「そっち行っていい?」妹の誘いに倫理感も吹っ飛ぶ男がのたまう「相性がいい」

テレフォン人生相談 2020年12月15日 火曜日

何なんでしょう?この日和り具合。

嘘松を疑ってアラ捜しをしながら聴いていたんだけど、圧迫質問がないからボロが出ない。

加藤・大原の黄金タッグはご不在だったのかしら?

最低限、生育環境を訊き出して、異常性愛か否かの立て分けぐらいはできたんじゃないかしら。

事実ならなおのこと。
フロイド(ジークムント・フロイト、精神科医)研究の第一人者を今日出さないでいつ出すよ。

 

兄妹姉弟が性の対象にならないというのは、異常遺伝子を避けるための種の防衛本能。

もっとも根っからの本能ではない。
キムタクと深津絵里が愛し合った(*)のは何の不思議もないの。

(*)空から降る一億の星:
2002年 北川悦吏子脚本
フジテレビのいわゆる月9(げつく)ドラマ。
視聴率競争激しい時間帯ながら30%を叩き出した。

挿入歌  坂本九「見上げてごらん夜の星を」
他に、さんま、井川遥、森下愛子、とよた真帆

 

本能を適切に機能させるのに必要な条件は幼少期からの数年間、生活空間を共にするという環境。

言い換えれば、血縁がなくても同じ親に育てられたら性の対象にならないし、逆に肉親であっても、別々の環境で育てば普通に男女の関係になる。

目の前の人間が血縁者か否かを見分ける能力を私たちは持たないからだ。

 

人を愛せないハズがなぜこんなに惹かれるのか?
すべてをキムタクが知ったとき、物語は救いのない悲劇へと転がり始める。

見上げてごらん夜の星を」がもの悲しく聞こえるのはこのドラマのせい。

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 男56歳バツイチ 実家で一人暮らし 母親は施設 二人の息子は独立 夫と大学2年の息子と高3の娘がいる妹54歳

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