（回答者に交代）

マドモアゼル愛：
はい、こんにちは

相談者：
あ、こんにちは

マドモアゼル愛：
ま、大変だよね？これねえ。

相談者：
う、そうですね、あの・・

マドモアゼル愛：
うん、うーん

相談者：
なんせあの、何するか分からないっていうんですかね？あの、

マドモアゼル愛：
はい

相談者：
特に、そういったですね、突拍子もないことをすることがあるものですから。

マドモアゼル愛：
はい
こういう人って、たまにいらっしゃると思うんだけれども。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ま、やっぱお酒の問題・・は、単にきっかけであってね？

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
この性格のお、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ま、異常性って言葉は使っちゃ、いけないかもしれないけども。

相談者：
あー、ええ、ええ、はい

マドモアゼル愛：
ま・・い、一種の、性質の、異常性っていうものが、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
お酒をきっかけに、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
現れてきていると、

相談者：
あーあ

マドモアゼル愛：
いうことで。

相談者：
あー、はい

マドモアゼル愛：
そいで・・ただ・・どうしても自分が、悪もんにされたく・・ないし。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
常日頃・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
表面的だけでも・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
なんか立派な人間に見せたいとか、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ていうような欲求も非常に強いよ、ような人だと思うのね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
でも、なんでそういう、ところにまで・・この人間に対する不信感が・・

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
至ったのかっていうと。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
彼女の、中に・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
もう、決定的な・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
両親や・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
えー、人間に対する・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
絶望感を持ってない限り・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
こういうことってのは普通起こらないと思うんですよ。

相談者：
あー・・絶望感ですか。

マドモアゼル愛：
だから・・はい

相談者：
あー

マドモアゼル愛：
それでも・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
親のことは立派な親だとか、て、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
表面的には言うかもしれません。こういう

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
逆にね？

相談者：
ええ、ええ

マドモアゼル愛：
でも実際に、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
どういうふうにこの人が・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
育って来たのかを、訊いたことございます？

相談者：
・・（吸って）う、ま、お父さん、は、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
すごく好きで・・

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
一緒に遊んでくれたりとか

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
どっか連れてってくれたりとか・・

マドモアゼル愛：
はい

相談者：
いう、ふに、聞いてます。で、お母さんどっちかったら厳しい方だったってことでですね。

マドモアゼル愛：
うーん・・

相談者：
はい・・ええ

マドモアゼル愛：
まだ、ご両親ご健在ですよね？

相談者：
ん、そうですね。はい

マドモアゼル愛：
じゃ、お会いはしなかったんですか？

相談者：
あの、「会わせて」ってことで、伝えてたんですけど、本人

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
なぜか、かなりちょっと（苦笑）嫌がってましてですね。

マドモアゼル愛：
それって普通・・

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
変な話だと思わない？

相談者：
うん、そうですね、あのお、や、よくよく聞いたら、ま、お母さんと、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
えー、仲が悪くてですね。

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
会いたくないような・・あの話をするんです。

マドモアゼル愛：
なるほどね。

相談者：
どちらか言えばですね？

マドモアゼル愛：
うん
恐らく、子どもの頃から、育って行く中で、人や、両親に対する・・ま、深い絶望感、が、

相談者：
はい、はい

マドモアゼル愛：
きっと何かあって。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
完全に、人間不信に、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
陥っている・・物を、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
表面的な形だけでは・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
何事もなかったように

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ずっと見せて来た、そんな人だって気がすんですよ。

相談者：
あーあ、なるほどね。

マドモアゼル愛：
だから、これ、根が深いよね、でもそうなるとね？

相談者：
あーあ、あー、なるほど。

マドモアゼル愛：
趣味がないっていうのもお・・

相談者：
ええ、え

マドモアゼル愛：
好きなことってないんだと思うよ？
う、これ推測で、物言えないけれども。

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
全部、生きるためのエネルギー使い切っちゃってんですよね、この人ね。

相談者：
あー、はい、はい

マドモアゼル愛：
ん、それほどなんか、やっぱり・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
成長過程、とかの中で、

相談者：
はい・・はい

マドモアゼル愛：
苦しいことがあったんだと思う。苦しかったんだと思う。

相談者：
あー・・あー・・はあ、はい

マドモアゼル愛：
そん中で、頑張って生きて来て。

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
ま、エネルギーもう、ある意味で使い切っちゃっている。
そいでいて・・人に対する信頼は、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
何も、ないと、いう・・

相談者：
あー、はい

マドモアゼル愛：
ことに、なるのでね？
だから・・

相談者：
あー

マドモアゼル愛：
表面的な・・体裁だけは、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
整えようとはしているけれども。

