アスペルガー症候群、アスペルガー・シンドローム（Asperger Syndrome）は、人とのコミュニケーションに難のある一連の先天性の症状。
オーストリアの医師の名前が由来。

症状の代表例として、情緒の理解に乏しいということがあるが、言葉の字面をそのものの理解は出来ても、意図、場の空気、行間を感じ取るのが難しいとされる。

忘れ物をして先生から「もう絶対しちゃだめよ」と言われたアスペルガーの子どもが、頭で「絶対はあり得ない」と考え込んで「ハイ」と言えなかったり、大人でも儀礼的な言葉と本気の言葉の区別かつかないなど。
これらは軽いアスペルガー症候群と言える。

ただし、アスペルガー症候群自体に知的障害を伴わない。

実際、アスペルガー症候群と診断された人の中には計算力や記憶力などに優れた人も多く、難関大学の出身者、難関資格取得者、あるいは事業の成功者の中にも該当する人はいる。

しかし、その一方で、アスペルガー症候群は自閉症と同一症状分布（スペクトラム）にあるとされ、重度のアスペルガー症候群は軽度の自閉症と言うこともできる。

番組には、アスペルガー症候群の診断を受けて身体障害者手帳の交付を受けた人からの相談や、子どもがアスペルガー症候群であると疑っている親からの相談が寄せられます。