努力虚しくパワハラ退職2桁の電気工事士へ野島梨恵の猿山で気づくイジメ克服記

テレフォン人生相談 2020年8月27日 木曜日

41歳で転職を10数回繰り返している。
いずれもパワーハラスメントに遭って退職。

コミュニケーションに難があることは自覚していて、発達障害の診断を受けたこともあって、障害者枠で入社したこともあるが、そこでも同様な目に遭って続かず。

話し方教室に通ったり、お寺でお経を上げたりしているが、効果はあがってない。

最近もパワハラ被害を担当部署に訴えて、一応事情聴取や上司との面談はあったが、結局退職し、現在は無職。
両親とも話をするが、分かってもらえない。

 

少なくとも15分でおかしなところはなかった。
話し方はお世辞にもスマートとは言えないけど、個性の範疇。
仕事にまったく支障はないでしょ。

本人が言う滑舌の悪さもなし。
舌や歯のハンデはなく、たぶん特定のシチュエーションにおける精神的なもの。

なんだか、相談者の正当性を挙げてるようだけど、逆だから。
何が言いたいかというと、退職の原因はこういう末節なことではないんじゃない?

 

パワハラの典型で、被害者と加害者の話の起点が違う。

被害者の起点はパワハラ行為。
加害者の起点はそのきっかけとなった被害者の振る舞い。

法律相談じゃないんだから、相談者は加害者目線の起点から話を起こす必要があるのに、案の定。

直近の会社の話なんてパワハラであることに異論はないけど、その前に自分のやったことを話さないから、第三者はアドバイスのしようがない。

もし身に覚えがないんだったら、十数社の上司は全員キチガイなのね。
転職3桁に向けて頑張れと言うしかない。

他の人はどうしてんですか?って、実家ぐらしのアンタにサラリーマンの本当の悲哀は分かるまい。

「辞めます」と言えるならどんなに楽か。
妻子を路頭に迷わすわけにはいかないの。

キムタクが残り、あとの3人が去ったのは背負ってるものの差だ。
(中居くんはキムタクとも3人とも共にせず、しばらく残留した後に独立)

男は所帯を持って一人前。

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 野島梨恵(弁護士)

相談者: 東北なまりの男41歳未婚 実家暮らし 父68歳 母64歳

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