【日曜に読む傑作選】最悪の選択をし続けた未婚の母。飯食う男は何者なのか?

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは。よろしくお願いします。

大原敬子:
いいえ。あのう今日お話を伺っていて

相談者:
はい

大原敬子:
なぜ今

相談者:
はい

大原敬子:
こんな相談を来たんだろう‥って私はふと思ったんです。

相談者:
はい

大原敬子:
結論から言いますと
これはあなたの中の

相談者:
はい

大原敬子:
感情がですねぇ

相談者:
はぁ・・

大原敬子:
今すごく揺れ動いていて

相談者:
はい

大原敬子:
もしかしたら今、その坊やちゃんの

相談者:
はい

大原敬子:
お父様との関係が、上手くいってないんではないかと私は思ってるんです。

相談者:
◆#$%□

大原敬子:
きついこと言って申し訳ないんですけども

相談者:
いいえ

大原敬子:
これはあなたが今、目覚めるときじゃないですか?

相談者:
はい。私もそれを思います。

大原敬子:
もっときつく言うと

相談者:
なので・・はい

大原敬子:
子供を、うーん・・・・盾に

(ウォン、ウォン、ウォン)
(ワンワン)

相談者:
はい

大原敬子:
あなたのプライドが生かされる、・・今後の付き合い方を
考えてんじゃないですか?

相談者:
うーん

大原敬子:
違いますか?

相談者:
はい・・そう・・です・・そうです。

大原敬子:
そうでしょう?

相談者:
はい

大原敬子:
・・で、伺いますけどもぉ
お子さん産んだ時からずうっと、相手の方は来てたんですか?

相談者:
いいえ。違うんです

大原敬子:
いつから?

相談者:
・・小学・・校高学年からです。

大原敬子:
いじめはいつからですか?

相談者:
・・・・ん・・そうですねぇ・・はい、考えてみれば。
最初はほんとに覚悟を決めて産んだんですが

大原敬子:
好きだったのねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
うーん・・

相談者:
で‥時がたつにつれてぇ

大原敬子:
うん

相談者:
彼も、こちらを大事にする気持ちがあるので・・

大原敬子:
こちらっていうのは、この僕ぅ?

相談者:
わ・・ぁ、はいはい、そうです

大原敬子:
だって会ってなかった・・会ってたの?ずっと。

相談者:
はい、ときおり会ってました。
で、自分が父親だということを・・言えずにいたんですけれどもお、いてしまってから・・もう、どちらも取れなくなってしまった状態になってるんです。
で、そこらへんから私は自分の覚悟が

大原敬子:
ちょっと主語しっかりして、ちょっとまって?

相談者:
はい・・

大原敬子:
今あなたが言ってる話し方っていうのはねえ、ちょっときついこと言うんですけどねぇ

相談者:
はい

大原敬子:
「どちらも」とかって言って

相談者:
はい

大原敬子:
曖昧な言葉を言ってしまうと

相談者:
ああ、はい・・

大原敬子:
自分の中にすごい曖昧な答えになるの。

相談者:
はい

大原敬子:
先方のほうの、家族と

相談者:
はい

大原敬子:
私の方の家族の、が、

相談者:
はい

大原敬子:
どちらも選択出来なくなった、この男の人ってことですか?

相談者:
はい、そうです。

大原敬子:
そうですよね?

相談者:
そうです。はい、で、その思いに私も甘んじてしまったところがあって

大原敬子:
あなたが・・その男性のぉ、言葉に甘んじてたの?

相談者:
はい

大原敬子:
そうじゃないでしょ?

相談者:
・・・・んん・・も、あって

大原敬子:
それ嘘・・

相談者:
私も甘えたかったのでそうなってしまったんですけれども

大原敬子:
いい?
ちょっとごめんなさいね。
ほんとにきついこと言ってるのよ?私ぃ

相談者:
はい

大原敬子:
でも、この坊やちゃん助けるには

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが曖昧じゃだめなんですよ

相談者:
はい

大原敬子:
わかるかしら?

