子持ちの姉にDINKsの妹。亀裂の原因は相談して来た母親自身に

テレフォン人生相談 2018年1月12日 金曜日

子供を持たない次女が、子どもを持つ長女に嫉妬して、親子関係もぎくしゃく。関係を改善したい。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女60歳 夫66歳単身赴任 長女37歳(6歳と2歳の男女の子どもがいる) 次女36歳会社員で子どもはいない

今日の一言: 満たされない心を満たされているフリをして生きる。自己執着的対人配慮です。

加藤諦三:
もしもしい?

相談者:
もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、お願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
はい、60歳です。

加藤諦三:
60歳。結婚してます?

相談者:
はい・・はい、してます。

加藤諦三:
えーご主人何歳ですか?

相談者:
66歳です。

加藤諦三:
66歳

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
はい、えっと、37歳と36歳の、娘二人です。

加藤諦三:
あそうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、今あ、は、お二人で暮らしてんの?

相談者:
主人は仕事で単身赴任で、

加藤諦三:
はい

相談者:
再雇用で単身赴任で、行ってますので、別々に、

加藤諦三:
そ、あなたお一人?

相談者:
はい、別々に・・

加藤諦三:
はい

相談者:
暮らしてます、はい

加藤諦三:
分かりました。それ、で、じゃ、どういう相談ですか?

相談者:
娘の、方、が、二人いまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
一人には、あの、子どもお、が、いてるんですが、あの同時・・

加藤諦三:
はい、あの、37歳と3・・どちらですか?、お子さん・・

相談者:
あ、上の方は子どもいてます。

加藤諦三:
はい

相談者:
ほとんど同時期で結婚続きでしまして、

加藤諦三:
あはい

相談者:
上の子の方は、あ2、3年で・・子どもできて、今二人いてるんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
下の子の方が、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、ずっと子どもできなくって、

加藤諦三:
はい

相談者:
もう、10年近くなるんですけど。

加藤諦三:
結婚してから10年ぐらい経ってんのね?

相談者:
はいそうです。はい

加藤諦三:
はいはい

相談者:
それであの、子どもできた方は、もう仕事辞めて、主婦してます。

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、いない方、の妹の方は、会社員で、もうだいぶキャリアを積んでるんですが。

加藤諦三:
結婚していて共働きという・・

相談者:
あそうです、はいそうです。

加藤諦三:
んで、こ、お子さんがいないと。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
一番生活の豊かな、ほ、あれだね。

相談者:
あ、はい、あの、結構贅沢してます。

加藤諦三:
んですよね?

相談者:
二人で、はい

加藤諦三:
あ、あのお、まさにダブルインカム・ノーキッズ(*)ですよね。

(*)ダブルインカム・ノーキッズ:
頭文字を取ってDINKs。
夫婦ともにフルタイムで働けることに加えて、養育費が要らないという二つの経済的優位性を持つ世帯。
ただし、あえてそのライフスタイルを選択する夫婦というニュアンスがあり、今日の妹夫婦に当てはまるかは微妙。

相談者:
はい、あのお、ん、あの、学校出てからずっと働いてるので。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで?

相談者:
はい、子どもが今、6歳と2歳なんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
孫の方が。

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお・・ま、仲良く、あの年に何回か、両方の家族が集まって・・

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、一緒に遊んだりとか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
してて、あの、妹の方が、
「お姉ちゃん、お姉ちゃん」って言って、孫たちも、かわ、あの、まあ、姪と甥ですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
可愛がってたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
ん、それがやっぱり・・30う・・前半ぐらいの時は、自分たちもまた、できるかもしれないっていう事で、

加藤諦三:
うん

相談者:
多分、あのお、可愛がってたんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
その、もう、年齢も35過ぎまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
結婚して10年近くなるのに。

加藤諦三:
はい

相談者:
いや、あの、言わないので、分からないんですが。

加藤諦三:
はい

相談者:
不妊治療もしてるかもしれないんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
それが、まあ、ったく、上手い事行かないみたいで、

加藤諦三:
はい

相談者:
ん、結果的にはできてないんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、なんかこう・・去年ぐらいから、段々、ん、ひがんでるというかあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
距離を置いてるというか、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう態度を、取るように・・に、でも、それも表立っては、そういう態度を取ってなかったんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
去年ちょっと、わたし、と主人が揉める事がありまして、

加藤諦三:
あはい

相談者:
で、その時に、こう皆で集まった時に、

加藤諦三:
ええ

相談者:
なんかこう・・あのま、じいじですよね?夫・・

加藤諦三:
うん

相談者:
主人ですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
「じいじも、あの・・別に孫なんか、可愛くないのに」とか・・その、

加藤諦三:
あー・・

相談者:
「合わすから」とか、そういう事を言い出しまして。

加藤諦三:
ん、うん、うん

相談者:
で、それを聞いてた姉の方が、その、
「何、言うっ」・・なんか頭に来まして(苦笑)

加藤諦三:
はい、はい、はい

相談者:
あのお・・自分は、あのやっぱり、その孫を二人、そのお、親に見せたんは、凄い親孝行してるって・・

加藤諦三:
うんうん

相談者:
ま、その、孫を抱かしてあげたっていうような気持ちが、あるみたいで、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、わたしも、それは嬉しいからもちろん・・

加藤諦三:
うん

相談者:
世話をしに行ったりとか、

加藤諦三:
う、うん

相談者:
やったん・・ですけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
ん、それを、凄くこう、嫌味に、取ったみたいなんですよ。

加藤諦三:
あーなるほどね、はいはい

相談者:
はいー。んであの、去年のお盆の時に、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、えっと、子どものいない方、ですよね、

