようにはならないと思いますよ。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
・・分かりました。

(再びパーソナリティ)


高速使って4時間の実家の墓か、共同墓地か。時代は生きている人を最優先に」への1件のフィードバック

  1. のんきで危うい
    こんな大切でどうでもいいこと
    頼る認識が問題
    覚悟と責任のある考え方で決定してこなかった人生
    中途半端な供養観念は感謝も愛も中途半端
    だからこそ
    清い顔した、お寺や団体にカモられMax
    ネギしょったあなた、美味そな顔で狙う
    そんな輩に気付くかどうか・・

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