相談者:
うん・・わかります

大原敬子:
相手の人が曖昧だった。

相談者:
うん・・

大原敬子:
そして相手の人は、曖昧であるけれども

相談者:
うん

大原敬子:
こちらにも50%愛情をくれた。
そのとき、私はぁこの50%の愛情欲しかったって言うのは、それ噓でしょ?
なぜ相手の人のせいにするの?

相談者:
・・ん・・自分のせいなんですかね・・

大原敬子:
あなたがぁ

相談者:
はい

大原敬子:
その時その時の感情の流れで

相談者:
うん
大原敬子:
相手を・・引いてきたんじゃないの?水を。違いますか?

相談者:
んー・・◆#$%□&▽*+

大原敬子:
そして今は、どうしたらいいでしょう?、でしょ?

相談者:
そうです。
そうだと思います。

大原敬子:
最初に、産んだ時には

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの決意って意志でしょう?

相談者:
はい

大原敬子:
いつもそれを覚えておいてなきゃいけないんですよ

相談者:
そうですね

大原敬子:
私もそうですけどね?

相談者:
はい

大原敬子:
人生がどうにもならなくなってしまうときっていうのは、

相談者:
はい

大原敬子:
最初の種をねぇ

相談者:
はい

大原敬子:
忘れてしまうんですよねえ

相談者:
はい・・・・ああ、そうです

大原敬子:
あなたが本っ当に好きな人の子供を産んだとしますね?

相談者:
はい

大原敬子:
覚悟してますよねえ?

相談者:
うん

大原敬子:
一緒になれないことわかってますよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
でも、大っ好きな、ほんっとに心から、体で張った、愛した男性の子供ですよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
毎日その笑顔を見ればわかりますよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
その人と一緒にいる感覚もわかりますよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
その時に、このお父さんの名前を、この曖昧な関係でこの子に話そうと思いますかしらねえ?

相談者:
そう・・ですね・・そうですね・・

(わん)

大原敬子:
せめて18歳までは

相談者:
うん

大原敬子:
私は、好きで選んだこの道を

相談者:
はい

大原敬子:
子供の選択はないんですよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
そしたらこの、好きで、どれだけの、その覚悟が・・覚悟っていうのは、子供からも非難来るかもしれないけれども。

相談者:
はい

大原敬子:
子育てって不思議なものでねえ、
(ワンワン)
親が精一杯した時はねえ
(ワンワン)

相談者:
はい

大原敬子:
子供って感謝しかないんですねぇ
あれ不思議ですね。

(ワンワン)

相談者:
はー・・はい

大原敬子:
ところがね

相談者:
はい

大原敬子:
お母さん好きで産んだ子で、仕方がなかったのよ。とか、

(ワン)

ごめんなさいねって言ったときにぃ

相談者:
はい

大原敬子:
子供は自分の存在無くなるんですよ。

相談者:
はいぃ・・・・

大原敬子:
あなたがね・・ず、とってもねえ、今・・
いじめいじめとおっしゃってますけどもお

相談者:
はい

大原敬子:
この、お子さんは・・

相談者:
はい

大原敬子:
・・ほんとのいじめじゃないですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
何か問題を作らないと

相談者:
うん

大原敬子:
あなたがこっちに振り向いてくれないから

相談者:
うんうん、はいはい

大原敬子:
知ってたでしょう?あなた

相談者:
はい
わかります

大原敬子:
だって、年に二回なんて有り得ないですもの。

相談者:
はい・・そうですね

大原敬子:
つまりお子さんは、「いじめられたよ、お母さん」、
「こうだよ」って見る。

相談者:
はい

大原敬子:
と、お母さん、「そうだね」、
「あ、やっぱりこれ、ぼくのお母さんかなあ」・・っと彼は思うんですよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
ところが昼間、あれ?なんだわけのわからないオジサンが来て。って

相談者:
はい

大原敬子:
しかも、小学校はいいんですけども。
これ高1高2になると、父親憎みますよ?

