母の二の舞を演じようとする 実直すぎる工場経営者

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
初めまして、高橋龍太郎です。

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いいたします。

高橋龍太郎:
こんにちは。

ま、今のお話を伺ってると、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
悪いように考えてしまうっていうお話なんですが、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
客観情勢が悪いので、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
ウツのせいで、悪いように、悪いように、考えてるというような、印象はあんまり受けないです。
ただ・・

相談者:
ああ、そうですか。

高橋龍太郎:
あなたが・・ウツになりやすい・・すごく生真面目な・・責任感をもの凄く、背負って立つ・・そういうタイプの人なので、

相談者:
はあ、はあ。

高橋龍太郎:
客観情勢が、凄く、刻々と悪くなっているときに、どうしても否定的な立場に立ってしまうていう状態。

相談者:
ああ、なるほど。

高橋龍太郎:
しかも、その状態について、誰も相談相手がいなくて、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
言ってみれば、そのお、自分が、客観的な情報をなかなかもらえないような状態になっているということは、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
この先、今ある、軽いウツ状態ですね、要するに、判断が否定的になってしまう、それが、どんどん進行してしまう可能性がある。
しかも・・

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
その進行する先に、あなたが責任感が強いあまり・・

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
自殺もしかねない、そんな選択をしかねない、っていう恐れが、凄くあるので、

相談者:
ああ、そうなんですか。

高橋龍太郎:
ええ。
ですから、心療内科や、精神科医の先生に、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
行って、そういう、今のお話をよく聞いてもらう、っていうのがまず第一。

相談者:
なるほど。

高橋龍太郎:
で、なぜかと言うと、あなたが・・それこそ、お母さんが30年前に・・苦しんで、農薬自殺した息子だよ、っていうことを、30年間背負い続けながら、生きたきたことを、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
あなたのお子さんたちには、絶対にさせちゃいけないので、

相談者:
そうですね。

高橋龍太郎:
ね?
だとすれば、そういう・・一つは、そういう、精神科や、診療内科の専門医のアドバイスを受けるということと、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
それから・・従業員は今、何人くらい、いらっしゃるんです?

相談者:
若い子の4人で・・

高橋龍太郎:
若い子4人?

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
若い子は何歳くらいですか?

相談者:
30・・後半ですね。

高橋龍太郎:
ま、でも、(まだ)30後半ですもんね。

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
いくらでも、やり直しが利くので、少々、汚名を着て、例えば地域の銀行に・・もう、返す・・方法がなくなってしまった、っていうことでも、全然、恥ずかしくもなんともない。

相談者:
あ、そ・・

高橋龍太郎:
うん。
返せるものを・・じゃ、まあ、解散して・・借金残ったとして、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
法律的には、それ、自己破産で、全然問題ないと思いますけれど。

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
そっから先、あなたが、一サラリーマンとして働いて、みんなで生きていけばいいじゃないですか。

相談者:
・・

高橋龍太郎:
ただし、そのためには、相談者が必要なので、法律的な相談者と、

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
それから、えー、もう一つは、精神面での相談者。

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
この2人は見つけられた方がいいですよ。

相談者:
あ、はい。

高橋龍太郎:
そしたら、陰に陽に、いろんな形で励ましてくれますから、全部自分で背負わないこと。

相談者:
はあ、はい。

高橋龍太郎:
そのために、世の中に専門家が沢山いるんですよ。

相談者:
はい。

高橋龍太郎:
ね、是非その、精神科医と、金融関係、もしくは法律関係の門を叩いてくださいな。

相談者:
はい、分かりました。

高橋龍太郎:
ぜんぜん、悲観的になる必要ない。
ここまで、頑張って来られたんだから。
不名誉でもなんでもないと思います。
堂々たる人生ですよ。

相談者:
ありがとうございました。

(再びパーソナリティ)

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