相談者：
ええ、え

マドモアゼル愛：
でも・・それが人生の今度目標になっちゃうと・・変な話だけど表面的な体裁さえ・・逆に・・取れなくなっちゃうような気がする。

相談者：
はあ、はい、はい・・

マドモアゼル愛：
うーん、だから・・あなたとしては、心が触れ合いたいんだけども・・

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
触れ合わないんですよ。

相談者：
あーあ

マドモアゼル愛：
その、心が触れ合うっていうことが・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
分からないんですよ。

相談者：
はあ・・

マドモアゼル愛：
経験がないから。

相談者：
あーあ、心が触れ合う、ですか。

マドモアゼル愛：
うん、ていう・・

相談者：
あー

マドモアゼル愛：
ことが分からない。
これはね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
深い問題だって気がすんですよ。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
あと・・奥さまは自分の負い目・・

相談者：
あー、負い目

マドモアゼル愛：
自分が本当は・・

相談者：
あー、はい、はい（咳払い）

マドモアゼル愛：
１人で生きて行く力がないことが・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
僕分かってると思うんですよ。

相談者：
あー

マドモアゼル愛：
そして・・

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
あなたといれば、安心なんだよ、だから。

相談者：
はあ・・そうですね（吸って）、確かにあの・・

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
思い込みで、もう、やっぱり、「好きな人いる？」とか言い出してですね。

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
で、最後に、あの、ひ、ひ、そうこうしてるうちに今度、泣き出したりとかして。

マドモアゼル愛：
ふん

相談者：
なんか、すごく寂しがり屋、ん、寂しがり屋と言いますかね？
そういうことを、

マドモアゼル愛：
ま、絶対

相談者：
よくね・・

マドモアゼル愛：
うん、彼女から別れるとは絶対に言わないですよ。

相談者：
あー、そう言いません。そうは言いません。

マドモアゼル愛：
絶対言わないですよ。

相談者：
そこは言いません。はい

マドモアゼル愛：
ん、だから・・ま、お子さんがいないからね、でも、まだね。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
２人だけの問題で、済む、けれども。

相談者：
ええ、え、そうですね、はい

マドモアゼル愛：
でも、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
やっぱりさあ、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
５０歳の女の人が・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ベランダから飛び降りようとかね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
するのを・・

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
押し留めるっていうのは・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
絶望的な、気持ちになるよね？こちらだって。

相談者：
ん、そうですねえ。そうですねえ。

マドモアゼル愛：
ほんとに。
あなたは社会的な意味でも、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
経済的な意味でも、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
人間的な意味でも、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
やっぱり奥さまから見ると・・すごく信頼できんですよ、ほんとは。

相談者：
はあ、はい

マドモアゼル愛：
でもこの人は、元々人間を信頼するってことはできない。
あなたが立派であればあるほど、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
またちゃんとしてればあるほど、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
逆に・・不安を・・掻き立てて行くわけだよね？

相談者：
はあ・・

マドモアゼル愛：
今日、僕がお話したのは・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
これが一過性のことではなくて、

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
単に酒の、癖が悪いとかっていう問題ではなくて。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
彼女の生い立ちから来る・・歪んだ、精神と魂から来る、

相談者：
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マドモアゼル愛：
背景から来る問題ではないだろうか？と。

相談者：
あー、はい

マドモアゼル愛：
そしてそれを、あなたが、受け止めているわけよ。

相談者：
・・はい

マドモアゼル愛：
で、でもここまで、はっきり、認識、したことないと思うのね？あなたもまだね？

相談者：
うん、そうですね。はい

マドモアゼル愛：
その上で・・いいとこもあると思うから奥さん絶対に。

相談者：
ええ、ええ、え

マドモアゼル愛：
子どものような人だから、ある意味では。

相談者：
うん、そうですね。

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
そうですね、はい

マドモアゼル愛：
だから、この結婚生活を、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
どう、受け止めて行こうか、ていう１つの覚悟と・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
人生い、の、イメージっていう物がなければ・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
目先のことの、

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
異常性で・・

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
慌てて・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
訳が分からなくなって行くと思うよ？

相談者：
あーあ、はい、はい

マドモアゼル愛：
それはあなたとしても・・奥さん助けるためにも、あなたの・・社会性とか真面目さとか、仕事の能力とか、ていうのを・・失っては困るわけなのよ。

相談者：
ええ、はい

マドモアゼル愛：
このことによってね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
だから、自分を守りつつ、この結婚生活を維持して行くっていう、物凄い課題だよね？

相談者：
・・ん、そうですね。

マドモアゼル愛：
うん
僕はでもね、あなた、の、試練だと思うけれども。

相談者：
ええ、ええ

マドモアゼル愛：
あなたも、これによって、人間的に磨かれて行くんだろうなっていう気がしますね。

相談者：
あー・・あ

マドモアゼル愛：
ええ、はい

相談者：
はい
ありがとうございます。

マドモアゼル愛：
はいはい、失礼しました。

（再びパーソナリティ）