妻が8ヶ月間口を利いてくれない
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
今、お話を聞いていて思ったんですけど、日頃から、奥さんへ、何か、説明するとか、語りかけるっていう・・ことが、やっぱり、無い生活が、ずっと続いていたんだろうなと。
相談者:
まったく、そのとおりですね。
マドモアゼル愛:
そこに、何らかの大きな不満や、誤解が・・すでに前提で、もうあったんでしょうね、きっと。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
ま、基本的には夫婦の問題なんだから、そこで、そういう溝を作ったままだと、その疑いは、そのとおりだよ、っていうことになるよ、だって。
相談者:
ていうことは、じゃ、どうすれはいいんですか?
マドモアゼル愛:
だから、歩み寄って、「それはお前、誤解なんだよ」、っていう、その真剣さっていうの・・弁解することの真剣さ。
あれは、つい絆されて(ほだされて)、可愛いと思って、要するに飲み屋に行くときに、楽しくするために・・そうなって、まあ、馬鹿だったよなあ、っていうぐらいの話で、治めようとする努力が、基本的に足りなくて。
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
そして、ただ、しゃべってくれない、という、その反応を過大重視し過ぎて。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
もう別れた方がいいんだ、っていうところまで、追い詰められちゃったと、いう話だと思うのよね。
相談者:
ああ、まったくそうかもしれないですね。
マドモアゼル愛:
そして、奥さんが、もしニコっと、肩に手でも掛けてくれたら、パッと、あなたは、わだかまりが解けるような・・実は心情だよね。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
なのに、奥さんが、頑なに拒否しているから・・それが、あまりにも大きい打撃を受けて・・そのお、拒否に耐え切れない・・ので、もうダメかも知れない、と思うくらい、真剣に思いつめているわけよ。
相談者:
思いつめてますね。
マドモアゼル愛:
うん、だから、奥様から愛情を掛けられないことを、自分は、真剣に思いつめて、もうどうにもならない、っていうことを感じさせる、ってことが大事なんじゃないの?
相談者:
ああ、そうですか。
マドモアゼル愛:
そうすれば、怒った意味があるじゃない。
相談者:
どうすれば、感じさせられるんですかね?
マドモアゼル愛:
うん、だから、真剣に弁解することだよね、やっぱり。
「もう、行ってないって、分かるだろう?、お前だって」、ていうようなこと。
そいで・・
相談者:
でも、どうなんですかね、女性って。
一回、根に持つと、だめですよねえ?
マドモアゼル愛:
放って置かれるのがだめなのよ。
ほうっておかれることが。
だから、むこうも意地張ったら・・だって、解決の道、早く作ってよ、ってこと。
相談者:
ああ、解決の道。
マドモアゼル愛:
なんで、私が作んなくちゃいけないのよってことじゃない?
奥さんとしたら、私悪くないのに、怒るのは、ある意味当然でしょ、と。
そいで、仲直り、なんで私からしなくちゃいけないの、ということがあるじゃない。
相談者:
私も何回も謝ったんですけど・・
マドモアゼル愛:
だから、その真剣さっていうの、伝わっていないんだよね。
あなたが真剣なのは分かるけど、真剣な態度が出てこないから、だめなのよ。
相談者:
ああ、そうですか。
マドモアゼル愛:
うん、だから、ここは、やっぱり、表現するっていうのも、愛情なんだよね。
やっぱり、男女関係というのは、どこかで、やっぱり、お前を求めてんだ、っていう真剣さが必要なときがあるんじゃないの?
相談者:
ああ。
マドモアゼル愛:
奥さんは、はっきり言って、怒り通してるってことは、早く謝れ、って言ってることなんですよ。
謝るというか、説明して欲しいのよ、納得するように。
相談者:
ああ、納得う・・そうですよねえ。
マドモアゼル愛:
そのときに、一番、原始的だけど、やっぱり、俺は、前と変わらず、お前を求めたいんだ、っていう前提があるとさ、それは無碍(むげ)に出来ないと思うよ、女の人も。
相談者:
ああ、そうですか。
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
もっと話した方がいい・・
マドモアゼル愛:
だから、お土産だって買ってきたことないんでしょ?
この8ヶ月。
相談者:
ないですね。
マドモアゼル愛:
ね、肩を揉んであげたこともないわけでしょ?
相談者:
いや、ないですね。
マドモアゼル愛:
そういうことを気づいていくことで、「ああ、あのバカ、私に何か話そうとしてんだな」、ということが伝わっていくわけよ。
相談者:
ああ、そうなんですか。
マドモアゼル愛:
だから、「こんなケーキ要らないわよ」、って、投げられて当然のケーキを何回も買って行かなくちゃいけないのよ。
じゃ、今度、こっちのケーキがいいかもしれないなあ、て言って、5回も6回も、そしたら、最後は笑い返したくなると思うよ。
相談者:
いやあああ、そういうこと、したことないんで。
マドモアゼル愛:
だから、表現がないのよ。
もう一回改めて、っていう熱意がさ、全然ないよね、話方にしろ、何にしろ。
相談者:
ああ。
やっぱ、今回の件に関しては、悪いのは私ですよね。
マドモアゼル愛:
悪いっていうか、不信を買ったというのはミスだよね。やっぱり。
相談者:
不信、そうなんですよ。
マドモアゼル愛:
それに対して、何らかの対処をしなくちゃいけない、っていう義務があるよね。こっち側には。
相談者:
ああ、あまりにも私は、自分の行為を・・正当化じゃないですけど、そんな悪いような話じゃないって思い込んでいた・・
マドモアゼル愛:
こちらはそう思い込んでいいけど、むこうはそう思っていないってことが大事なんですよ。
相談者:
ああ、むこうは思っていないですよね、◆△%&■◎3
マドモアゼル愛:
それが私のことを思ってない、ってことになるんじゃない。
相談者:
ああ。
マドモアゼル愛:
要するに納得できないんだよ。
何か不信を感じて、やって、結局、生活も変わらない。
何も相手からのリアクションもないんだ、っていうことで、自分なんか、ないがしろにされてる怒りがあるわけよ。
相談者:
確かに・・休みとかは・・自分のこと・・やっているんで、あまり、構わないっていうか。
マドモアゼル愛:
欠乏感があるわけよ、あいつめ、っていう。
それを埋め合わせるプラスが何も無いのよ。
納得できないんですよ。
相談者:
ああ、そうなんですか。
マドモアゼル愛:
そうなんです。
だって、間違って泣かしちゃった子に、飴玉一個あげるとか、抱っこするとか、機嫌取るしかないじゃない、だって。
相談者:
ないですよね、はい。
マドモアゼル愛:
同じことじゃない。
こっちが悪いんだから。
相談者:
ああ。
マドモアゼル愛:
まだ8ヶ月なんだから、いいとこじゃないの?
ちょうど、あなたの態度変える。
とにかく、自分が変わった・・やっぱり、真剣さを見せてあげることで、「ああ、なんだ、あの人、やっぱり、あの人、私のこと、求めてんだな」、ってことでしか、納得できない話じゃないですか、ということが言いたいわけ。
相談者:
ああ。
なんか、分かります。
マドモアゼル愛:
はい。
それで、実行してください、ってことが言いたいわけです。
相談者:
そうですか。
マドモアゼル愛:
ま、僕も理想論ばっか言いましたけども、今井先生にも、女性の目から、また色々違った、お話を聞いてみたいと・・。
(再びパーソナリティ)