【日曜に読む傑作選】友人の葬式で未亡人に取り立て。オレとAとBとCの男の友情
テレフォン人生相談 2012年3月27日 火曜日
(2017/12/31 記事アップ)
友人Aが友人Bに60万を貸した数日後にBが亡くなり、相談者と友人Cが20万づつAに渡す。
つまり、相談者、A、Cの3人でBの借金を20万づつ負担し合った形。
ところが相談者はBの妻に請求し、返済を拒否されたため、善後策を相談してきた。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 志賀こずえ(弁護士)
相談者: 男49歳独身
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、どうもお世話になります。
今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
えーと、借金ん、のことなんですが。
今井通子:
はい
相談者:
友人が、
今井通子:
はい
相談者:
友人にお金を貸したんです。
今井通子:
はい
相談者:
Aって友人からBって友人にお金を貸したんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
そのBっていう友人が、
今井通子:
はい
相談者:
ちょと亡くなってしまったんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
それで、えーとお、わたしと、あと、もう一人Cっていう友だちがいるんですけども、友人がいるんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
Cっていうのと、わたしとで、えー、Aっていう人に、
今井通子:
はい
相談者:
まあ、痛み分けっていうわけじゃないんですけども、少しずつま、お金え、を、3分の1で・・ずつ、Aの方に払ったんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
Bの友人の奥さんと子どもがいるんですが、
今井通子:
はい
相談者:
その借金の話をしたらば、
今井通子:
はい
相談者:
えーっと、葬式の時に一応話したんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
えーと、その時には、ま、な、えーと「迷惑掛けないようにする」って事で言われたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
えーと、その後お、なしのつぶてなんですよ。
今井通子:
・・はい
相談者:
でえ、Bって友人ん、は、一応職人なんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そして、あの、給料明細とかそういうのは全然一切ないもんですから・・
で、AからBに、お金を貸した時に、借用書を書いてないんですよ。
今井通子:
ああ
相談者:
だからそういう場合に、わたしと、まあそのお、Cっていうのでま、お金を、Aの方に・・お金を出したんですけども、そういうのっていうのは、Bの奥さんの方には請求できないんですか?ってことなんですけども。
今井通子:
はい。えー、まずあなたおいくつ?
相談者:
49になります。
今井通子:
49歳。
相談者:
・・はい
今井通子:
ご家庭はおありですよね?
相談者:
独身ん、です。
今井通子:
あ、独身でらっしゃる?、はい
相談者:
はい
今井通子:
・・で、この、お友だち関係は、
相談者:
はい
今井通子:
仕事関係ですか?、それとも、例えば、あの、地元で・・え、小さい時からの仲間とか。
相談者:
そうですね、学生時代からの友人です。
今井通子:
学生時代からの友人さん?
相談者:
はい
今井通子:
はい。それで、
相談者:
はい
今井通子:
まず・・えー、Aさんが、Bさんに、
相談者:
はい・・はい
今井通子:
貸されたお金の額はいくらですか?
相談者:
えーと、60万です。
今井通子:
で、えー・・これは、その、期限付きだったんですか?、お返しになるのは。
相談者:
大体・・10日ぐらいで返す、予定だったらしいです。
今井通子:
あ、10日間で、返す予定があ・・はい
相談者:
はい
今井通子:
10日以内に、亡くなってしまった?
相談者:
そうなんです。
今井通子:
それで、このお・・Aさんから、Bさんが、お金を、借りられたことを・・あなたが知ったのは、
相談者:
はい
今井通子:
どなたからですか?
相談者:
えーと、Bの方からわたしの方に、相談がありまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、わたしの方ちょっと、お金ないもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
じゃあ、Aの方にちょっと相談したらば、
今井通子:
はい
相談者:
じゃー、わたしのおー・・、ま、口添えもあったもんですから、
今井通子:
あーなるほど、あー、はい、それで、Aさんが、Bさんにお金を貸されたわけ?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい。で、えー次に登場するCさんですが、
相談者:
はい
今井通子:
Cさんは、あなたの・・と、お親しいわけね?
相談者:
・・そうですね、ていうかね、ABC、みんなわたしの友人なんですよ。ていうかみんな、な・・知ってるんです。
今井通子:
お互いに。
相談者:
元学生時代から。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
それで、あなたとCさんが、
相談者:
はい
今井通子:
Aさんに、を説得し?・・痛み分けで3分の1ずつっていう形で・・
相談者:
そうです。
今井通子:
とりあえずは40万を、返したわけね?、20万ずつ。
相談者:
そうです。はい
今井通子:
Aさんも、20万は・・とりあえず負担するという形で。
相談者:
そうですね。
今井通子:
で、これって、お葬式の前え・・なわけですか?
相談者:
そうですね、その時にあの、わたしの方が、
今井通子:
ええ
相談者:
えーと、Bさんの奥さんの方に・・話したわけです。
今井通子:
そしたら「後で何とかします」って言われたんですよね?
相談者:
その時には、えーとお・・いや、わたしの方に、「迷惑を掛けないようにしますから」ってことで言われたんです。
今井通子:
はい。ということは、借金は、返してもらえるものだと思って・・何日か経ったわけね?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん。それからもう一回、奥様の方に行ったら・・
「話聞いてません、知りません」になっちゃったわけですね?
相談者:
そうですね。で、借用書もないってことですから。
今井通子:
も無いと、いうことになって。
相談者:
はい。はい。
今井通子:
そこで、あなたとCさんは、Aさんとも、ま、相談し、
相談者:
はい
今井通子:
3分の1ずつ、とりあえずは・・分けて、
相談者:
はい
今井通子:
お金は戻ってんのよね?
相談者:
・・
今井通子:
Aさんとこに。
相談者:
あーAさんとこには戻ってます。
今井通子:
戻ってるわけですね?
相談者:
はい
今井通子:
・・だけども、これは・・
知らぬ存ぜぬと言われたからしょうがない。あのお、3人で・・支払おうかっていう話ではなく、3人でとりあえず痛み分けにしておいて、
相談者:
そうです。
今井通子:
で、「奥さんの方には請求しよう」って話なんですか?
相談者:
いや、それはわたしい、が、個人的にちょっと納得しないもんですから、どうしたもんかな?と思って、ま、電話差し上げたわけなんですけども。
今井通子:
「3人で、痛み分けにしようよ」って言った時、
相談者:
はい
今井通子:
Cさんも、Aさんも、「しょうがない20万円は泣くか」って思ったわけでしょう?
相談者:
・・そうですね、ま、それは思ったんですけれども。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
だけど、今になって、あなたがこの・・自分の20万円がっていうこと?
相談者:
・・そうですね。ま、自分が・・っていうか、ま、結局みんなそれは、ま、口には出してないですけれども、やっぱり各自みんなそれぞれえ・・思ってると思います。
なんで、うちらが、その・・60万っていう、金額が出てるわけじゃないですか?
今井通子:
うん
相談者:
うん、それをなんでうちらが泣かなくちゃならないのか?と。
今井通子:
で、こういうものについて、
相談者:
はい
今井通子:
えー、返してもらいたいわけね?
相談者:
そうです。
今井通子:
すと「返してもらうには何かの手立てはありますか?」というのがご質問?
相談者:
そうです。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の、志賀こずえ先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、よろしく・・
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
年越えて悩み抱えている人も
無事に年越し迎えられる人も
管理人さんも
良いお年を
俺とABCで、なぜにBが主役の話としたのか・・で察し