加藤諦三:
あはい

相談者:
「じゃ、旅行に行こう」って前々からもう、ぜん、随分前から言われてて、

加藤諦三:
うん

相談者:
ただ、その、わたしは当然お盆の時は、皆いつも集まってるので、

加藤諦三:
うん

相談者:
まさかお盆の時に旅行行くつもりしてるとは思てなかったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、それやけどやっぱ会社の都合、休みの都合で・・お盆の時には自分たちがやっぱ都合いいみたいで、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、その時に、あの、
「旅行行こ」って、わたしに言うて来たんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、
「皆が集まるからお盆の時は外して、無理やわ」って言ったら・・

加藤諦三:
うん

相談者:
そのお、
「お母さんはいっつも、わたし達、と旅行、するのよりも」

加藤諦三:
うん

相談者:
「孫、達が、来る方を優先する」って言うて、

加藤諦三:
うん

相談者:
あ、凄く、ま、怒ってしまったような状況になりまして・・

加藤諦三:
うーん、うん、うん

相談者:
んで、ま、それと前後して、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお・・わたしと主人・・と、その孫たちが、みんなで遊んでるう・・写真とかを、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、別に、全然その、悪気い、は、全然わたし達はないんですけどね、

加藤諦三:
うん

相談者:
そのお、
「こうやって楽しかったこういう、のをやったんよ」っていう時に、みんな来た時に、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、あの、妹の、子どもいない子に、見せたんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
「こんなんで、どっかへ、あの、じいじも一緒にね、」

加藤諦三:
うん

相談者:
「みんなで、こんなん行って来たんよ」っていう感じでね。

加藤諦三:
うん・・うん

相談者:
だから、その表面上は、
「わあ、楽しそうでいいね」っていう風に言うたみたいなんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
その後で・・孫たちの、母親の方にですね、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、んな、
「それって当て付けなん?」っていうような感じでね、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、なんか言うたみたいなんです。

加藤諦三:
うん、うん、うん

相談者:
うん、で、その、もちろんそんな、姉の方も当て付けするつもりなんか・・全然ないし。

加藤諦三:
うん

相談者:
今まで凄いあのお、自分の子ども達を、可愛がって、くれてたもんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、単純に、嬉しいから、

加藤諦三:
うん

相談者:
見せただけなんですけどねえ。

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
うん、それを凄いやっぱり、子ども、いてないっていうので、凄い悪く受け取ってしまったみたいで、

加藤諦三:
うーん、うん、うん

相談者:
んで、その後、ちょっと、まあ、こうお互いになんか言い合いみたいになって、

加藤諦三:
うん

相談者:
ん・・その後もう・・何ヵ月か全然、行き来もしないような、状態になってしまって・・

加藤諦三:
ん、うーん

相談者:
うーん、ちょっと、わたしもその子どもい、いてない・・んー、妹の方に、配慮が足らんかったかなあ?・・とは・・

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
思ってるんです。はい

加藤諦三:
それで今、あのお・・要するに、そいで・・甥と姪とが、可愛いというのは可愛い・・とも、感じてるんでしょうね?

相談者:
はい、今まで、あのお、えと、誕生日とか、クリスマスとかに、あの、プレゼントくれたりとか、

加藤諦三:
ああ

相談者:
そんなは、凄い気を使ってくれてました。

加藤諦三:
うーん

相談者:
はい

加藤諦三:
ところが、今、おっしゃったようにね?

相談者:
はい

加藤諦三:
最近・・ま、そういうような・・ことではない、自分たちのところに子どもが生まれてないっていう事と、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・その、あなた達や自分たちの、母親、そして、その甥と姪との、

相談者:
はい

加藤諦三:
祖父母との関係、色んな事があって、

相談者:
はい

加藤諦三:
少し、昔に比べると・・

相談者:
はい

加藤諦三:
多少、ギクシャクしてえ、るんで、どうしたらいいんだろかなあ?という事なんでしょうかね?

相談者:
あ、そうです、はい

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオに、幼児教育研究の、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
大原敬子先生がいらしてるので・・

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


「子持ちの姉にDINKsの妹。亀裂の原因は相談して来た母親自身に」への4件のフィードバック

  1. ご長女の未熟はさもありなんが
    不安に思う長女の気持ちももっともだと
    微塵も思わず相談してきた親だから
    褒められて晴ればれと終わった相談者ですが
    冷たく哀しく安っぽい

  2. 主様 いつもありがとうございます。
    この回の相談者さんですが、だいぶん前に加藤先生から最後のほうに「自分の本来居るべきところで生きていない。おたまじゃくしが陸に居るようなものなんだな。」と言われた人と同一ではないかと思うのです。そう言われたときの物わかりの良い反応がこの回とそっくりなのです。主様も覚えておられましたら、もう一度聴き比べてみたいので、関連した回としてURLを貼っていただけないでしょうか。宜しくお願い致します。

    1. これでしょうか。
      夫が親権の17歳息子の生活態度に悩む女が指摘された元夫への想い
      https://telephone-soudan.com/20150126-kato-ohara/

      関西なまりと九州なまりの違いがあるようですが・・

      あと、そこまでセリフを覚えているのであれば、
      右上の検索窓(緑四角のルーペをクリック)に、”おたまじゃくし” って入れればスグですよ。😉

  3. 主様 早速貼っていただいて有難うございました。

    これです‼これです‼
    最後に得心して奇声を発しガラッと変わるところの素直さ?物わかりの良さ?が似ている(同じ?)と思ってしまいました。たしかに言葉なまりが違いますね。ちゃんともう一度聴けて良かったです。聴きたいものが聴けて心がすっきりしました。

    検索の便利機能があったのですね。教えて頂いてありがとうございました。これからは使わせて頂きます。

    ありがとうございました。

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