相談者:
はい

大原敬子:
あなた、この産んだ子にぃ、憎しみの心を育てるんですか?

相談者:
はい・・

大原敬子:
ねえ

相談者:
はい

大原敬子:
・・

相談者:
・・

大原敬子:
嫌でしょう?

相談者:
はい

大原敬子:
・・

相談者:
・・

大原敬子:
今日の相談は

相談者:
はい

大原敬子:
どおーにも彼が

相談者:
はい

大原敬子:
こちらのほうに傾いてくれない
そのうちにだんだん子供が変になってきた。

相談者:
・・・

大原敬子:
それじゃないですか?
だってこれなりますもん、彼。

相談者:
はあぁ・・・

大原敬子:
・・

相談者:
・・

大原敬子:
この、お父さんて人?

相談者:
はい

大原敬子:
お父さんでは無いですよ?

相談者:
はい・・はい、はい、そうです。

大原敬子:
そうでしょう?

相談者:
はい

大原敬子:
それを、お父さんとさせる、のは
お子さんの為ではなくって、あなたが一度は味わってみたい、家庭生活だと思うんですけども

相談者:
はい

大原敬子:
どうぞ、この私の話の中で、もしですね?

相談者:
はい

大原敬子:
少しでも心当たりがあったならば

相談者:
うん・・

大原敬子:
それ頭に入れていただいて、この彼との関係を、子供をとるか?

相談者:
はい

大原敬子:
男性を取るか?ですよ、きっと。

相談者:
はい

大原敬子:
そこにくると思いますけども

相談者:
はい

大原敬子:
ちょっと加藤先生に伺ってみますね
先生・・

相談者:
はい。

(再びパーソナリティ)

「【日曜に読む傑作選】最悪の選択をし続けた未婚の母。飯食う男は何者なのか?」への6件のフィードバック

    1. 「あいまい」を意味する「玉虫色」という言葉をよく思い出しますが、いつの時代もよく使われますよねえ。白黒つける、これが理想なのですが。
      とはいえ、未婚、まさにシングルマザーですが、不倫がらみじゃ縁起でもないので、僕もその相手とはもう関わらない方がいいかなあと思います。

  1. 8年前の相談の再発掘ありがとうございます
    母の日に横っ面を張られたような衝撃的な内容でした

    相談者、不倫相手への未練が数年前に再燃したんだろうなあ
    大原先生の看破通り、まさに子どもを盾にとって(来てくれないとバラすよぐらい言ってるかも)、男をこちらの家につなぎとめてる状態だろう
    加藤先生に「成就したい!」って断言したのも、相手の男を手に入れたい!って情念の表明に聞こえた

    それだけ息子を不安定な状態にさせといて、強くなれもなかろう
    大体、謎の男と母親と息子の食事中、会話とかあるんだろうか
    食卓を囲む息子がどんな気持ちか、相談者は考えたことがあるか
    「不登校は家族に原因がある」のテンプレどおりじゃないかな

    こんな優柔不断な男、DNA鑑定上はともかく、決して「父親」じゃない
    同じように、相談者も断じて「母親」じゃない、家族ごっこがしたいだけの無責任なエゴイストだ
    今はどうなっているやら・・・

  2. まさに、日曜に読みたい傑作選でした‼️
    管理人さま、いつもありがとうございます
    てか、8年前の相談を覚えていらっしゃるあたり、さすがテレ人のプロですな

    最後のBGMが劇的で、相談者の心情を表すかのよう
    8年後、心やさしかった息子ちゃんはどんな若者に成長したのか。興味深々です
    相談者が直後に曖昧男を断ち切ったおかげで、そのままやさしくて健全な青年になっているといいな(就活で内定をもらったか、社会人になってお母さん「やれやれ」といったところ?)。あるいは、どこかで荒れたけど「雨降って地固まる」とかを願います

  3. 大原先生の言葉に泣いた。
    精一杯子育てすると、こどもは感謝しかない
    いい言葉だなぁ。

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